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PRアワードグランプリ2023受賞エントリーまとめ
先日発表された、PRアワードグランプリ2023の受賞エントリーを分析しました。以下よりツリー形式で全エントリー分見られるようになっていますので、よろしければ御覧ください。
筆者について私は、これまで代理店・企業広報・キュレーションメディアの企画とコミュニケーション領域でキャリアを歩んできました。中でも代理店のキャリアが一番長く10年ほどで、いわゆる攻めの広報・PR領域の戦略プランニング・コンテン
読書感想:バナナの魅力を100文字で伝えてください
読んだきっかけ会社の同僚から「実践的な伝え方のノウハウが学べる本」としてオススメされていたのと、「君たちはどう生きるか」の漫画版の編集に柿内さんが関わっていたのを知ったため。
コミュニケーションを生業としている身でありつつ、日々「伝える」ことは難しいなと感じる。
「そういうつもりじゃなかったのに」
「ん?これ伝わってないな」
と感じることは日常茶飯事だし、
ニュースに対するツイートやYah
読書感想:君たちはどう生きるか
読んだきっかけ昨年の年の瀬、宮崎駿監督の最新作が23年7月に公開されるというニュースを見た。
「君たちはどう生きるか」といえば、吉野源三郎著の小説のマンガ版が数年前にマンガ化され大ヒットしたのが記憶に新しい。というか、カッコつけずに言えば、僕は昨年読んだばかりだ。
そんなホットな状態だったので、「へぇ!コペル君が映画化するのか」と思っていたら、どうやら宮崎駿監督作のものは、吉野源三郎著の小説が
読書感想:PERCEPTION 市場をつくる新発想
読んだきっかけ今月、ここまで顧客視点を学ぶ本を中心に読んできた。松本健太郎さんの本、森岡さんの本、鹿毛さんの本。それぞれ生身の消費者とどう向き合って行くことの大切さ、そして如何に向き合うのかを学んだ。それが今期の渡辺の個人的な到達目標である。
お客さまは、普段商品やサービスの事など考えていない
しかも、ほとんど無意識下で意思決定を行う
だからこそ欲望のスイッチを刺激すべし
そして、それを自
読書感想:心が分かるとモノが売れる
読んだきっかけ先月参加したアドテック東京のセミナーの中で、鹿毛さんが登壇したセミナーを聴講。テーマは「パーパス」だったが、鹿毛さんのひとつひとつの言葉はひとつひとつが芯を食ったような重みと分かりやすさがあった。エステーと言えば、個人的にはCMの面白い会社、消臭力や米唐番を出している会社、というイメージだったが、鹿毛さんがどうやってお客さんと向き合って来たのだろうということに興味をいだいた。
個人
読書感想:マーケティングとは「組織革命」である
読んだきっかけNewsPicksのマーケティングブートキャンプの動画を視聴して、刀のメソッドがシンプルで非常に分かりやすかった。これまで幾度とP&Gマフィアたちのマーケティング本にトライ、挫折、そして積読へ・・・というのを繰り返してきた自分も、森岡さんの本からならば、何か得られるのではないかと思い、探したら、偶然会社の書庫にあった。
総括本では、人間の本質として語られる「自己保存」が印象深い。
読書感想:人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学
読んだきっかけマーケティングでは、よく消費者の欲望を刺激せよと言うけれど、腑に落ちるものと落ちないものがあると感じていた。特に腑に落ちないものは、いわゆるサステナブルやエシカル消費に分類されるもの。そのヒントが得られるのではないかと思い読んだ。
企業がそれに取り組まねばならないのは分かる。ESG課題に取り組んでいない企業には投資しないように推奨するガイドラインがある。国同士の付き合いの中でも取り
あなたのブログは情報価値を満たしているのか~メディアミートアップVol.6に参加して~
「価値基準がお金から信用に変わってきている」「これからは個々人がメディアとなって発信していく時代だ」
そんなtweetをどこかで見て、「自分もやらないと」と思い、これまで雑多に書いてきたTwitterをビジネスユース(ビジネスマンとしてどうなんだ、という幼稚なtweetは消し、以後しないぞと固く心に決めました。)にして、もっと深く書いていく媒体を、と思いnoteを始めました。そして、自分は何で信
西武・そごうの母の日プロモーションが素晴らしいという話
もうすぐ母の日。様々な企業が、母の日プロモーションの情報発信を展開しています。
その中でひと際輝く企画がありました。
「2018年全国一斉母の日テスト実施」
母の日の企画は、正直やりつくされた感があり、どこも似たような「お母さんに感謝を伝えよう」と訴求し、花を売るのが定型です。
誤解なきように言えば、ここ数年ギフトのバリエーションは増え、モノ→コト志向の高まりで体験型ギフトや家事代行サービ