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日常雑感

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日常生活の中でふと頭に浮かんだことを雑記としてまとめています。
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よく聞こえるけど、聴こえないこともある

よく聞こえるけど、聴こえないこともある

ある由緒ある神社を訪れたときの話である。境内を散策していると、神社内の徒歩ツアーの看板が目に入った。普段は立ち入れない場所を神社の神職にある人が案内してくれるという。日に数回決まった時間に案内してくれているらしい。いわば神社のバックステージツアーいうことか。

せっかくなので参加することにした。

ツアーの予定時間に集合場所で待っていると、神職の衣装を着た人がやってきた。録音や撮影などは遠慮してほ

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脳内は化学物質がいっぱい?

脳内は化学物質がいっぱい?

十数年前からジョギングを趣味にしている。”ランニング” と呼ぶほどしっかりと走り込むというわけではなく、時々歩いて景色を眺めたり、自動販売機で買ったドリンクを飲んだりしながら、散歩の延長のような感覚で続けている。

そのようなのんびりした走り方でも、たまに ”ランナーズハイ” の状態になっていると感じることがある。その時は、身体がやたら軽く、頭の中がすっきりして、「このまま永遠に走り続けられるかも

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セルフレジに慣れる日は来るかな?

セルフレジに慣れる日は来るかな?

セルフレジの導入が徐々に進んでいる。

全てがセルフレジという店はまだ多くはないようだが、例えば、スーパーマーケットなどで、人のいるレジとセルフレジがそれぞれいくつか並んでいるという店は普通に見かけるようになった。もしかすると、セルフレジの比率は徐々に高くなっているのかもしれない。

労働人口の減少という社会情勢の中で人手の確保が困難になってきていること、省力化によって人件費を圧縮していかざるを得

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“人の記憶はあてにならない” のはけっこう怖いことかも

“人の記憶はあてにならない” のはけっこう怖いことかも

テレビ番組を観ていると、時々、過去のテレビ番組や映画などの一場面が流れることがある。

特に自分にとって印象的な場面だとつい見入ってしまう。そして、たまに、懐かしさとともに、「あれ、こんな内容だっけ?」という違和感のようなものを覚えることがある。

自分の頭の中にあったまさにその通りのものが再現されれば懐かしく思うだけだが、自分の記憶と違う部分があると頭の中に疑問符が浮かんでしまう。

違和感を覚

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仕事のやり方が “昭和” というつもりはないけれど...

仕事のやり方が “昭和” というつもりはないけれど...

ある不動産関係の手続きを役所でする機会があった。

事前にネットで必要な手続き方法をしっかり検索する。まず、手元に準備しておく必要のある書類を細かくリストアップした。行政用語・法律用語では見慣れないものが多いが、ネット上には専門家による詳細な解説があって、何とか解読できた。ありがたい。

市区町村レベルの手続きに進む。

今ではどの地方自治体でもホームページがしっかりあって、必要な証明書類がどうす

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生成型AIともっと仲良くなりたい

生成型AIともっと仲良くなりたい

仕事の合間に生成型AIを試している。何となく “勘どころ” みたいなのはわかってきたが、まだ十分に使いこなせるところまでには至っていない。

雑談をする相手ならいいけど、すっかり仕事を任せるのはまだ怖い、まじめで物知りな新入社員を相手にしているような感じだ。

時々、noteに雑文をアップしているが、実はタイトルにはほとんど気を配っていなかった。ぼんやりとテーマが頭に浮かんだら、とりあえずのタイト

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AIと迷惑メール:不完全な日本語

AIと迷惑メール:不完全な日本語

ときどきメールボックスの「迷惑メール(Junk mail)フォルダ」をチェックする。迷惑メールでないメッセージが間違って「迷惑メール」フォルダに入ることがあるからだ。

ほとんどの迷惑メールは、本文を読むまでもなく、件名を見ただけでわかる。取引をしたこともない銀行名で「〇〇銀行が不正利用を検知」とか「口座利用を停止」とか脅されても、怖くもなんともない。使ったこともないアプリ名で、「情報を更新」と知

