半端者mk@日本腰抜け党仮代表

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2024年1月「ふせん」読書の記録

1.2024年1月ふせん読書結果 着手:9冊 読了:5冊 仕掛り:4冊 2.2024年1月着手 9冊 A:井筒俊彦『意識と本質ー精神的東洋を索めてー』(岩波文庫 1991年第1…

くだらない戯言2:ガーデニングという例えはできるけれども

よく、ポジティブな言葉を口にし続ければ、願いはかなう、と自己啓発系書物には書いてある。原理上、私は、間違っていないと思う。でも、実際には、そうは問屋は下ろさない…

戯言1:私というひねくれ者

私は、かなりひねくれた思考の持ち主である。それは、間違いない。というか、そうだと確信せざるを得ない。 例えば、私は、どう取り繕っても、男尊女卑主義者である。これ…

「ラブコメディー」という枕詞はありえないーーテレビ局はニュース一つ、まともに作ら(れ)ないのか?

0.はじめに あくまで、私の聞き間違いの可能性はあります。朝、あわただしく出勤する準備をしていた中で、ふいに聞こえてきたからです。ただ、これが聞き間違いだとない…

三法師と徳川家康ー私自身見たり見なかったりだが大河ドラマ『どうする家康』を擁護してみる2

1.「三法師」織田秀信と徳川家康ーある歴史的事実を可能な限り淡々と語る 織田秀信は、幼名である「三法師」と言った方が通りがいいかもしれない。信長の嫡男信忠の嫡男…

私の名は「○○」ー予想外の贈り物をもらった件

0.はじめに 一応自己紹介をしておく。私は、都内のあるオフィスビルで、施設警備員(もちろん非正規)をしている。本稿は、ある職務で起こった出来事について、断片的に…

私にとって、歴史「教科書」ほどのエンターテイメント本はない。

歴史の授業はつまらない、とよく言われる。それも理解できなくはない。その原因として、歴史教科書の「無味乾燥さ」が言われる。それも理解できなくはない。しかし、だから…

歴史学と歴史物語ー大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太氏脚本について

1.はじめにーほとんど「観てもいない」ドラマについて語る動機 私は、本稿のテーマである大河ドラマ『どうする家康』をほとんど観ていない。大体、同時間の『日曜美術館…

私は生まれながらの敗者であるーその「好奇心」が命取り

致し方ないことだ。気づくのが遅すぎた、というべきであろう。私は、自分の志向から、生まれながら敗者になるべく、生きてきたのだ。確か、「負けに不思議な負けなし」とい…

ただ泣きたくなるの

中山美穂さんではないが、今そんな気分である。私は最近、「あるテーマ」に固執している。本日の午前中は、ずっと「そのテーマ」について頭を巡らしていた。その時は気づか…

本来ならば、私のすることではないー「誰も」望んでいない決意表明

確かに、その通りなのである。私は「その道の」プロではない。そもそも、目指そうと思ったこともほぼない。本来ならば、「私がやろうとしていること」は、私のような馬の骨…

音楽は世界を救わない、なんて物言いをするから私は嫌われる。

1.「コアな」音楽ファンが忌み嫌うNGワード ビーイング系、小室ファミリー、メタル。少なくとも、この3語は、日本の「コアな」音楽ファンからは忌み嫌われるNGワード…

自分語り1ー2023年3月22日(水)

0.はじめに WBCで、日本代表が優勝した。結果的に言うと、私は、日本の得点シーンだけはすべて見ることができた。最後まで観なかったが、そういう意味では、まあまあ…

私の身近にいた凄腕プロフェッショナルXさん

0.はじめに 私自身は、社会に何の利益ももたらさない「クズ」である。しかし、私なりに、所属してきた団体に、微力ながら参加してきたおかげで、友人には恵まれてきてい…

私は社会に不要な人間だ。文句ある?ー手前味噌な、ある日の仕事日誌

私は、社会には必要のない人間だ。これは別に、卑下しているわけではない。私の考えでは「本当の意味で社会に必要な人間などいない」と思っている。一人いなくなろうが社会…

2023年1月25日(水)ブックファースト新宿店にて購入した本10冊リストとコメントーある意味、もう読み終えています

書 名    :奴隷会計 支配とマネジメント 著 者 名   :ケイトリン・ローゼンタール/〔著〕 川添節子/訳 出 版 社   :みすず書房 税込価格   :4,950円…

