研究太郎

趣味でフス戦争の研究と、前世探究をしている者です。主にチェコ語の論文や歴史書を翻訳して…

研究太郎

趣味でフス戦争の研究と、前世探究をしている者です。主にチェコ語の論文や歴史書を翻訳して情報を収集しております。右手が少し不自由です。

記事一覧

固定された記事

中間自己紹介、の話

さて。 私の書いた記事も多くなってまいりましたので、初期のほうの記事を掘り返して読んだりするのも大変になるかと思います。 ので、最近私を知ったという方に対して、…

研究太郎
1か月前
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そう言えば、私って右手が不自由なんですよ、の話

自分の中ではすっかり定着してしまっていますが、そう言えば私って、右手が少し不自由なんです。 今回はその話をしましょう。 怪我の描写があります。閲覧注意。 それは…

研究太郎
11時間前
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父母を許し、認める、の話

先週は母の日。 今週は父の日。 母の日には、母が好きなティーカップのセットをプレゼントしました。 陶器の専門店へ行き、店員さんに許可を得てティーカップの写真をいく…

研究太郎
3日前
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言葉はわからずとも、の話

嬉しいことに、たまにYouTubeで「フス戦争」についての解説動画を見つけることがあります。 もっぱら外国語で、何を言ってるかはほとんど分かりません。ですが、動画の作…

研究太郎
5日前
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チェコからのメッセージ、の話

中世のチェコで起きた「フス戦争」について調べはじめて早5年。 当時の裁判記録が閲覧できるサイトを見つけ、そこに書いてある文章をスマホで翻訳したら、設定を間違えて…

研究太郎
6日前
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予測可能、回避不可能、の話

歴史を研究していると、現代でも過去と似たようなことが繰り返し起こっているなぁ、と感じることがあります。 前世も例外にあらず。 私の前世である「アレシュ・リーズン…

研究太郎
13日前
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スピリチュアルについて思うことつれづれ、の話

この世界はいくつものパラレルが、薄いレイヤーのようにたくさん重なって出来ている、というのが、最近の私が持つ世界観です。 この瞬間瞬間に世界は分岐していて、、、と…

研究太郎
2週間前
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人生を支えてくれた歌、の紹介

私がこれまでの人生の中で、しんどかったり、落ち込んだりした時に出会い、励ましてもらったり勇気をもらったりした歌たちを紹介します。 どれもYouTubeで視聴できると思…

研究太郎
2週間前
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350年後、の話

フス戦争が終結したのは、諸説ありますが1434年、または1437年とするのが一般的です。 前者はフス戦争の最終的な会戦である「リパニの戦い」において穏健派と主戦派の戦い…

研究太郎
3週間前
18

マーケティングするざます、の話

さあ。 出版を夢見る私であります。 出版することが目的ではなく、本が売れて、読者の役に立つことが最終目標です。 そのため、どんな本をどんなふうにしたら売れるのか…

研究太郎
3週間前
13

また不思議タイムでございますよ、の話

さて、今回はこちらの記事の続きでございます。 不思議の舞台は1434年のチェコの裁判記録です。 暫定的に、『1434年クトナーホラ議定書』と呼ばせていただきますね。 こ…

研究太郎
3週間前
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検索ワード、の話

最近の私は、noteでキーワード検索をかけて記事を漁るのが楽しみになっています。 検索ワードその① 「前世」 私と同じように、自分の前世について研究している人がいな…

研究太郎
3週間前
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過去世の記憶、の話

私には過去世や前世の記憶はありません。 おわり。(笑) じゃなくて、私が自分の前世に興味を持ち始めたのは2019年のことなので、けっこう大人になってから厨二病を患っ…

研究太郎
3週間前
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これが、こうじゃ。の話

最近、チェコのマサリク大学の関連サイトであるらしいAHISTというサイトを良く利用しています。 15世紀のチェコで起きた裁判記録がテキスト化されていて、一般人でも閲覧…

