見出し画像

【想流の7つの習慣解釈】※第1の習慣:主体的である①主体的とは

主体的


日常ではあまり聞き慣れない言葉ですね。

ではまだ少し馴染みがあるであろう
以下の言葉と対比して考えてみましょう。

自主的


それぞれの意味を調べてみましょう。

■自主的
やるべき事が決まっているものを、
他からの干渉がなくても、
自然と自分から進んで行うさま。

■主体的
やるべき事が決まっていないが、
他から強制されるのではなく、
状況に応じて自らの意思で行うさま。

同じようなことが書かれていました。
少しわかりやすく書き直してみますね。

■自主的
 物事の立案者:自分以外 
 物事に対して自分の意志で行動する
 使用例…自主的に参加する

■主体的
 物事の立案者:自分
 物事に対して自分の意志で行動する
 使用例…主体的に行動する

少しわかりやすくなりましたか?

仕事は基本的に与えられて始まるものです。
未経験時で仕事を生み出していくことは非常に難しいものです。

自分で考え出していないことを恥じる方がいらっしゃいますが、
多くの場合は自発性から始まるものです。

学校の入学・進級や習い事を始める時などを思い出してみてください。

私も含め、
周りの人たちが物やシステムを用意していただいた環境の中から
少しずつ経験を積んで物事ややり方を覚えてきたはずです。
スタートは自主的で初めて行くことが、
ミスの回避や対処法も知っていけるので安全なのです。


では自主的で在り続けるとどうなるのでしょう。


既に決められている道具の使い方ややり方・進め方に
ずっと乗っかり続けるだけの毎日。

正直、
超が付くほど作業自体は楽だと思います。

ですが、
モチベーションやテンションはどうでしょうか?

言われたことを言われた通りやって望まれる結果だけを追い求める毎日。

つまらなくなると思いませんか?

私はそんな仕事のやり方をずっと続けていて

「毎日なにやってるんだろう」


と思う日々を悶々と過ごしていました。


ここで何を変えると少しずつ楽しくなってくるかというと、
ここで「主体的になる」がキーワードになってきます。

どのように使っていくかというと、
言われたことを言われた通りやって望まれる結果を追い求める毎日の中で、
自分なりの目的を作るのです。

今回のこの行動によって、

〇〇の使い方を覚えよう
〇〇が出来るようになろう
〇〇についての理解を深めよう
〇〇さんともう少し話せるようになろう
〇〇の使い方がもっと他にないか考えてみよう

内容は何でもいいです。

他者主体の中に、
自分主体を入れてみてください。

自主的参加の中で自らな目標を見出し、
自分の意志で行動することで
主体性は養われていきます。

そうすることで、
出来ることは増えて行き、
自ら考えて動いていけるようになります。

その結果、
新しい仕事を提案していけるようにもなっていきます。

もちろん管理職のような仕事はしたくないという人は、
新しい仕事を生み出すことまで考える必要はないですが、
モチベーションやテンションが下がったまま仕事をすることは、
病むキッカケにもなってしまうので、

自主的の中で主体的になる

は是非やってみてください。


ただしいきなり始めると、
自分勝手な行動だと思われてしまうため、
必ず【報連相】をしてから行うようにしてくださいね。

その場合、
既存のやり方を全く無視したものではおそらく通らないので、
少しずつ自分の意見を取り入れていってください。
一度に大きな一歩を踏み出そうとすると、
失敗した時に自信喪失につながってしまうので、
ゆっくりと自分なりの楽しさを見つけていってください。


纏めます。

「他者の考えたことに進んで参加する」が自主的
「自ら考えたことを進んで行動する」が主体的

もし、
今までの慣れで反応的に今までの行動を反射的に取ってしまうのなら、
それを主体的行動に発展させる為に、

①意識的に反応的行動をしてしまいそうになるとわかったら一旦止まる
②望む結果が得られるよう自ら考え選択肢を選び直してから
③行動する

①と②を行う為に必要なキーワードは『自分で考え、決断する』ことです。
止まることも考えることも、
何も考えずに今迄の流れに任せていてはずっと出来ないままです。
『自ら意識的に行う』ことをしなければなりません。

主体的とは「自分の行動制御・選択を意識的に行えること」を言います。

簡潔に表すと、

「自ら考えたことを進んで行動する」

という解釈になります。


そして必ず

報連相はしてくださいね。


独りで暴走してると思われないように、
自分だけの責任にされてしまわないように、
周りは巻き込んでおいてください。

私の為に使わせていただくというよりは、 身の周りで助けてくれる人へのお礼として使わせていただきたいと考えてます。 せっかく私の為にご用意くださったものなのにごめんなさいね。 私は余生を、出来る限りの有難うを伝えて過ごしていきたいの。 気持ちを汲んでいただけると嬉しいです。