マガジンのカバー画像

働き方

11
仕事(教職)から得た気づきをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事
多忙な教員こそ、旅をした方が良い4つの理由

多忙な教員こそ、旅をした方が良い4つの理由

旅お好きですか?
最後に旅行に行ったのはいつですか?

私は春休みに娘たちと福井県に行きました。GW(国内)と夏休み(海外)にも旅行の計画を立てています。

私は、大学を出てすぐに教員になったので、社会人としてそのまま再び学校に入ったような感じです。

民間企業などで働いた経験はありません。

ブラックな働き方の教員だからこそ、休日や長期休暇には学校から離れ、「外の世界に目を向ける」ことや「世界を

もっとみる
教員を続けるか、博士課程進学か、それが問題だ

教員を続けるか、博士課程進学か、それが問題だ

英語の教員になって20年。

私は現在、キャリアに行き詰まってます。

教職は天職と思えるくらい、好きな仕事です。

しかし本当に、このまま定年まで学校教員として働き続けるのか。

40代にして精神的にも肉体的にも、現職を続ける厳しさを感じています。

数年前に修士課程を修了し、「もっと大学院で学びたい」という欲も出てきました。

人生の残された時間の中で、自分の学びをどこまで高められるか、可能性

もっとみる
組織に属した働き方の利点 女性の視点から

組織に属した働き方の利点 女性の視点から

私にはロールモデルの女性が2人います。

1人はかつての職場の上司、1人は先輩です。

他にも目標とする先輩方にもたくさん出会えました。
しかし、心底「ああなりたい」と願う働き方(生き方)のロールモデルはこの2人です。

案外、憧れのロールモデルには簡単には出会えないものですね(私だけでしょうか)。

ロールモデルの「女性」としたのは、結婚や子育てを経ても、キャリアを中断せず働き続けることを、私が

もっとみる
自分がご機嫌でいるために ストレスとのつきあい方

自分がご機嫌でいるために ストレスとのつきあい方

感情労働の定義

教員である私は「感情労働」としてのストレスを、毎日痛感しています。

ストレスフルな現代社会をしなやかに生きるために、自分の機嫌を自分でとる方法を、考察していきます。 

感情労働に従事している方もそうでない方も、どうぞおつき合いください。

① お金をかけず、すぐにできる気分の切りかえ方を用意する

ストレスを感じたときに、どのように気持ちを落ち着けるか。

お金をかけず数分で

もっとみる
ブラックな教職を続けるメリットとデメリット

ブラックな教職を続けるメリットとデメリット

40歳前後のいわゆる中年の危機を境に、私は教職をこのまま続けることに、疑問を感じ始めました。

下のグラフは、文部科学省による令和4年度の教育職員の精神疾患による病気休職者数の推移です。

文部科学省によると、精神疾患による病気休職者は前年度から642人増加し、6,539人と過去最多とあります。

とても対岸の火事とは思えません。

後でもふれますが、感情労働と言われる教職。

精神的な疲れも含め

もっとみる
時短勤務のススメ

時短勤務のススメ

育児短時間勤務(以後、「時短勤務」)。

私は5年、取得させていただきました。職場の方々には感謝してもしきれません。

職種にも、会社にも、置かれている状況によっても異なるので、あくまで私個人の私見としてお読みいただけますと、幸いです。

数あるデータのサンプルの1つとして。

もちろんデメリットもありますし、職場の戦力となれていないモヤモヤ感や消化不良な感じと言うのでしょうか。

時短勤務中は、

もっとみる
子育て中でも教員を続ける7つの方法

子育て中でも教員を続ける7つの方法

3月に同僚の教員が退職しました。

「長く続けられる仕事ではない」として。

私は約20年のキャリアの中で、何人もの同僚や同期が辞めていくのを見てきました。

そんな私も、長時間労働を余儀なくされるこの仕事に疑問をもっています。

子育て中や介護中の職員も含め、全ての「仕事を続けたい」と願う人が、細く長く仕事を続けられることを願っています(教職に限らず)。

今日は、特に子育て中の教員が仕事を辞め

もっとみる
小さく始めて6割で提案 教員の視点から

小さく始めて6割で提案 教員の視点から

「仕事は小さく始めて6割で提案する」
教職20年弱の私がたどり着いた、仕事のモットーです。

書籍からの学びもありますが、経験を通して仕事がスムーズに運んだ好例を、具体的に掘り下げていきます。

以前の私は、完璧主義の性格から、仕事を100%の完成度まで仕上げてから提出していました。

文章の体裁なども完璧に整え、提出の〆切直前に相手に渡していました。

それで良いと思っていました。それが良いと思

もっとみる
教員が17時に退勤する3つのコツ

教員が17時に退勤する3つのコツ

私は現職の中学校教員ですが、毎日17時に学校を出ています。

20代の若い頃は、20時や21時まで残って仕事をする毎日でした。
そのような仕事の仕方は、学校への貢献度が高く、良いことであると信じて疑いませんでした。

それが育休明けの仕事復帰を境に、仕事への考え方を大きく変える必要がでてきました。

以前は際限なく、夜遅くまで仕事をしていた私が、今ではどのように仕事をすすめ毎日17時に退勤している

もっとみる
時短勤務を経ての気づき

時短勤務を経ての気づき

時短勤務を5年経験しました。

それまではずっとフルタイム勤務でした。
現在はすでに、フルタイム勤務に復帰しています。

20年ほど組織で働く中で、私はずっと多数派の教員として働いてきました。特に若かったころは長時間労働もいとわず、仕事に全てをささげるような働き方をし、それを良しとしてきました。

バリバリ働き、組織に貢献する自分を自負していました(周囲や上司からの評価は別として)。

その働き方

もっとみる
福利厚生の利点から考える 細く長く働くということ

福利厚生の利点から考える 細く長く働くということ

会社員で良かったことについて、福利厚生の観点から特に「子育てをしながら働き続けること」について考えます。

厳密には私は教員で会社員ではないのですが、組織に属した働き方という点で考えます。

私は就活の際(20年以上前になりますが)、定年まで働くことを考えて職業選択をしました。

女性が人生の半ばで出産や子育てがあってても、キャリアを中断せずに働き続けることができる職業や、それが可能な福利厚生を調

もっとみる