2024年1月「ふせん」読書の記録

1.2024年1月ふせん読書結果

着手:9冊
読了:5冊
仕掛り:4冊

2.2024年1月着手 9冊

A:井筒俊彦『意識と本質ー精神的東洋を索めてー』(岩波文庫 1991年第1刷)
B:中村元『原始仏典』(ちくま学芸文庫 2011年第1刷)
C:イターシャ・L・ウォマック著『アフロフューチャリズム ブラック・カルチャーと未来の想像力』(フィルムアート社 2022年初版)
D:瀬戸賢一『よくわ

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くだらない戯言2:ガーデニングという例えはできるけれども

よく、ポジティブな言葉を口にし続ければ、願いはかなう、と自己啓発系書物には書いてある。原理上、私は、間違っていないと思う。でも、実際には、そうは問屋は下ろさない。それは、なぜなのだろう。理由は、簡単である。このテーゼには、避けがたい「大前提」があるのだ。それは、「心の底から」ポジティブな言葉を口にしていれば、という大前提なのだ。「心の底から」ポジティブでなければ、口にしたポジティブな言葉は、口先三

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戯言1:私というひねくれ者

私は、かなりひねくれた思考の持ち主である。それは、間違いない。というか、そうだと確信せざるを得ない。

例えば、私は、どう取り繕っても、男尊女卑主義者である。これは、生理的に、仕方ないことなのである。なぜならば、私は、生物学上の性をそのまま受け入れているからである。そこには、一切の屈折もない。これは、どう自己分析しても、否定しようがないという結論に達している。また同時に、私は、自分勝手な「自分第一

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「ラブコメディー」という枕詞はありえないーーテレビ局はニュース一つ、まともに作ら(れ)ないのか?

0.はじめに

あくまで、私の聞き間違いの可能性はあります。朝、あわただしく出勤する準備をしていた中で、ふいに聞こえてきたからです。ただ、これが聞き間違いだとないとすると、これほど「白々しい」ご冥福をお祈りします、という言葉はありません。聞き捨てならないので、投稿します。

1.前提

私は、これから話題にする『セクシー田中さん』の原作も、ドラマも全く見ていません。だから、このような結果を招いた「

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三法師と徳川家康ー私自身見たり見なかったりだが大河ドラマ『どうする家康』を擁護してみる2

1.「三法師」織田秀信と徳川家康ーある歴史的事実を可能な限り淡々と語る

織田秀信は、幼名である「三法師」と言った方が通りがいいかもしれない。信長の嫡男信忠の嫡男、つまり信長の嫡孫にあたる。言うなれば、織田家の「プリンス」である。実は、本能寺の変では、信長だけでなく、嫡男信忠も、明智方に討たれている(個人的には、信長最大のしくじりだと思っている)。彼は、物心つく前に、祖父と父親を喪ったのである。そ

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私の名は「○○」ー予想外の贈り物をもらった件

0.はじめに

一応自己紹介をしておく。私は、都内のあるオフィスビルで、施設警備員(もちろん非正規)をしている。本稿は、ある職務で起こった出来事について、断片的に触れたものだ。

1.ある夜の出来事

ビルテナントの「ある企業」社員たちが、ビル内で飲んだ後、ビルの周囲で乱痴気騒ぎを起こした。そのなかで、ビルの備品が「微妙に」(訴えるほどのものではない)破壊された。

2.翌日の防災センター

上司

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私にとって、歴史「教科書」ほどのエンターテイメント本はない。

歴史の授業はつまらない、とよく言われる。それも理解できなくはない。その原因として、歴史教科書の「無味乾燥さ」が言われる。それも理解できなくはない。しかし、だからこそ、私にとって、歴史「教科書」は、最高のエンターテイメント本になり得た、とも言える。

それならば、私にとって、歴史教科書はどういう位置づけだったのか。それは、一言で言えば「(日本の/世界の)芸能人大名鑑」である。言い換えれば、「私の推し

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歴史学と歴史物語ー大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太氏脚本について

1.はじめにーほとんど「観てもいない」ドラマについて語る動機

私は、本稿のテーマである大河ドラマ『どうする家康』をほとんど観ていない。大体、同時間の『日曜美術館」を選んでいるためである。以下で述べることは、あくまで「あらすじ」を読んだだけの感想にすぎない。それは、最初に述べておく。

