記事一覧
男と女も元号もいらない
先日、北海道の七飯町(函館市の隣)というところでヤジ排除問題の講演をする機会があったので、ホテルの予約などを進めていた。予約のために調べていてわかったのだが、現在は新型コロナの検査を事前に受けて陰性証明を発行してもらうと、国の補助によって宿泊費用などが抑えられる「全国旅行支援」という仕組みがあるそうである。要するにちょっと前の「Go To トラベル」みたいなバカげた企画の最新版である。
バカみた
適当に文章を書くこと
何でもいいから適当に文章を書くところから始めないといけないなと思った。
「ライティングの哲学」を読んで
最近、哲学者の千葉雅也の本をよく読んでいる。初めて読んだのは『現代思想入門』で、それがえらく読みやすく、わかりやすい本だったことに感銘を受けて、他の本も読み進めている。今のところ『動きすぎてはいけない』『デッドライン』『勉強の哲学』を読み終わり、いまは『ライティングの哲学』を読んでいる。
神のような暴力のありか ベンヤミン『暴力批判論』レビュー
毎日毎日、本当にうんざりするほど愚弄されているのに疲れてきて、なんでこんな思いをしなければならないのかと頭を抱えてしまう。なんの話かと言えば、もちろん大文字の政治の話である。僕ら人間の知性とか、尊厳とか、思惟とか、そのようなものが日々愚弄されて、蹂躙されていることについて。
ブルジョワ民主主義(すなわち選挙を軸とした代議制民主主義)がフィクションであるとして、そのフィクションを守る設定(正統
血塗られた検察の歴史(荻野富士夫『思想検事』レビュー)
少し前に読んだ新書『思想検事』(荻野富士夫著)が、地味に面白かったのでレビューを書いてみた。自分は官僚制の硬直性と非人間性を憎みながら、同時にそれに萌えている部分があるので(きもい)、興味深く読めた。
特高警察と並ぶ闇の検察 戦前の治安維持法が猛威を奮っていた時代の特高(特別高等)警察についてはよく知られている。政府に批判的な考えを持っている「うたがい」のある人物を捕まえ、取り調べと称して拷問
「ヤジ排除」シンポやります(最近の記事なども)
タイトルの通りです。10/22、札幌市内にて。詳細はこちら↓
ページ冒頭のサムネイル画像は、9/25放送のHBC「今日ドキッ!」より。道警ヤジ排除について特集していたときのもの。
その他、最近の記事など
北海道)首相への抗議で道警から干渉受けた例、計6人か(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASMBB4HGKMBBIIPE00M.html
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ヤジ排除についてのもう一つの証言
デモも近づく8月7日。8月10日の実施に向けて、絶賛準備中。
参加者も募集している状況。詳細はこちらをどうぞ↓
さて、これまで僕の文章も含めて、ヤジ排除について3つの証言を載せてきたが、ここでもう一つ追加で、文章を紹介したい。
以前、「ヤバいおじさん」の話でも出てきたC氏こと、桐島さと子の文章である。おそらく、これまで紹介してきたものの中で、もっとも「ゴリッ」としている内容と思われるが