465日目 業務を自動化するチャンスが到来

近年、業務プロセスを明確にし、今まで手作業で時間がかかっていた作業を自動化するための「RPA」が話題となっています。

RPAとは、Robotic Process Automationの略語で、人がパソコン上で行っている定型作業を、ロボットで自動化することです。

パソコン上の処理なので、プログラムを書いて無事に動けば、自動化できるのですが、「プログラミングなんでできないよ」ということで、プロに頼んで自動化してもらっていました。

なぜ、昔からある、自動化が着目されているのか?

その答えは、プログラミングを必要としないRPAソフトの登場です。

「プログラミングなんてできないよ」という言い訳ができなくなってしまいました。

それでも、まだ、着目されてはいるもののExcelやWordのようには使えません。

RPAソフトは、高価なソフトであり、「高くて導入できないよ」という状態でした。

そんな中、MicrosoftがPower Automate DesktopというソフトをWindows10を使っている人は無償でインストールできるようにしました。

怪しいフリーソフトではなく、OSを提供しているMicrosoft社製品が無料で使えるようになりました。

Outlook、Excel、PowerPoint、Wordなどのソフトを跨いだ処理が自動でできるようになります。

ただ、自動化したい処理って、ExcelのデータをWebで入力する事が多いと思います。

古いシステムなので未だにInternet Explorerを使っている人が多いのではないでしょう?

「Power Automate DesktopはInternet Explorerに対応してないんだよね」と思うように自動化が進まなかったかもしれません。

Internet Explorerのサポートが終了したので、Edgeに切り替えが進んできています。

Power Automate DesktopはEdgeに対応しているので、「Power Automate DesktopはInternet Explorerに対応してないんだよね」という言い訳もできなくなります。

追加コストなしで自動化できる環境が整ったということです。

Word、Excel、PowerPointに次ぐ、パソコンスキルとしてPower Automate Desktopが入ってくる日も近いかもしれません。

2020年度から、小学校でプログラミングが必修化されました。
国語や算数と同じようにプログラミングが義務教育で行われています。

これを機にRPAをやってみると良いでしょう。

出版社もどんどん本を出しています。
評判の良いシリーズ本は買っても損はしないでしょう。

自分でインターネットで調べてPower Automate Desktopを使ってみようと思っても、未知の世界では、

「検索する用語すらわからない」

という状況かと思います。

まずは入門書を買って用語を理解した方が良いでしょう。

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