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できることとできないこと
白い砂浜に足を踏み入れた とてもやわらかい砂で 足を優しく包み込んだ
風は春の匂いをのせてわたしへと届く
わたしは歩くことができる わたしは生きることが できる
でもわたしにはできないこともあって できることもある
できることとは こうやって書いたり 何かを作ったり それが価値のあるものなのかは今だにわからないけれど わたしは全力で愛を注ぎたいと願う
がんばれなんて言葉は
もうあなたにかけられない
息をするように嘘をつく
息をするように嘘をつく
あれからどれくらい嘘をついただろうなんて考えたりもして
そのあとに脳は都合よく解釈し変換、その嘘は忘れられ
そして、無になる
そしてまた足を前に進める
いったいそれで何を手にしただろう
いったいそれで何を見つけたのだろう
ズタズタになっているのは自分の心だと気づきもせず
肺にまとわりついたタバコのヤニのように
あなたの中に蓄積されている忘れ去られた嘘の数々
自分の心が破壊されることの意味
透けた黒い酸素に
自分の体が溶け合わさっていくようで
そのときとても生き苦しい
だけれど、大切なものが
その中で小さく輝くから
わたしの目から光は奪われない
目の前にある光が
わたしの目へと反射し届く
たとえば、わたしの全てがその透明な黒い酸素に飲み込まれ
目から光がなくなったとき
わたしは全てを遮断した
遮断された
わたしの1つ1つの細胞
細胞レベルでフラッシュバック
とげとげに尖った鉛筆のように生きる
とげとげに尖った鉛筆のように生きる
鉛筆は少し使うと丸みのある姿を見せる
尖り切ってしまえばあなたの心奥底にぐさりとささる
丸みをおびた鉛筆は
優しさゆえにあなたへと深く突き刺さらない
優しささえあればなんとかなると思っていたけれど、どうやらそうではないみたいだ
死ぬほど悔しくて苦しくて
当たり前なんて1つもないと何回も言うのは
当たり前に動かないものをまりあがもってるから
当たり前なんて1つもないと何回も言うのは
当たり前だよと笑う人たちが人間に見えないから
まりあが言う当たり前は、仕事ができて当たり前とか
そういうことじゃなくて
体が動くことが当たり前じゃないと思うから
そう何回も言うようにしている
体が動かなければ
「あなたは誰の為に命を使うの?」と言われてから自分の為に使うようになった
「あなたは誰の為に命を使うの?」
こんな言葉は、日頃あまり聞かないかもしれない。でもまりあは
よく聞く日々を送っている。
暗いとか思われるかもしれないけれど、これはちっとも暗くないとまりあは思うんだ。
・・・生きることを文字に変える・・・
生きてるって、
たとえば、「目の前に人が立っている」と
ああこの人生きているんだなあ・・・とわかる
(まりあは幽霊は見えない)
そもそも、生きているだけで価値があるとまりあは思っているから
物質的なものへのこだわりが人より少ないのかもしれない
そりゃあ、アニメONE PIECEが好きだからグッズ見たらほしくなる
かわいい服をみたらそりゃ欲しくなる
でもそれで満たされている時間は決ま