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愛と笑いの昼と夜もしくは音盤&活字中毒生活。

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基本的に思いつきで書いたことを一つに纏めることが適切かどうか?考えてしまうのですが、高校生の頃から私の趣味嗜好はあまり変わっていないことを毎日更新することで実感しております。 お… もっと読む
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読書日記〜近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」

読書日記〜近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」

 近田春夫さんの語り口調や文章が大好きなのは昔からでして、その魅力に気づいたのは雑誌「明星」の歌本「YOUNG SONG」に新譜批評が掲載されていたからなんですよね。
それと篠山紀信さん「激写」で有名な雑誌「GORO」が年末に掲載するアルバム批評での発言が楽しみだったりしました。
その近田さんが大好きな作曲家である筒美京平さん論を展開するというなら、買うしかない!と発売日前に予約して購入しました。

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My Favorite Best Album〜ブレッド&バター『シルバーブレッド&ゴールドバター〜アーリーベスト1972-1981〜』

My Favorite Best Album〜ブレッド&バター『シルバーブレッド&ゴールドバター〜アーリーベスト1972-1981〜』

 というわけで、久しぶりの感がある持参したCDです。やっぱり2枚組ベスト好きな私。
キリンジの大先輩の兄弟デュオ、って今は違うのか。まーそれはともかくとして。
タイトルにある通り彼らの初期の楽曲をコンパイルしたCDになりますね。
発売は2008年。ソニーミュージックからのアルバム『海岸へおいでよ』の発売が2007年ですから、アルファレコードの販売権がソニーミュージックにあることもあっての発売みたい

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獲物の分け前〜オリジナル・ラヴ『フリー・ソウル・オリジナル・ラヴ』

獲物の分け前〜オリジナル・ラヴ『フリー・ソウル・オリジナル・ラヴ』

 昨日に引き続きフリー・ソウル・シリーズの1枚(2枚組だけどね)を購入しましたということで。
キリンジもですが、レーベル横断で選曲、音質よしの安心のフリー・ソウル・シリーズですね。
オリジナル・ラヴを初めて観たのは1988年の9月15日だったかな?場所は渋谷のクラブ・クアトロ。
イベント"TURN TO THE POP”の1回目。雑誌「IND‘S」によるとイベントの仮タイトルはポストXTCだったは

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獲物の分け前〜キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』

獲物の分け前〜キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』

 キリンジのベスト『Archives』を聴いていたら、あのベストに入っていない曲を聴きたくなったのでオーダーしてしまいました。
キリンジのキャリアの中でレーベルを横断した選曲であるのと、2枚組で31曲収録であるボリュームが決めてでしたね。かなりお買い得ですね。その辺含めて。
じゃ、行ってみよー。

・キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』(COCP-38435-6/コロムビア)

 キリンジ『Arc

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獲物の分け前〜中我生直佑「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」

獲物の分け前〜中我生直佑「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」

 まず本屋さんでレジの脇や新刊のチラシと一緒に置いてある薄い冊子を手に取ったことはありますか?
あれは新刊案内や著者インタビューなどが掲載されているPR誌なのですが、連載小説の中にはベストセラーになって映像化されたり、賞を獲ったりしたものもあるんですよー。
この「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」(長いタイトルなので、以下引用する時は「本の妖精」)は小学館から出ていた「きらら」という雑誌

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読書日記〜宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」

読書日記〜宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」

 今回、どの本を持っていくかに関して、一番最初に決めたのがこの本でした。
文字量や情報量の多さであるとか、読んだ上でどれだけイメージをふくらませることができるかということで判断しましたね。
今回はとりあえず10冊程度ですが、なかなかいい選択をしているように思います。
じゃ、行ってみよー。

・宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」(blueprint)

 この本は昨年末に購入してから、

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読書日記〜水道橋博士「藝人春秋3」

読書日記〜水道橋博士「藝人春秋3」

 本当ならもっと時間をかけて読み返した上で昨日の続きとするべきなんでしょうが、昨日「藝人春秋2」について書いたということで今日はその続きを期待された方がいるかもしれないと判断しました。
まー、期待されてなくても書きたくなったから書いているんですが。
じゃ、行ってみよー。

・水道橋博士「藝人春秋3」(文春文庫)

