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社会福祉士の面接技法から学ぶ!取材ライティングでインタビュイーの話を引き出すコツ
こんにちは!フリーライターの野里のどかです。私は新卒フリーランスとしてキャリアをスタートし、会社員時代にはフリーランスの養成講座の運営マネージャーとして、200名以上のキャリア相談にのっていました。現在は、ふたたび独立をして、主にIT企業の採用広報記事などを手がけています。
……と簡単に仕事の紹介をすると、「ネットで仕事をしてきた人なんだなあ」という印象を持たれるかと思いますし、実際にそうなので
穴の空いた傘を差している
聞いてほしいことがある。今年の誕生日は、すごく誇らしい気持ちで迎えられたんだよ。もう家族にされた嫌なこと思い出さないくらい、自分の生活と自分自身を愛していて、随分と時間が掛かっちゃったけど、そうなれたことがたまらなく嬉しいんだ。ねえ、聞いている?だから、前みたいに私の誕生日、うんと盛大にお祝いしてよ。
今年も君からもらった手紙を読み返していた。いくら誇らしい自分になっても、いくら家族の呪縛から解
実績の少ない初心者でも芋づる式に取材案件が舞い込むようになるライターお仕事Tips
こんにちは!フリーライターの野里のどかです。
現在、私は取材ライターとして複数の企業と契約を結び、生計を立てています。このnoteでは、取材ライターとして最初期の頃、「このお仕事が次のお仕事にも繋がりますように🙏」と、意識していたこと・やっていたことをお伝えします。スタートラインを今まさに踏み越えよう、としている方が、少しでも順風満帆なライターキャリアを送れるよう願って…!
このnoteで私
ミー・タイムは文字通り「自分の時間」を過ごせばいいってもんじゃない
Netflix映画「ミー・タイム」を観たことで、「ミー・タイム」という考え方を知った。“MeTime"という表記で、「一人の時間」とか「自分の時間」と訳される。
映画の主人公は44歳の専業主夫。劣等感を抱いてしまうこともままあるキャリアウーマンのパートナーや、いろんな役割を担って責任を引き受けすぎている学校や、目が離せない子どもたちから離れ、一人の時間(ミー・タイム)を過ごすことになったがうまく
自分のための書くグリーフケア(1)誰にも言えない
毎年、友人の命日が来るたびに、彼を思って文章を書いた。1年間365日「会いたい」と思って、でもそれは誰にも言えなくて、積もり積もった気持ちを、1つの手紙のような文章にだけ託して、あとはほとんど沈黙した。そうやって丸5年が経った。もうすぐ、彼がいない人生の7年目を迎える。
生活は続いている。傷つけられたり、傷つけたりして、悲しいことがあるたびに「どうして今、私のそばにいてくれないの」と恨めしく思っ
5年間毎日彼のことを考えたけれど、「会いたい」以外の言葉がない。
親友を失くして、5年が経った。
毎日、彼がわたしの名前を呼ぶ声を思い出して、安心している。「ああ、まだ忘れていない」「ちゃんと思い出せる」ということを確認して、安心している。
この5年間で、いろいろなことがあった。
あのとき、結婚しようと言ってくれていた人とは別れた。同級生の男の子は、1年遅れでちゃんと卒業をして、希望の就職先で働いている。彼女もできたらしい。わたしたちの大事な先生は、長い闘病生
「全ては目的意識」事業を横展開したフリーランスが定めた行動指針 ー セックスカウンセラー ぽかべさん取材記事
「ブログは稼げる!」というメッセージが一時期、Twitter上で散見されました。しかし、SEOを攻略して、記事上で商品を売り、アフィリエイト制度を利用してお金をいただくのは…とっても難易度が高いのです…。
「ブロガーからフリーランスになるのは無理ゲーなのでは?」と思っているわたしですが、ブログを入口に、自分自身のメッセージを確立しながら、事業を横展開しているフリーランスを知っています。それがぽ
わたしの4人目のおじいちゃんー離婚再婚に苦しんだ子どもが、大人になって知ったこと
わたしにはお母さんがふたりいる。だから、お父さんのお父さん、お母さんのお父さん、お継母さんのお父さんで、おじいちゃんは3人いる。と、思っていた。しかし、おじいちゃんは4人いたらしい。
両親が離婚したのはわたしが6歳の頃のことだった。急にお母さんがいなくなり、大きなオレンジ屋根の一軒家から、お父さんとお兄ちゃんとわたしの3人でちいさなアパートに引っ越した。離婚の理由は分からなかった。現在、2
「フリーランスからの転職」独立して見えた会社員のメリットを、カナエナカさんに聞きました!
