新川 諒

現在NBAワシントン ウィザーズの日本担当マーケティングマネージャー|シンシナティレッ…

新川 諒

現在NBAワシントン ウィザーズの日本担当マーケティングマネージャー|シンシナティレッズ コンサルタント|2008-2014年までMLB4球団で合計7年広報/通訳|2017年WBCは侍ジャパンPR|DAZN立ち上げ時にローカライゼーション|主にスポーツビジネス関連フリーライター

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  • スポーツ観戦記

    日米の主なスポーツ観戦レポート。試合内容にはほとんど触れず会場内の様々な仕掛けやスポンサーとの取り組み。様々なスポーツスタジアムやアリーナのワクワクする部分をピックアップして行きます!

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固定された記事

「フリーランスは働き方ではなく手段」

スポーツ業界ではフリーランスとして食っていけるのか?そもそもフリーランスの実態って何なのかそんな疑問を持たれる事が多い気がします。だけどこのフリーランスというの…

新川 諒
5年前
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人間味が垣間見える各Jリーグクラブの日程発表

Jリーグ2024シーズンの開幕は2月23日。 開幕カードは2ヶ月前の12月23日に発表されたものの、日時も未定だったことからサポーターから多くの意見がSNS上でも見受けら…

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3か月前
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トラブル時にユーモアで挑むSNS運営

史上初開催となったF1のラスベガス・グランプリ。開催地がラスベガスとあってレース前から各地で盛り上がり。それに対してトップドライバーであるレッドブルのマックス・フ…

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5か月前
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スポーツ中継戦国時代に新たなプレイヤー登場なるか

多くが同じ時間にテレビを見ることが少なくなってきたこの時代、ライブ感が重要なスポーツコンテンツの価値が更に高まってきています。 近年ではAmazonやApple、日本でも…

新川 諒
5か月前
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スケジュール発表: 最高の遊び心披露の舞台

NBAやNFLのスケジュール発表はお馴染みとなっており、当日はSNSで動画コンテンツが話題を呼び、フィールド・コート外での裏の戦いにもなっている。各チームが公式アカウン…

新川 諒
9か月前
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米国スポーツ界の新SNSへの待ちの猶予は1日足らず

皆さんはもうthreadsのアカウントは作りましたでしょうか? 1日が経過すると、一般的にも反応は様々。先取りして早くも新SNSのマスターを目指す者、周りで話題になってい…

新川 諒
10か月前
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threads初日にスポーツ界がどう新たなSNSと向き合ったのか

スレッド?スレッズ? ツイッターと何が違う? まだ誰もが新たなSNSプラットフォームに戸惑い、とりあえずアカウントを作ってみたという中で各スポーツチームやリーグは…

新川 諒
10か月前
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F1各チームが新マシーンを発表!スポンサー第一を心がける仕掛け

2月23日からのサヒールでのプレシーズンテストに向けてF1各チームが次々に新シーズン使用するマシーンをSNS等で発表しています。そのマシーンには数多くのスポンサーロゴが…

新川 諒
1年前
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映画スラムダンクのプロモーションとして生まれた展望台のバスケットボールコート

映画スラムダンク公開まであと5日! 楽しみにしている方も多い作品かと思いますが、いよいよ12月3日に公開となります。バスケットボールを仕事にしている現在ではこの作品…

新川 諒
1年前
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交渉成立!この瞬間にMLB各球団公式SNSはどう反応したのか。

いつ、どのタイミングで交渉が成立し、MLB開幕が発表されるのか。これはファンだけでなく、各球団のSNS担当者も同じ思いだったはずです。でもそのいつかに向けて準備をして…

新川 諒
2年前
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スポーツ中継のさらなる可能性

昨夜はWOWOWが放送するラグビー欧州6カ国対抗戦シックス・ネーションズのスコットランド対フランスの一戦に関わる機会をいただきました。業務はゲスト解説の元スコットラン…

新川 諒
2年前
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プロバスケットボールチームがプロデュースする飲食店に行ってみた。

2021年12月に船橋駅付近にオープンした千葉ジェッツふなばしプロデュースビアカフェ「THE OFFCOURT」に行ってきました。 外観もおしゃれで店内の雰囲気も良く、様々な用途…

新川 諒
2年前
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ライターの仕事を続けていく理由

いきなりですが、宣伝を。 先日スポーツ庁に訪れ、室伏広治長官にお話を伺いました。スポーツ産業のさらなる国際展開に向けた新たな事業「JSPIN」についてHALFTIMEで書か…

新川 諒
2年前
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クリスマスだからこそいつかやってみたい事を書いてみます

朝から1月3日にカンテレで放送の番組告知記事が目に止まりました。 そう今日はクリスマスなのでいつかやってみたい事を書いてみようかなと思います(七夕にすべきだったか…

新川 諒
2年前
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「普通」の人のためのSNSの教科書から振り返る私とSNS

