マガジンのカバー画像

有料記事

19
売れて欲しい…有料記事はこちら。
運営しているクリエイター

記事一覧

David Wood(Torture Garden Co-Founder,現CLUB VANITAS) インタヴュー記事・後編

David Wood(Torture Garden Co-Founder,現CLUB VANITAS) インタヴュー記事・後編

●文にアンダーラインがあるものは詳細へ飛ぶことができます。

David Woodに色々なお話を伺う企画、後編。

前編はこちらから。

Rei
Fetishと音楽の関連性についてお聞きします。”Fetishなサウンド”と聴いてどんなジャンルをあなたは指すと思いますか?

David
Torture Garden(以下、TG)のクラブ・イベントについは、いつもイベントをライブパフォーマンス、儀式、

もっとみる
David Wood(Torture Garden Co-Founder,現CLUB VANITAS) インタヴュー記事・前編

David Wood(Torture Garden Co-Founder,現CLUB VANITAS) インタヴュー記事・前編

●文にアンダーラインがあるものは詳細へ飛ぶことができます。

David WoodはイギリスTorture Gardenの共同創設者。
DJとクリエイティブ ディレクターとしてTorture Gardenの世界観を作り上げてきました。
90年から世界最大のフェティッシュ/ボディアートクラブを主催してきたDavidですが、2019年にTorture Gardenを退任。
現在は新しく手掛けるイベント

もっとみる
Andreas Reichardt (新MARQUIS編集長)インタヴュー記事

Andreas Reichardt (新MARQUIS編集長)インタヴュー記事

MARQUIS創設者、ピーターのインタヴュー記事に引き続いて今回はMARQUIS新オーナーになったアンドレアスにお話を伺います。
先日、初めて訪日したアンドレアス。
MARQUISへの想い、日本、そしてこの先をお聞きしてみました。

写真は全て公式です。

Rei
MARQUIS 68号から新しい編集長として活動をスタートさせました。まず、新しく編集長を引き継ぐ前は何をなさっていたのでしょうか?

もっとみる
Peter W. Czernich (German SKIN TWO、MARQUIS創立、HeavyRubber、etc)インタヴュー記事

Peter W. Czernich (German SKIN TWO、MARQUIS創立、HeavyRubber、etc)インタヴュー記事

Peter W. Czernich(ピーター・W・ツェルニヒ)は写真家であり、ドイツのフェティッシュマガジンMARQUISの発行人であったことはあまりにも有名ですが、それ以前にSKIN TWOのドイツ版を手掛け、伝説的な雑誌〈O〉の創立、ドイツで初めて大規模なフェティッシュイベントを開催するなど、その活躍は世界中で知られています。
日本語ではなかなか知り得なかったPeterの活動。
今回は特にフェ

もっとみる
展示をすることに対して。

展示をすることに対して。

今回の企画展ですが、ワタシ的には色んな想いがあるんです。ちょっとそれらについて書いてみます。

アートって今とても注目されてるように感じます。オークションをやれば新人の作家でさえ高値がついたり、小さいギャラリーもあちこちで出来てて、アートなんちゃらってつくものも多い。私の中ではタリーズがタピオカをやりだした感じをなんとなーく思い出したりもします。
私的にはプロではないし、真面目な顔してその言葉を使

もっとみる
Juha Arvid Helminen インタヴュー記事

Juha Arvid Helminen インタヴュー記事

ユハ・アルビド・ヘルミナンの作品はとても不安になる美しさを持っていて作品を知ってから私は惹きつけられています。
そんなユハへのインタヴューは、たまたまユハからの他愛もないDMからスタートしています。
私達は普通の雑談などをしていたのですが、作品をフェティシズム目線でインタヴューをさせてほしいと伝えたところ、全然いいよ!と、快く引き受けて頂きました。
とても嬉しいです、ありがとう。
画像は全て公式と

もっとみる
展示についての考え。

展示についての考え。

今回このテーマで展示を開催したきっかけは、もちろん、私自身がそういうものを好きだからというのが大きいです。
若いときにSMの世界を知りその中でもBDSM(ボンデージ、ディシプリン、サディズム & マゾヒズム)、それに付随するフェティシズムという様式美が自分にぴったりフィットしていました。
いまだに惹かれるのは、そのコミュニティが一概 には性的なものだけではない魅力も持ち合わせているからですかね。

