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ノースマホノーライフ
”スマホはペンよりも強し”2020年、とある凡庸な偉人が言った言葉だ。意味はよく知らない。
剣を握って戦っていた時代は終わり、ペンを握って勉強していた時代も終わった。そして僕らがいま握ってるものは、小さいが賢く無機質なただの機械である。僕らは一生懸命にそれを握っている。恐らく、愛する人の手よりもずっと長く、大切に握っている。どうして?
その答えは宇宙の謎を解くよりよっぽど単純だ。
便利だから
あたりまえを疑ってみた。
当たり前のことは当たり前にやりなさい。
人生で何回かは耳にする言葉だ。母親に言われたか、学校の先生に言われたか、それとも頭の固い会社の上司かもしれない。僕も高校の先生に、当たり前のことを一生懸命にやれと言われたことがある。
僕ら日本人は「当たり前」という言葉をよく使う。そんなのあたりまえじゃないか。ほら、今まさに使った。世間には当たり前体操や当たり前ポエムなどもある。
では「当たり前」とはどんな
日本は素晴らしい国だ
多くの外国人が「日本は素晴らしい国だ。」と口にする。”クールジャパン”という言葉にもあるように、日本には外国人から魅力的に見えることがたくさんある。僕ら日本人も、自国が素晴らしいと感じている人も多いはずだ。しかし、僕は生まれてから20年間ずっと生きてきたこの国を、一度も素晴らしい国だと感じなかった。たった数日間、日本を訪れた観光客ですら気づけることを、20年かけても気づけなかった。なぜなら、僕にと
もっとみるあたりまえの素晴らしさ
日本は素晴らしい国だ。日本を訪れる多くの外国人がその言葉を口にする。”クールジャパン”という言葉にあるように、外国人から魅力的に見えることが日本にはたくさんある。僕ら日本人にも、日本は他の国に比べて素晴らしい国だと感じている人も多いはずだ。しかし、僕は生まれてから20年間ずっと暮らしてきたこの国を、一度も素晴らしい国だと感じなかった。たった数日間、日本を訪れた観光客ですら気づけることを、20年かけ
もっとみる助かったはずの223の命
ほんの一瞬で世界が変わった。2016年4月14日午後9時26分、震度7の地震が熊本県を襲った。益城町を中心に甚大な被害が生じたが、これはまだ悪夢の始まりに過ぎなかった。
「(14日より)大きな地震はこないだろう。」
誰もがそう思っていた。しかし、彼らは突然やってくる。2日後の16日午前1時25分に、追い打ちをかけるように「本震」が発生し、益城町と西原村で再び震度7を記録した。僅か28時間のうちに震
令和から昭和へタイムスリップ、時代を感じる喫茶店
平成が過去の時代となり、新たに令和が始まった。そんな時代に、昭和から30年以上続く喫茶店が東京の板橋にある。
東武練馬駅から6分ほど行くと、現代には珍しい昔ながらのスクーターが見えてくる。窓の向こうの世界に興味を持ち、恐る恐るドアを開けてみる。
お店に置いてあるものは全て当時の本物。
静かで小ぢんまりとした店内には、昭和に流行した雑貨やポスターが所狭しと並ぶ。目に入るもの全てが新鮮で、頭には
レトロな雑貨に囲まれて一休み
珈琲屋らびっと
昭和の雑貨やポスターが並ぶ、駅から徒歩6分の30年以上続く老舗喫茶店。美味なコーヒーを450円で味わえ、気さくな店主と何気ない会話を楽しむ。一人でのんびりと午後のひと時を過ごしたい店だ。
こぢんまりとした店内にはテーブル席が3つ。
並んでいるものは全て昭和当時の本物。
住所 東京都板橋区徳丸3丁目13-10
営業時間 11:00~21:00
定休日 毎週水曜日