【会社員vsフリーランス】
散々こすられてきたネタで、もうお腹いっぱいだよ、となってしまうものの、なかなかこれが実際に多くの人の決断を左右しているのも事実です。
「このままフリーランス続けていていいのかな…」
「独立したものの、経験してみて会社員の良さもより分かったな」
20代というまだまだ発展途上の中でフリーランスになった人に、特に多い悩みではないでしょうか?
かくいうわたしも、25
【フリーランス、コロナショックで仕事減った?】402人アンケート結果まとめ
コロナウィルスの感染拡大予防、緊急事態宣言による外出自粛…テレビをつければほとんどの番組が感染状況や経済の縮小について報道しているような世の中がすっかり当たり前のことになってしまいました。
今回の事態で、仕事に影響があったフリーランスの方も少なくないようです。わたしも、世間のコロナへの対応が変わっていった3月は収入ががくんと落ちてしまいました。対面を要するイベント出演や取材の仕事がゼロになり、そ
恋愛において身体は本当に必要か?-withコロナ時代の恋愛観を一緒に考えよう
緊急事態宣言により、おうち時間が増え、他人とのコミュニケーションにも変化があったと思います。特に「恋愛」においては、現時点でのシングルな人が出会って・恋をして・付き合う、という流れをすすめることが困難になっているのではないでしょうか。………というか、現になっているんです!!!!(泣)
わたし自身、しばらく彼氏がいないので、ゆるゆるといろんな人とデートに行ったり、マッチングアプリを使ったり…とし
4年に一度の一日が、ううん、一生に一度の一日が終わった。
泣きながら仕事をする、ってこと、結構あったと思うんだけど、どんなときだったか思い出せないから、辛いことってきっとそのうちどこかへ飛んでっちゃうんだろうなあと思う。
閏年。4年に一度しかやってこない、2月29日。なんか特別なことしたいな、と思っていたけれど、朝ごはんと昼ごはんを用意して、ジムでみっちり身体を動かして、仕事の対応に追われていたら、あっという間に時間が過ぎて行っちゃった。
いつもどお
安心できる家族が欲しかった。だからもう、黙って泣くのはやめる。
はらはらととても静かに、涙を流すのが得意な大人になってしまった。ここ数年で出会った友人は、感極まって泣くわたしのことを何度も見ているだろうから、きっと驚くと思うけれど、わたしは人前で泣けないこどもだった。泣くと、母が怒るから。「泣けばいいと思って!」とますます怒るから。
とにかく、ひとつの波紋も起こさぬようにとてもお利口さんでいようと努めていた。だけどそんなわたしの努力もむなしく、3日に一度は寝
いくつものちいさな死の先で
これは、7月22日の日本哲学者・宮野真生子先生の訃報に直面して書いた「宮野真生子先生の訃報によせて」の続編、いわば新作であり、極めて個人的なものであることを理解していただいたうえで読んで欲しい。
また、この文章を読むにあたり、ひとつの結論を先に述べておきたい。
わたしは、宮野先生の同僚である小笠原史樹先生と、平井靖史先生、ふたりの先生のことをとてもとても好いている。
これは、極