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光と影 【Book Review 『眩』】
“北斎“は今や海外でもポピュラーだけれど、その娘のお栄(葛飾応為)については、残された作品も少なければ、生没年も判然としない。
私が彼女を知ったのは、浮世絵好きの同僚が『吉原格子先之図』のレプリカを見せてくれことがきっかけだった。
その絵のあまりの美しさに見惚れてしまい、直ぐに彼女が所蔵しているという杉浦日向子さんの『百日紅』を借りた。
『百日紅』のお栄はまだ嫁入り前で、兄弟子の魚屋北渓(初五
Sounds of Sola
心に浮かぶ風景は、必ずしも自分の日常とは地続きではない。
小さな話のひとつひとつは、私とは別の、この世界のどこかにいる誰かのもの。
だけどいつも書いているnoteに投稿するのは、なんだか恥ずかしくて。
誰にも言わずに、そっとしまっておきたくて。
書評やエッセイも、心おきなく投稿したくて。
そんな話を“創った“り”綴る”ために、本家とは別にここを開いてみました。
100%をフィクションにしたら、