ストイックな日とは何か。

そんなことをふと考えた。

なぜ考え始めたのかと言えば単純で
最近ストイックな日をたくさん作ることで
私の生活ベースをストイックする試みをしているからだ。

どうやってストイックな日をベースにするか。

それは一言で言えば習慣化だ。

私はnoteを習慣化させるのに
3週間〜1ヶ月かかった。

すなわちストイックな日を同じ期間過ごせば
それが習慣化するのではないかという試みだ。

寧ろストイックな日が習慣となれば、
それはもはや私にとって習慣＝当たり前であり、
主観的にはストイックとは言えないかもしれない。

しかし相対的に見ればそうとは限らないため
今の私からすればなんら問題ないだろう。

そんな試みを月曜日から始めているが、
昨日だけは及第点に及ばなかった。

ウィンブルドンをみたくなった私は
あろうことか深夜に放送されるその時まで
3時間以上も怠けてしまった。

やること自体はあるはずだが
ゲームをしてみたり動画をみたり。

私が思う怠惰な部分がついに現れた。

まさに三日坊主になりそうな状況。

この言葉を考えた先人は偉大だなと感じざるを得ない。

しかし三日坊主になる心配は
あまりなかった。

その理由は今日の予定にある。

今日は怠ける時間がしばらくない、
結構忙しい日なのだ。

時間・場所という二つに縛られれば
強制的に怠惰な時間を過ごすことを抑制できる。

先程まではそう考えていた。

ここである疑問が脳裏に浮上した。

今日という日は本当にストイックなのだろうか？

そもそも漠然と使っているが、
ストイックとはどういう意味なのか。

そこから考えなければならないだろう。

辞書を引けば自分に厳しく、禁欲的であることだそうだ。

なるほど、腑に落ちる。

しかしこの定義の解釈からすれば
今日という日はストイックではないかもしれない。

今日は時間的に見れば厳しいと言える。

何かしらの予定があり、
自分の時間を作ることが非常に困難だからだ。

だがそれがストイックになるかと言われれば
そうはならないだろう。

予定というのはある意味受動的であり、
そこに行きさえすれば良いという
側面を持っているからだ。

例えば美容院に行くとしよう。

主観的に見ればそこに行きさえすれば
あとはなんらするべきことはない。

美容院を出るまでに使ったものは
滞在時間と代金といったところだろう。

極論をいってしまえば
それ以外は体も頭も使う必要がない。

これでは自分に厳しいとは言えない。

なお、ジムに行くといったものもあるので
全ての予定がストイックでないとは言えないことを
予め断っておく。

そして今日の予定としては
ただ時間が縛られている予定が
半分ほど含まれている。

つまり今日はストイックな日とは
一概に言えないだろう。

ただ単に時間のない日だ。

もし今日という日をストイックにしたいなら
数少ない自分の時間を有効活用しなければならない。

私にとってストイックの定義が定められた。

それは自由に使える時間をいかに効率的に過ごし、
能動的に行動できるかだ。

逆に私にとっての怠惰な行動の例は
動画の視聴、ゲーム、snsなどであり、
これらをいかに抑制できるかが鍵になる。

しかしこれらもまた効率的な使い方があるため
あくまで散漫と、時間を浪費するような使い方の場合と
限定しておこう。

こうしてストイックな日とは何かが
私なりに解釈することができた。

しかしここでまた注意点が存在する。

それはその日々が必ずしも
幸せに繋がるとは限らない点だ。

確かにストイックな生活は
素晴らしく聞こえるかもしれない。

その生活によってもたらされる充実感に
酔いしれることもできるだろう。

だがそれは本当に幸せなのかは甚だ疑問だ。

もちろん適性がある人にとっては
その日々は幸せと感じるはずだ。

だが、無駄な行動、時間と見なして切り捨てたものに
幸せを感じる人もいるだろう。

そのためそういった人がストイックになっても
幸せになれるだろうか。

私は否だと考える。

要はガス抜き、すなわち報酬が必要であり
報酬の嗜好によって向き不向きが決まる。

充実感という報酬で満たされるのであれば
ストイックな日にも耐えられるだろう。

逆にそうでない人ならば。

ガス抜きをしなければ潰れる可能性がある。

そこまで人は強くないのだ。

私がストイックな日々に耐えられるかは
まだわからない。

今は充実感を糧に過ごしているからだ。

昨日は及第点に届かなかったのが
ガス抜きを欲しているサインなのか。

はたまた単に習慣化できていないだけなのか。

もう少し経過観察する必要がありそうだ。

このまま書き続けると「ストイック」
がゲシュタルト崩壊しそうなため
この辺で今日は止めておく。