 水道橋博士の文章を好きになったのは昨日書いた通り「熱烈投稿」に連載していた時期だっ

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読書日記〜水道橋博士「藝人春秋2」

読書日記〜水道橋博士「藝人春秋2」

 環境が変わっても持ち歩くのは好きな本なわけです。
なかなか生活の時間帯が変わってしまって配信には参加してませんが、水道橋博士の日記は必ずチェックしていますね。ハイ。
じゃ、行ってみよー。

・水道橋博士「藝人春秋2」(文春文庫)

 水道橋博士の文章を好きなことを自覚したのは「熱烈投稿」の連載でした。
「投稿写真」と「熱烈投稿」ではグラビアページは圧倒的に「投稿写真」派でしたが、「熱烈投稿」も毎

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読者日記〜売野雅勇「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々」

読者日記〜売野雅勇「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々」

 普段通りの生活をしていると、丁寧にCDを聴いたり、本を読んでいるつもりなんですけど、そうでもなかったみたいですねー。
実際のところ部屋の中には山のようにCDや雑誌、書籍が積まれていて、必要に応じて引っ張り出していたわけです。
いくら私が音盤&活字中毒気味の人間であったとしても、買った全ての作品に愛情を注げるかはまた別問題なわけで。
前置きが長いと普段の私に戻りつつある気がじすが、そんなことはない

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My Favorite Best Album〜キリンジ『Archives SINGLES BEST』

My Favorite Best Album〜キリンジ『Archives SINGLES BEST』

 みんな大好きキリンジのワーナー時代のシングル・コレクションですね。
初期のキリンジがとにかく大好きなんですが、このCD聴くとやっぱりいいわけなんです。
初めて彼らの曲聴いたのは1999年か1998年、キリン柄のジャケットのあれが出たばかりの時、当時行きつけだった中古レコード屋でしたね。
なので、曲ということなら「風を撃て」になりますね。あの場にいた数人がメチャクチャ盛り上がったのを覚えてます。

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My Favorite Best Album〜ピカソ『Presents For Lovers Vol.1』

My Favorite Best Album〜ピカソ『Presents For Lovers Vol.1』

 大好きなバンド、ピカソのプロモーション・オンリーのベスト盤ですね。
ちなみにピカソは今年デビュー40周年になるんですよ。
このCDは初期の代表曲「シ•ネ•マ」や「ファンタジー」、「ビギン•ザ•ナイト」といったアニメ「めぞん一刻」で使用された曲を収録した宣伝用に1988年に制作された1枚です。
じゃ、行ってみよー。

・ピカソ『Presents For Lovers Vol.1』(キティ)

 今

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My Favorite Live Albu〜はちみつぱい『9th June 1988』

My Favorite Live Albu〜はちみつぱい『9th June 1988』

 新生活に突入して、用心のためダブって持っているCDメインに持参しました。
はちみつぱいのこのライヴ、私が大学生の時だったんですよね。21歳か。
木曜だったのはハッキリ覚えてます。あと曇っていて、蒸し暑かった記憶も。
じゃ、行ってみよー。

・はちみつぱい『9th June 1988 はちみつぱいLive』(SPFJ-002〜6/スーパーフジ)

 人生の中で一番感動したライヴは何かと問われると困

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獲物の分け前〜玉袋筋太郎「美しく枯れる」

獲物の分け前〜玉袋筋太郎「美しく枯れる」

 環境が変わったので、まず最初に読むことにした本です。

上京時に買わなかったので、密林さまからの購入でした。
玉袋さんとわしはひとつ違いなので、このタイトルは響くなー。

・玉袋筋太郎「美しく枯れる」(KADOKAWA)

出だしの部分だけで泣きそうになってます。身体ともに余裕ができたら追記するか、別記事になるかはわかりませんが、触れたい本ですね。

 ではまたー。

獲物の分け前・4月上京編〜『トッドは真実のスーパースター』

獲物の分け前・4月上京編〜『トッドは真実のスーパースター』

 先週、上京した際に買ったCDや本について書くのはこれで一区切りになります。
新刊1冊、古本3冊、CDは中古2枚ですから、普段よりはかなり少なめな購入だったわけですね。
年度替わりを挟んでいるので、かなり期待していたんですが、ネット通販と同様に収穫少なめでした。残念。
じゃ、行ってみよー。

・『トッドは真実のスーパースター』(PCCA-01113/ポニーキャニオン)

 トッド・ラングレンの曲を

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