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漫画の「一気読み」によって失っているかもしれない人生の豊かさについて
漫画・アニメの一気読み(見)をついついしてしまう.
待つことなくどんどん続きが見られるので良いのだが、最近あることに気がついた.
僕は漫画やアニメに支えられることも多く、辛くなったとき、人生に迷ったときに思い出す言葉やシーンがいくつもある.
それなのに、一気読みした作品はその後高い確率で心に残らず、ふとしたときに思い出したり辛いときに指針にしたり、そういったことがほとんどないのだ.
最近はこ
教養のための読書なんて必要ない。教養は知識ではないのだから
「自分には教養がない。教養をつけよう」
「教養があるとなんだかカッコいい、ないと恥をかきそう」
「なんかエリートっぽい」
そんな文脈で語られることの多い教養。
どことなく、教養をつけることが義務になってしまっている。
教養をつけるために読書をしなきゃ!と思ってる人もいるのではないだろうか。僕もその一人かもしれない。
正確な知識をつけなきゃ!理解しなきゃ!と暗記前提で読書してしまったりする。
そ
帰り道に、エンドロールを流すということ
「ばいばい」の余韻を上書きせずに味わうこと
「今日はありがとう!じゃ、またね〜」
飲みに行った友達と駅で解散する瞬間。誰の日常にもよくある光景。
僕も友達とよく飲みに行くし、分かれる瞬間はすごく満たされていてそれでいて少し寂しい、エモーショナルな瞬間だ。
お別れして駅のホームへ向かう道。あるいはホームで別れて乗り込んだ電車の中。
僕はこの時、この夜の余韻がまだ自分の中に残っている間、スマホとか
孤独の定義なんて今はいいから、小さな幸せを噛みしめたい。
何かできることはないか
家族に移したらどうしよう
あいつは元気なのか
あれも出来ない
これもできない
色んな思考が頭を支配する。
家で仕事をする時間が増えた。
1人でいる時間が何倍にもなった。
例えば電車に乗らなくて良くなったり
移動時間分を有効に使えて、嬉しい側面もある(移動時間自体をどう過ごすかとかも考えるのは楽しいけれど)。
でもやっぱり、孤独というのは徐々に根をはっていて
僕の心の中