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ところでプランナーさんはどんな結婚式したんですか?
ウェディングの相談は、初めて会った人と約1~2時間、向かい合って話をするという、あまり普段の生活にはないようなシチュエーションだ。必要な情報は今のご時世、だいたいネットに書いてあるので、せっかくの対面の個別相談の機会にはなるべくホームページに書いてないようなことをお話しできればいいなと思う。
しかし、そうは言っても「そんなこと聞きたいかぃ?」と思う質問を帰り際にされることがある。
「ところでプ
だから、お雛様を飾る。
子どもの頃、友だちの家には7段飾りのひな人形があった。
赤い毛氈の最上段にお内裏様とぼんぼり、次段に三人官女、五人囃子、『たのしいひなまつり』の歌に出てくるメンバーやアイテムが勢ぞろいだ。
絢爛豪華とは正にこのことだと釘付けになった。
私の人形
私の家にはひな人形が無かった。あるのはひな人形の絵が描いてある掛け軸。文字通り『絵に描いた餅』である。そしてガラスのケースに入った藤娘の日本人形がひと
無い!からのリカバリー②
一瞬ないけど用意する話の続きです。
前回の話はこちら↓
明日の席札がない/明日のグラスを割る/カメラマンが来ていない/料理を落とす ほか
ケーキがない。
天井まで届くほどの白いウェディングケーキ。
あれは入刀の時に運ばれてくる今般の生ケーキとは全く違う。
高さ2~3mもあるアレは、シリコン製である。セッティングの際にバックヤードから会場内まで運ぶのだが、台車に乗せても入口のドアを通らない
答え合わせのシフォンケーキ
「ね、産んでよかったでしょ」
私が差し入れたシフォンケーキを食べながら、母は自分の姉妹たちにそう言った。
遠くに引っ越した高齢の伯母が久しぶりに帰ってきたから集まっているというので会いに行ったその日は、ちょうど母の日だった。
「おばちゃん達みんなに育ててもらったからだよ。私にはお母さんがいっぱいいるね。」
父が亡くなったのは私が2歳半、妹が生後3か月の時だった。母方の親戚は皆、父親のいない私
フルーツが人生に必要だと思う理由
ふるさと納税の返礼品が届いた。
高級ミカン、紅まどんなだ。
紅まどんなが届いたよ!とLINEをしてしまうほど、庶民にとっては高級なのだ。帰ってきた娘と早速カットして食べながら
「紅まどんなは高級だけどさ、果物ってそもそもぜいたく品なんだよね」と言ったがピンとこない様子。
果物はぜいたく品
「金欠で食費を節約しているときにフルーツ買える?」
あぁ~なるほどね、そうか。
いくらみかん好きでも買え