私の評価を最初に述べると、史実としてはまずありえないが、これはこれでありなんじゃないの?というところである。史実

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私は生まれながらの敗者であるーその「好奇心」が命取り

致し方ないことだ。気づくのが遅すぎた、というべきであろう。私は、自分の志向から、生まれながら敗者になるべく、生きてきたのだ。確か、「負けに不思議な負けなし」というようなことを、故野村克也氏が述べていたと思う。まさに、その通りだ。

私は、好奇心が強い方だと思う。それ自体は、悪いことではないと思う。しかし、好奇心こそが、「私を敗者へと導く」要因だったのだ。私は、私なりに好奇心を示してきた。それなりに

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ただ泣きたくなるの

中山美穂さんではないが、今そんな気分である。私は最近、「あるテーマ」に固執している。本日の午前中は、ずっと「そのテーマ」について頭を巡らしていた。その時は気づかなかったのだが、先ほど夕食を食べていたら、ふと「あること」に気づいてしまった。

もちろん、その「あること」は、私の解釈にすぎない。それが正しいという保証はない。しかし、私の解釈通りならば、あまりに重く、辛い気持ちになる。私自身の人生とは全

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本来ならば、私のすることではないー「誰も」望んでいない決意表明

確かに、その通りなのである。私は「その道の」プロではない。そもそも、目指そうと思ったこともほぼない。本来ならば、「私がやろうとしていること」は、私のような馬の骨ではなく、「その道で」実力も経験も兼ね備えたプロたちがやるべきなのである。

しかし、残念ながら、そういうわけにもいかないのだ。なぜならば、「私がやろうとしていること」が想定している「仮想の敵」こそ、そういったプロたちなのである。彼らは、「

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音楽は世界を救わない、なんて物言いをするから私は嫌われる。

1.「コアな」音楽ファンが忌み嫌うNGワード

ビーイング系、小室ファミリー、メタル。少なくとも、この3語は、日本の「コアな」音楽ファンからは忌み嫌われるNGワードだ。音楽には触れるけど、追いかけたりはしない「ライトな」ファンは、この3語を知っていても、ピンと来ないだろう。また、「コアな」音楽ファンと自覚していても、若い層であるならば、この話は大袈裟に聞こえるかもしれない。しかし、これは事実なのだ

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自分語り1ー2023年3月22日(水)

0.はじめに

WBCで、日本代表が優勝した。結果的に言うと、私は、日本の得点シーンだけはすべて見ることができた。最後まで観なかったが、そういう意味では、まあまあ美味しい場面だけを観ることができたとは言える。

ただ、ここで語りたいのは、WBCについてではない。野球ファンではあるのに、なぜ最後まで観なかったかというと、予定がある程度決まっていたからだ。本日の10時台に、『エゴン・シーレ展 ウィーン

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私の身近にいた凄腕プロフェッショナルXさん

0.はじめに

私自身は、社会に何の利益ももたらさない「クズ」である。しかし、私なりに、所属してきた団体に、微力ながら参加してきたおかげで、友人には恵まれてきていると思う。彼ら/彼女らは、いわゆる有名人でなくても、それぞれの世界で活躍している。私からすれば、頭が下がる存在である。

本稿で紹介するXさんは、私の知り合いの中では、割と最近知り合った方である。彼は40代になったばかりで、私より年下なの

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私は社会に不要な人間だ。文句ある?ー手前味噌な、ある日の仕事日誌

私は、社会には必要のない人間だ。これは別に、卑下しているわけではない。私の考えでは「本当の意味で社会に必要な人間などいない」と思っている。一人いなくなろうが社会は回っていくと考えているからだ。「お前なんかいらない」とのたまう人間はいくらでもいるだろうが、私が彼らに言いたいのは「お前もな」ということである。

脇道に逸れた。実際、私は、社会に必要のない人間だ。しかし、一瞬であれば、役に立つこともある

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2023年1月25日(水)ブックファースト新宿店にて購入した本10冊リストとコメントーある意味、もう読み終えています

書 名    :奴隷会計 支配とマネジメント
著 者 名   :ケイトリン・ローゼンタール/〔著〕 川添節子/訳
出 版 社   :みすず書房
税込価格   :4,950円

■私は、少し会計というか、簿記をかじっています。もう少し勉強すれば、少しは役に立つかもしれないです。しかし、完全に脇道に逸れてしまいました。

会計って何だろう?と考えると、題名に行き着くような気がします。奴隷、もとい労働者

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