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日々、思うこと

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歳はとらずに重ねたい

歳はとらずに重ねたい

20代の頃は漠然と歳ってとりたくないと思っていた。
体力は落ちると聞くし、見た目だってどんどん下降する一方だと思っていた。

30代半ばになって、確かに小ジワが増えたり寝不足が翌日に響いたりするようにはなったけど、良いこともたくさん見つけた。

それは何より経験値が上がること。
小さい頃に容姿やよく泣くからといじめられたり、マウントを取られやすかったりして対人関係が苦手だった私も、この歳になれば「

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母はアスペルガー症候群なのか?

母はアスペルガー症候群なのか?

心理学と私の経歴

私は大学時代スクールカウンセラーになることを目標として臨床心理学を学んでいた。

結論から言えば私は、在学中に発症した姉の精神疾患を間近で支えた経験から、カウンセラーは仕事にするには向いていないと感じ、認定心理士だけを取得してアパレルの販売員になったのだが、大学で学んだことはとても人生において大きな収穫があった。

自分の生活のなかで感じていた違和感や、今なら名前がつくであろう

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あなたはgive?take?

あなたはgive?take?

先日面白い話を聞いた。

人には2パターンあって、ギブ派とテイク派があるらしい。

そう言われてみれば、大体の友達はどちらかに振り分けられるなと思った。

ギブ派の人(与える側)

私もどちらかというとギブ派に入るのだが、人が困っているのではないか?と思ったらすぐに駆け寄って声をかけてしまうタイプだ。

困ってるだけでなく、何かしてあげたら喜んでくれるんじゃないか?と思ったらもう次には行動に出てし

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性別を伝えた時の周りの反応

性別を伝えた時の周りの反応

1人目が娘で、今回第2子が男の子だとわかった。姉と弟の兄弟になる。

性別は妊娠を知らせていた親族に知らせたのだが、年配の親族の反応はわたしには疑問が残ることがたくさんあった。

私も夫も健康に生まれてきてくれれば性別はどちらでもいいと思っているだけに、周りから否定的な意見を聞くのは腑に落ちなかった。

否定的な意見​

「姉妹の方が仲良くて良さそうだけどね」

男女の兄弟だと一緒に出かけたり仲良

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子どもにとっての大切なクリスマス

子どもにとっての大切なクリスマス

家族によって違うサンタ​

私の家にはクリスマスにサンタが毎年来てくれていたが、自分の望んだプレゼントがそのまま置かれていたことは記憶にない。

今でも姉とクリスマスの話になると、「教育のためにっていう理由で全然望んでるのと違うのがきたよね」と言う会話になる。

そう、大抵絵本であったり時には日本地図のパズルであったりした。

もらったもので楽しんではいたが、なんというかサンタは別にほしいものをく

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親孝行は誰のため?

親孝行は誰のため?

娘が生まれて、親孝行ってなんだろうと考えることが多くなった。

私が小さかった頃、よく近所の大人から親孝行しなくちゃねと言われていた覚えがあるが、私にとって親孝行とは?と思うきっかけになったエピソードがふたつある。

「親孝行のために子供を産んだ」という母​

祖母は子どもが大好きで、母には「産んだら私が面倒見るから産むだけでいい!」と言っていたほどだった。そして実際姉が生まれた時、母は祖母に預け

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孫を育てるような育児

孫を育てるような育児

私は娘を育てるようになっておばあちゃんが孫を育てるような、そんな育児をしたいと思うようになった。

母子関係というのはどうしたって距離が近い。外出先で子供がはちゃめちゃなことをすれば母親に白い目が向けられる。だから、娘にはこんなふうにしなくちゃいけない、あれはしちゃダメ、こんなふうに育って欲しいとあれこれ考えすぎてしまうしふと言いそうになる。

私の両親は躾にかなり厳しかった方だと思う。おそらく今

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コロナと伝統的行事

コロナと伝統的行事

サイレントクリスマス​

私たち夫婦の結婚記念日だった昨日は、家で家族3人揃ってご飯を食べていた。

いつもより手間をかけて作ったご飯を、娘も夫も美味しい美味しいと食べてくれて、とても楽しい時間だった。

娘が生まれてからはランチ時に娘を家族に預けて夫婦で食事をするのが年に一度の楽しみなのだが、これだけコロナが流行っていると行きたいと言う気持ちより家でおとなしく安全に過ごすのが優先だと思った。

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