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北九州キネマ紀行【門司港編】16歳・原節子は門司港からドイツに向かった〜1937年の新聞に見る国民的アイドル出国騒動記
それは1937(昭和12)年3月だった
戦前・戦後の映画界の大スター、原節子(1920〜2015)。
彼女が門司港(福岡県北九州市門司区)にやってきて、大騒ぎになったことがあった。
それはインターネットもなければ、テレビもない1937(昭和12)年3月のこと。
彼女は当時16歳。
すさまじい熱狂の様子を、当時の新聞からたどってみたい。
初の日独合作映画のヒロインに
小津安二郎監督らの映画
北九州キネマ紀行【高倉健を「読む」編】健さんと江利チエミが見た映画「哀愁」〜そして健さんの映画で流れた「テネシー・ワルツ」
この記事に書いていること
北九州とゆかりのある映画俳優、高倉健(以下、健さん)は2014年11月10日、83歳で亡くなった。
健さんは1959(昭和34)年、歌手の江利チエミと結婚。
健さんは28歳、江利は22歳だった。
二人は1971(昭和46)年、離婚。
江利は1982(昭和57)年、45歳の若さで亡くなった。
二人が知り合う遥か前、高校生の健さん(高校は現在の北九州市にある東筑高校)は