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インターナショナルデモクラティックスクール as スタッフ

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日本で数少ないデモクラティックスクールのスタッフとして働いています。 社会人として、日常で学んだこと、 そもそもインターナショナルデモグラフィックスクールってなんなん? そして、… もっと読む
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記事一覧

軸とそこから生じる陰と陽は違うということ

軸とそこから生じる陰と陽は違うということ

先の記事で、
軸を定めることによって生じる陰と陽、それと、どこに重きを置いて、
進んでいくのかは、関係がない。
と書いた。

これは、言葉を換えると、このようなことを言っている。
何か一つの物事には必ずいい面と悪い面がある。
だから、その一つの物事を推進するにあたって、
そのいい面と悪い面にとらわれ、極端に左右される必要はない
ということだ。
いい面ばかりに注目してそれを助長すれば
いつしかそれは

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やりたいことをやること

やりたいことをやること

やりたいことをやる中での、子どもたちの心の変化、成長

やりたいことをやる中で
子ども達の間ではこのような心の変化、成長が起きている。

まずは、恐る恐るやっていたのが、やりたいことを思ったようにやっていいんだ、と安心して、表現してくれるようになる。

それはお菓子作りだったり、絵だったり、ポケカのデッキだったり、踊りだったり、演奏だったり、ダンスだったり、編み物だったり、スライムだったり。

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子どもたちとかかわる仕事の中で

子どもたちとかかわる仕事の中で

今日改めて、自己が今やっていることはなかなか面白いぞ?と思ったので、その紹介、をしようと思う。

現在、私は人口約4.2万人ほどのちょっとした田舎で、4つほど仕事を掛け持ちしていて、そのうち2つが今回に関係あるのでそれを紹介しようと思う。
メインはオルタナティブスクールのスタッフと、
もう一つが公立中学校に通う海外から来た生徒のための、通訳と授業のサポートをする仕事だ。

この二つの環境はとても対

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なんでもない日常を主(ぬし)にしてみる。

なんでもない日常を主(ぬし)にしてみる。

仕事場の世間話で、思った話。

仕事に対する向き合い方。その考え方は、紙一重。考え方が変わっても、変わる現実は、ほんの少し。自分の中でどれだけ感覚が180度変わろうが、日常はいつもと同じように過ぎていく。

私はマサさんと話す。
まささんは、パンをこねている。
粉から酵母まで、その人の信じたままの、美しいパンが発酵され、コネ上がって、型に入っていく。
まささんは言う。これは別に自分がやってるわけで

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クッキーを買う

お金に対して責任を持つこと。
子どもたちが先生の学校で。
こども先生に学んだこと。

つい最近まで、お金を稼ぐということに対する私のイメージは全くよくなかった。自分がそこで働くことによって、何か、社会の、諸悪の要素に加担してしまうのではないかというような気がして、普通の人なら何も考えずにできる、コンビニバイトや、食品工場のバイト、畑のバイト、搾乳バイトなどでさえ、そこに出て働くということもしてこな

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