もっとみる
展示後記。 #物神崇拝と拘束展

展示後記。 #物神崇拝と拘束展

6月4日から11日の8日間、駒込にあるギャラリー「Komagome1-14cas」にてアートにみるフェティシズムとディシプリンと題した展示を開催しました。

平日でも沢山の方々にご来場頂き、連日大盛況。
驚きとともに心から感謝をしております。
ご来場くださった皆様、ご支援ともにありがとうございました。

展示に至った経緯などはこちらを読んでいただくとして。

本当に、予想外の来場者数でした。
今回

もっとみる
その前に。

その前に。

私が好きなフェティッシュだビザールだなんだというのは、性的な気付き以前にシュルレアリスムの影響がかなりあります。

小学5、6年のときの担任が絵画をやっていて、アートコンペなどに出展したりするような人でした。
そのため他のクラスからも図工の時間にものすごく力が入ってるクラス、と認知されてたりして。
その先生の授業で勉強したのがシュルレアリスム。
超現実主義などとも言いますが、小学生相手の授業なので

もっとみる
ELECTRIC ADAM インタヴュー記事

ELECTRIC ADAM インタヴュー記事

アダムはロンドン在住のラテックスパフォーマー。
今回はパフォーマーとして、芸術家として、そしてフェティシストとして、ラテックスとの関わりなどを中心にインタビューをさせていただきました。
アダム、ありがとうございます!
画像は全て公式となります。

※アンダーラインがあるものは、詳細へ飛ぶことができます。

Rei
まず、あなたはラテックスを使ってパフォーマンスをされることで知られています。ラテック

もっとみる
Marnie Scarletインタヴュー記事

Marnie Scarletインタヴュー記事

マーニー・スカーレットは独創的でインパクトのあるラテックス・デザイナーであり、ユーモアとカオスに溢れたパフォーマーです。
フェティッシュ業界での活動自体がとても長いマーニー。
今回は彼女のクリエイティブの歴史などを少し聞かせてもらいました。
彼女は本当に素敵な人。
毎回ハッピーなメールをくださいました。
マーニー、ありがとう!
画像は全て公式となります。

※アンダーラインがあるものは、詳細へ飛ぶ

もっとみる
Tim Woodward (KFS,SKIN TWO)インタヴュー記事

Tim Woodward (KFS,SKIN TWO)インタヴュー記事

Skin Two magazineは、1983年に出版者のTim Woodwardと写真家のGrace Lauによって設立されました。
今のフェティッシュシーンに大きな影響を与えたSKIN TWOは、マガジン、アパレル、イベントなどを手掛け、世界中に沢山のフォロワーを生み出します。

(ドイツ版『Skin Two Germany』は1987年にPeter W. Czernichによって創刊され、の

もっとみる
アートにみるフェティシズムとディシプリン 展のお知らせ

アートにみるフェティシズムとディシプリン 展のお知らせ

2022年6月4日から6月11日まで、駒込にあるギャラリー「Komagome1-14cas」において、フェティシズムとディシプリンをテーマにした作品展を開催いたします。

”フェティッシュ(Fetish)”と言われる性癖及びカルチャーは、近年たびたびファッションや芸術でも取り上げられ、表現されてきた題材です。
”芸術はフェティシズムである”という考えから、今回はコラボレーションなども取り入れ、様々

もっとみる
トランシルヴァニア星雲トランスセクシャル星

トランシルヴァニア星雲トランスセクシャル星

SMやフェティシズムのシーンでは、女装をする人たちはとても多い。
2丁目のお店に在籍してたこともあるので、私自身とても身近な存在として接してきたし、感じることもある。
出入りする女装の人たちの性的対象は女性である人が大半なので、SMの場合ならパートナーに選ぶのも女王様。

私の知っているそれらの人たちは、深刻な病ではない服装倒錯者や所謂、趣味女装の人たちで、普段は男性として生活している人がほとんど

もっとみる