今まさしく私が書いているnoteのプロデューサーを務める徳力基彦さんの書籍「普通」の人のためのSNSの教科書を読了しました。 徳力さんとは実際にリアルの場でお会いした…

新川 諒
2年前
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地元チームへの愛を表現し、次世代の発展へ繋げる幸せな取り組み

少し前の話題ですが、仙台市を本拠地とする4つのプロスポーツチームのマスコットキャラクターを使用した原動機付き自転車のデザインナンバープレートが導入されることにな…

新川 諒
2年前
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「フリーランスは働き方ではなく手段」

「フリーランスは働き方ではなく手段」

スポーツ業界ではフリーランスとして食っていけるのか?そもそもフリーランスの実態って何なのかそんな疑問を持たれる事が多い気がします。だけどこのフリーランスというのは私にとって働き方というよりかは「手段」として捉えています。

「英語×スポーツで海外との架け橋に」

非常にアバウトな目標ではありますが、自分のやりたいと思っている事です。再び海外にチャレンジすることを目標に置き、達成するためにどうするべ

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人間味が垣間見える各Jリーグクラブの日程発表

人間味が垣間見える各Jリーグクラブの日程発表

Jリーグ2024シーズンの開幕は2月23日。

開幕カードは2ヶ月前の12月23日に発表されたものの、日時も未定だったことからサポーターから多くの意見がSNS上でも見受けられました。その結果、日程発表の3日前にJリーグはSNS公式から説明投稿を発信。事情を詳しく綴った投稿は140文字を大きく超えて、X上では異例となる長文による投稿で多くのサポーターが集う場所に自ら説明に伺った形となりました。

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トラブル時にユーモアで挑むSNS運営

トラブル時にユーモアで挑むSNS運営

史上初開催となったF1のラスベガス・グランプリ。開催地がラスベガスとあってレース前から各地で盛り上がり。それに対してトップドライバーであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンが「99%ショーであり、スポーツイベントの要素は1%」と批判的なコメントを出して、レース前から様々な形で注目を浴びることになりました。

NETFLIX初のライブスポーツコンテンツ「NETFLIX CUP」も開催され、ドライ

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スポーツ中継戦国時代に新たなプレイヤー登場なるか

スポーツ中継戦国時代に新たなプレイヤー登場なるか

多くが同じ時間にテレビを見ることが少なくなってきたこの時代、ライブ感が重要なスポーツコンテンツの価値が更に高まってきています。

近年ではAmazonやApple、日本でも楽天など他事業をメインビジネスとしている企業がスポーツのライブコンテンツに参入しています。その中で次に参入を果たそうとしているのがNETFLIX。

その幕開けとして現地時間11月14日にNETFLIXが初めて手掛けるライブスポ

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スケジュール発表: 最高の遊び心披露の舞台

スケジュール発表: 最高の遊び心披露の舞台

NBAやNFLのスケジュール発表はお馴染みとなっており、当日はSNSで動画コンテンツが話題を呼び、フィールド・コート外での裏の戦いにもなっている。各チームが公式アカウントから動画を発表すると、それは評価の対象となり、それぞれがランク付けされてしまうことも多くある。

それに比べて、シーズン真っ最中での発表のMLBは試合数や遠征の数も二つのリーグに比べると遥かに多い。そのためシーズン全体のスケジュー

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米国スポーツ界の新SNSへの待ちの猶予は1日足らず

米国スポーツ界の新SNSへの待ちの猶予は1日足らず

皆さんはもうthreadsのアカウントは作りましたでしょうか?

1日が経過すると、一般的にも反応は様々。先取りして早くも新SNSのマスターを目指す者、周りで話題になっているからとりあえず登録はしたという人、完全に乗り遅れてしまい拒否反応すら覚えている人々。

いろんな声がある中、勢いは凄まじく最初の7時間で登録者数は1000万人越え。

その9時間後、アプリ開始から16時間後では3000万人突破

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threads初日にスポーツ界がどう新たなSNSと向き合ったのか

threads初日にスポーツ界がどう新たなSNSと向き合ったのか

スレッド?スレッズ?

ツイッターと何が違う?

まだ誰もが新たなSNSプラットフォームに戸惑い、とりあえずアカウントを作ってみたという中で各スポーツチームやリーグはどうthreads初日に向き合ったのか。

まずはレギュラーシーズン真っ最中でニュースが多かったMLBはいち早く活用。リーグを代表する大谷翔平選手の誕生日ということもあり、記念すべき最初の投稿が彼の誕生日を祝うものに。日本でもすでにニ

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F1各チームが新マシーンを発表!スポンサー第一を心がける仕掛け

F1各チームが新マシーンを発表!スポンサー第一を心がける仕掛け

2月23日からのサヒールでのプレシーズンテストに向けてF1各チームが次々に新シーズン使用するマシーンをSNS等で発表しています。そのマシーンには数多くのスポンサーロゴが露出することは周知ですが、SNSではその支えあってこそというのを伝える魅せ方をしています。

まずはウィリアムズレーシング。動画の角度からもスポンサーを”見せる”ことが第一であり、大手電池メーカーDuracellのアクティベーション

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映画スラムダンクのプロモーションとして生まれた展望台のバスケットボールコート

映画スラムダンクのプロモーションとして生まれた展望台のバスケットボールコート

映画スラムダンク公開まであと5日!