研究太郎
4週間前
19

記事一覧:前世探究とヒプノセラピー

研究太郎
4週間前
9

アレシュの手紙、の話

もう今さら驚かないのですが、1434年にアレシュ・リーズンブルクが書いた手紙を発見しました。 (注:アレシュ・リーズンブルクとは、研究太郎の前世と思われるボヘミア貴…

研究太郎
1か月前
15
中間自己紹介、の話

中間自己紹介、の話

さて。
私の書いた記事も多くなってまいりましたので、初期のほうの記事を掘り返して読んだりするのも大変になるかと思います。

ので、最近私を知ったという方に対して、改めて自己紹介をさせていただきますね。

私は福島県在住の40代男性です。
フス戦争という、15世紀のチェコで起きた戦争についての研究を、趣味でやっております。

そのきっかけは少々変わっておりまして、数年前になんとなく受けた「前世占い」

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そう言えば、私って右手が不自由なんですよ、の話

そう言えば、私って右手が不自由なんですよ、の話

自分の中ではすっかり定着してしまっていますが、そう言えば私って、右手が少し不自由なんです。

今回はその話をしましょう。

怪我の描写があります。閲覧注意。

それは2017年のことでした。
不注意により、右手の親指をザクッとやってしまったのです。

そりゃあもうザックリやってしまい、地面には血溜まりができました。神経も筋もやられ、骨にまで到達する深い傷です。

出血を必死になって止めて、人を呼ん

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父母を許し、認める、の話

父母を許し、認める、の話

先週は母の日。
今週は父の日。

母の日には、母が好きなティーカップのセットをプレゼントしました。
陶器の専門店へ行き、店員さんに許可を得てティーカップの写真をいくつか撮影し、LINEで母に画像を送り、好きなものを選んでもらってそれを買いました。

店の奥から店主さんが来て、一連のやりとりに感銘を受けたと言ってくださり、値段を少しオマケしてくれました。

ティーカップセットは母のお気に入りとなり、

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言葉はわからずとも、の話

言葉はわからずとも、の話

嬉しいことに、たまにYouTubeで「フス戦争」についての解説動画を見つけることがあります。

もっぱら外国語で、何を言ってるかはほとんど分かりません。ですが、動画の作りがとても凝っていて、画面を見るだけで「これは◯◯の戦いのことを言ってるんだな」というのが分かって、大変にありがたいものです。

そんな動画作成の方へのリスペクトの気持ちはありつつ、しかし同時に「それ違うざます」と指摘したくなる気持

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チェコからのメッセージ、の話

チェコからのメッセージ、の話

中世のチェコで起きた「フス戦争」について調べはじめて早5年。

当時の裁判記録が閲覧できるサイトを見つけ、そこに書いてある文章をスマホで翻訳したら、設定を間違えてシッチャカメッチャカな日本語に翻訳されてしまった、という現象がたびたび起こります。

不思議なことに、そのシッチャカメッチャカな翻訳の中に、突如としてメッセージ性の強い文章が現れたりするのです、というのを、過去の記事でもいくつか紹介しまし

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予測可能、回避不可能、の話

歴史を研究していると、現代でも過去と似たようなことが繰り返し起こっているなぁ、と感じることがあります。

前世も例外にあらず。

私の前世である「アレシュ・リーズンブルク」は地方の貴族でした。
貴族社会にも序列がありましたが、ボヘミアはいわゆる「公爵」や「男爵」などの爵位にはよらず、家柄の血筋や経済力による、暗黙の序列といったものでした。

で、アレシュの家柄はさほど権力のあるものではなかったので

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スピリチュアルについて思うことつれづれ、の話

スピリチュアルについて思うことつれづれ、の話

この世界はいくつものパラレルが、薄いレイヤーのようにたくさん重なって出来ている、というのが、最近の私が持つ世界観です。

この瞬間瞬間に世界は分岐していて、、、というか、世界はもともと無限に分岐したものが既に用意されていて、それを感知する「魂」が、積層されたレイヤーの間を行き来している、というイメージです。