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「ひのえうまの逆バージョン」がほしい

「ひのえうまの逆バージョン」がほしい

日本で子どもの出生数が初めて80万人を切り、想定よりもかなり早く人口減少が加速しているというニュースが先日あった。

新聞には過去数十年分の年毎の出生数の棒グラフが掲載されている。なるほど、このままいけば危機的な状況になるということがよくわかる。上がったり下がったりしながら全体的に下降傾向といった生易しいことではなく、明らかに右肩下がりの状態が続いている。

それはそれとして、このグラフを見るたび

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買い物かごを使いたくない人が増えている?

買い物かごを使いたくない人が増えている?

 スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなどで買い物をしていて、あることに気づいた。店の買い物かごを使わずに商品を手にもってレジに向かう人が最近増えているような気がする。

 もちろん、小さな商品を一つか二つ買うだけのときに、わざわざ大きなかごにいれるのは、何か “気が引ける” というか、申し訳ない気がしてかごに入れずにそのままレジにもっていくことはあるだろう。自分でも時々やっていると思う。

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公衆トイレでの “手を洗わない率” から思うこと

公衆トイレでの “手を洗わない率” から思うこと

 どこかの調査結果を見たわけではない。全くの個人的な感触だが、鉄道駅などの公衆トイレで手を洗わない人がけっこういるように思う。自分の見たところによれば、5、6人に一人は手を洗わずにそのまま出ていく。コロナ禍になってから手を洗う人は増えたように思うが、かつては3人に一人ぐらいは手を洗っていなかったというのが実感だ。

 特に寒い冬場はひどい。2人に一人は全く手を洗わないか、指先を水で一瞬濡らすだけで

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スポ根アニメと甲子園

スポ根アニメと甲子園

 子ども時代、いわゆる “スポ根” のアニメをよく観ていた。巨人ファンではなかったが、『巨人の星』という番組が好きで、毎週、放映時間前からテレビの前に座り込んで、夢中になって観ていたのを覚えている。

 懐かしい思い出とともに、今でもまた観てみたいという気持ちはある。しかし、それはたぶんかなわないだろう。

 小学生の子どもに「大リーグボール養成ギブス」を着けさせて学校に行かせるなんて、あからさま

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ひと工夫ほしい映画のエンドロール

ひと工夫ほしい映画のエンドロール

 ずいぶん前から気にはなっていたが、映画館で映画の本編が終わってエンドロールが始まると途端に席を立つ人がいる。こちらが映画の余韻にふける間もなく、館内のそこかしこで立ち上がる人がいると、どうも落ち着かない。ましてや自分が座る席の並びにいる人が無理やり自分の前を通るようなことがあるとすっかり興ざめしてしまう。

 きっと次の予定が迫っているお忙しい人たちなのだろう。しかし、まだ館内の照明も点いていな

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シェルブールの雨傘

 あまりにも有名な映画なので、とっくの昔に観たと思い込んでいた。でも違った。テレビでの放映もなかったのか、見逃していたのかな?

 仕事の合間に、サブスクの配信で観た 1964 年のフランス映画。例の通り、古い映画なので、1 時間半ほどと短めだった。

 ミュージカルというと、普通にしゃべっていると思ったら突然歌に変わるものだと思っていた。でもこの映画は違う。最初から最後までセリフがずっと歌だった

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残骸が増殖し続けている私のポイント

残骸が増殖し続けている私のポイント

 別に "ポイ活" をしているつもりはない。むしろ、そんなことにエネルギーを使いたくないという気持ちの方が強いから、ポイ活否定派なのかもしれない。

 それでも知らず知らずのうちにポイントが増殖し続けている。

 時々、パソコンやスマホ上のアプリを整理している。するといつの間にか新しいアイコンが増えているのに気づく。開いてみるとポイントが付いているから、削除するのに躊躇してしまう。

 初めて行く

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