楽しみにしている方も多い作品かと思いますが、いよいよ12月3日に公開となります。バスケットボールを仕事にしている現在ではこの作品を通じて再びバスケ熱が高まり、新たにバスケットボールというスポーツに興味を持つ人々が増えるきっかけとなればと願っています。

映画にとってはタッチポイントを増やすプロモーションがあべのハルカス300で実施されています。先日、私も実際に

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交渉成立!この瞬間にMLB各球団公式SNSはどう反応したのか。

交渉成立!この瞬間にMLB各球団公式SNSはどう反応したのか。

いつ、どのタイミングで交渉が成立し、MLB開幕が発表されるのか。これはファンだけでなく、各球団のSNS担当者も同じ思いだったはずです。でもそのいつかに向けて準備をしておくのがSNS担当の仕事であり、それを各球団がどう準備していたのか、していなかったのかを見るのも楽しみ方の1つです。

まずはMLB公式からはプレスリリースと共に、シンプルにMLBと選手会が合意に達したという文字だけでの投稿。これはリ

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スポーツ中継のさらなる可能性

スポーツ中継のさらなる可能性

昨夜はWOWOWが放送するラグビー欧州6カ国対抗戦シックス・ネーションズのスコットランド対フランスの一戦に関わる機会をいただきました。業務はゲスト解説の元スコットランド代表キャプテンのグレイグ・レイドロー選手のウィスパリング通訳というものでした。

さて、ウィスパリング通訳とは一体何をするのか?

まずスタジオはこのような様子でゲスト解説のお二人、真壁伸弥さんと大西将太朗さん、さらには赤平大さんが

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プロバスケットボールチームがプロデュースする飲食店に行ってみた。

プロバスケットボールチームがプロデュースする飲食店に行ってみた。

2021年12月に船橋駅付近にオープンした千葉ジェッツふなばしプロデュースビアカフェ「THE OFFCOURT」に行ってきました。

外観もおしゃれで店内の雰囲気も良く、様々な用途で使える場所に感じました。この日は試合があるわけでもなかったのですが、店内の大画面には先日の秋田ノーザンハピネッツとの試合が流れていました。食事、お茶または夜飲みながらジェッツコンテンツを常に楽しめるようになっているよう

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ライターの仕事を続けていく理由

ライターの仕事を続けていく理由

いきなりですが、宣伝を。

先日スポーツ庁に訪れ、室伏広治長官にお話を伺いました。スポーツ産業のさらなる国際展開に向けた新たな事業「JSPIN」についてHALFTIMEで書かせていただきました。オリンピック・パラリンピックを終え、日本がこれからスポーツ業界をどう盛り上げていくのか。そのために必要となる海外との繋がりや情報交換、それを強化していく取り組みになっていくかと思います。

早速、失礼しまし

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クリスマスだからこそいつかやってみたい事を書いてみます

クリスマスだからこそいつかやってみたい事を書いてみます

朝から1月3日にカンテレで放送の番組告知記事が目に止まりました。

そう今日はクリスマスなのでいつかやってみたい事を書いてみようかなと思います(七夕にすべきだったかもということは置いといて)。有難いことにライターとしての仕事もここ6年不定期ではありますが、ポツポツと記事を書かせていただいています。

それを生かしていつか自分が通訳として関わった選手たちをインタビューしてみたいなと思います。通訳時代

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「普通」の人のためのSNSの教科書から振り返る私とSNS

「普通」の人のためのSNSの教科書から振り返る私とSNS

今まさしく私が書いているnoteのプロデューサーを務める徳力基彦さんの書籍「普通」の人のためのSNSの教科書を読了しました。

徳力さんとは実際にリアルの場でお会いしたことはないのですが、平日13時に開催されるクラハカフェをきっかけに何度かお話をさせていただいたことがありました。いつかリアルでもお会いしてみたいですね。

ツイッターでも毎回告知をしており、会話の中で挙がった話題や記事を随時紹介して

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地元チームへの愛を表現し、次世代の発展へ繋げる幸せな取り組み

地元チームへの愛を表現し、次世代の発展へ繋げる幸せな取り組み

少し前の話題ですが、仙台市を本拠地とする4つのプロスポーツチームのマスコットキャラクターを使用した原動機付き自転車のデザインナンバープレートが導入されることになりました。

交付申請時、2000円以上の寄付をすることでそれがプロスポーツの地域密着推進に活用されます。具体的にはスポーツ教室や地域イベントなどに活用されると記載もあり、地元のチームを応援することで地域の活性化、次世代の発展を促す取り組み

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