パラレルもたくさんのバージョンがありますが、類似しているレイヤーが重なった所はより鮮明な

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人生を支えてくれた歌、の紹介

人生を支えてくれた歌、の紹介

私がこれまでの人生の中で、しんどかったり、落ち込んだりした時に出会い、励ましてもらったり勇気をもらったりした歌たちを紹介します。

どれもYouTubeで視聴できると思うので、良かったら検索してみて下さい。

(アーティスト名は敬称略)

★たむらぱん
「きづく」

一生懸命にやってきたことが、全く報われない!と思って絶望しかけたときに勇気をもらった歌です。

フス戦争で辛い思いをしたアレシュの気

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350年後、の話

フス戦争が終結したのは、諸説ありますが1434年、または1437年とするのが一般的です。

前者はフス戦争の最終的な会戦である「リパニの戦い」において穏健派と主戦派の戦いが行われ、フス派の主戦派が敗北したことにより一応の終戦とする説です。ちなみに、この戦いで穏健派の総大将をつとめたのがアレシュ・リーズンブルクです。

後者は、リパニの戦いを生き延びたフス派の残存部隊の首領が斬首され、それをもってボ

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マーケティングするざます、の話

マーケティングするざます、の話

さあ。
出版を夢見る私であります。

出版することが目的ではなく、本が売れて、読者の役に立つことが最終目標です。

そのため、どんな本をどんなふうにしたら売れるのかを、あれこれ考えるごっこをしてみようと思います。

まずは、本のジャンルと読者ターゲットのマーケティングから始めましょう。

私が出版しようとする本のジャンルは、ざっくり言うと「スピリチュアル系」に分類できると思います。

読者ターゲッ

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また不思議タイムでございますよ、の話

さて、今回はこちらの記事の続きでございます。

不思議の舞台は1434年のチェコの裁判記録です。
暫定的に、『1434年クトナーホラ議定書』と呼ばせていただきますね。

このクトナーホラ議定書のチェコ語の本文をスマホで翻訳したとき、設定をちゃんとしなかったがゆえにシッチャカメッチャカな日本語訳になってしまった、というのがそもそもの発端。

で、そのシッチャカメッチャカな翻訳の中に、前触れなしにメッ

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検索ワード、の話

検索ワード、の話

最近の私は、noteでキーワード検索をかけて記事を漁るのが楽しみになっています。

検索ワードその①
「前世」

私と同じように、自分の前世について研究している人がいないか探しているんです。
なかなか居ませんけどね(笑)。

けど、ヒプノセラピーなどで見た前世の景色などの投稿があると私は喜び、大変興味深く読ませていただいております。

いくつかの記事を眺めて分かったのは、スピリチュアル系の前世につ

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過去世の記憶、の話

過去世の記憶、の話

私には過去世や前世の記憶はありません。

おわり。(笑)

じゃなくて、私が自分の前世に興味を持ち始めたのは2019年のことなので、けっこう大人になってから厨二病を患ったことになります。

私には前世の記憶は全く無いのですが、前世を示唆するようなことは、私が3〜4歳の頃にあったのを思い出したので、今回はそれを紹介します。

その時の私は、母に寝かしつけられているところでした。
当時の我が家は大人た

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これが、こうじゃ。の話

これが、こうじゃ。の話

最近、チェコのマサリク大学の関連サイトであるらしいAHISTというサイトを良く利用しています。

15世紀のチェコで起きた裁判記録がテキスト化されていて、一般人でも閲覧可能になっている大変ありがたいサイトです。

そこにあるのは裁判記録というだけあって、歴史書や論文とはまた違ったものを読み取ることができます。

論文や歴史書は、出来事が起こってからしばらく後になって書かれる物がほとんどですが、裁判

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アレシュの手紙、の話

もう今さら驚かないのですが、1434年にアレシュ・リーズンブルクが書いた手紙を発見しました。
(注:アレシュ・リーズンブルクとは、研究太郎の前世と思われるボヘミア貴族)

手紙というか、議事録?でしょうか。

内容は、ボヘミアの都市「クトナーホラ」にまつわるものです。
フス戦争によって、クトナーホラはたびたび激戦区となり、多くの住民が焼け出されたりしていました。

戦乱が収まりつつあった1434年

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