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獲物の分け前。

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その日もしくは近日に買った本、CD、雑誌などの感想やそれから引っ張られたエピソード・トークなどを私流に語ります。
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獲物の分け前〜オリジナル・ラヴ『フリー・ソウル・オリジナル・ラヴ』

獲物の分け前〜オリジナル・ラヴ『フリー・ソウル・オリジナル・ラヴ』

 昨日に引き続きフリー・ソウル・シリーズの1枚(2枚組だけどね)を購入しましたということで。
キリンジもですが、レーベル横断で選曲、音質よしの安心のフリー・ソウル・シリーズですね。
オリジナル・ラヴを初めて観たのは1988年の9月15日だったかな?場所は渋谷のクラブ・クアトロ。
イベント"TURN TO THE POP”の1回目。雑誌「IND‘S」によるとイベントの仮タイトルはポストXTCだったは

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獲物の分け前〜キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』

獲物の分け前〜キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』

 キリンジのベスト『Archives』を聴いていたら、あのベストに入っていない曲を聴きたくなったのでオーダーしてしまいました。
キリンジのキャリアの中でレーベルを横断した選曲であるのと、2枚組で31曲収録であるボリュームが決めてでしたね。かなりお買い得ですね。その辺含めて。
じゃ、行ってみよー。

・キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』(COCP-38435-6/コロムビア)

 キリンジ『Arc

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獲物の分け前〜中我生直佑「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」

獲物の分け前〜中我生直佑「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」

 まず本屋さんでレジの脇や新刊のチラシと一緒に置いてある薄い冊子を手に取ったことはありますか?
あれは新刊案内や著者インタビューなどが掲載されているPR誌なのですが、連載小説の中にはベストセラーになって映像化されたり、賞を獲ったりしたものもあるんですよー。
この「本の妖精 夫久山徳三郎 今日も書店に現れる」(長いタイトルなので、以下引用する時は「本の妖精」)は小学館から出ていた「きらら」という雑誌

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獲物の分け前〜玉袋筋太郎「美しく枯れる」

獲物の分け前〜玉袋筋太郎「美しく枯れる」

 環境が変わったので、まず最初に読むことにした本です。

上京時に買わなかったので、密林さまからの購入でした。
玉袋さんとわしはひとつ違いなので、このタイトルは響くなー。

・玉袋筋太郎「美しく枯れる」(KADOKAWA)

出だしの部分だけで泣きそうになってます。身体ともに余裕ができたら追記するか、別記事になるかはわかりませんが、触れたい本ですね。

 ではまたー。

獲物の分け前・4月上京編〜『トッドは真実のスーパースター』

獲物の分け前・4月上京編〜『トッドは真実のスーパースター』

 先週、上京した際に買ったCDや本について書くのはこれで一区切りになります。
新刊1冊、古本3冊、CDは中古2枚ですから、普段よりはかなり少なめな購入だったわけですね。
年度替わりを挟んでいるので、かなり期待していたんですが、ネット通販と同様に収穫少なめでした。残念。
じゃ、行ってみよー。

・『トッドは真実のスーパースター』(PCCA-01113/ポニーキャニオン)

 トッド・ラングレンの曲を

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獲物の分け前・4月上京編〜PSY•S『ゴールデン・ベスト 〜シングルス・プラス〜』

獲物の分け前・4月上京編〜PSY•S『ゴールデン・ベスト 〜シングルス・プラス〜』

 上京から既に一週間過ぎてしまいました。今回の上京では時間をかけて見た割にCDの収穫が少なく、しかも未知の音源を入手することがなかったのでした。悲しい。

 激安とまではいかないものの定価の半分以下で購入できたから、かなりお買い得だったと思いますよ、多分。
1985年デビューのPSY•Sのベスト盤でした。ゴールデン・ベストシリーズの初期だったと記憶してます。
実はアルバム『Atlas』発売時に『A

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獲物の分け前・4月上京編〜「ヒット曲の料理人 編曲家 船山基紀の時代」

獲物の分け前・4月上京編〜「ヒット曲の料理人 編曲家 船山基紀の時代」

 この本も立川志らくさん「師匠」のイベント前に寄ったお店で購入したわけです。
実はこの本だけ迷ってしまって、中身の確認をさせていただきました。
それはなぜかというと、持っていたような気がしたので確認させてもらったのでした。
ちなみに混同してしまったのは萩田光雄さんの本でした。色合いが似てたのかな?
まー、それはともかくとして。
じゃ、行ってみよー。

・「ヒット曲の料理人 編曲家 船山基紀の時代」

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獲物の分け前・4月上京編〜濱口秀樹 著「ヒットソングを創った男たち」

獲物の分け前・4月上京編〜濱口秀樹 著「ヒットソングを創った男たち」

 今日取り上げるこの本も昨日と同じく、立川志らくさん「師匠」発売記念&3刷重版記念イベントに行く前に寄ったお店で購入したものです。
イベントには大体トートバッグを持っていくことが多いんですが、あの中には大抵買ったばかりのCDや本が入っているわけなんですね。
今回はCDよりも本が入っていたので重い重い重かったという記憶があります。
ちなみに志らくさんは歌謡曲フリークとして有名な方なので、無理やりこじ

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獲物の分け前〜立川志らく「師匠」

獲物の分け前〜立川志らく「師匠」

 この本の発売記念であり、増刷記念のイベントに参加したわけですから、イベント会場で販売して、サインもいただけるとなればこれはもう買うしかないわけです。
GO→STというインディペンデント・レーベルで物販担当してましたからね、私は。
いいライヴの後、CDが売れることは喜びでしたし、バンドやCDについて質問されたりすることも意味あることでした。
まー、それはどうでもいいことですな。
じゃ、行ってみよー

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獲物の分け前〜「ロック・クロニクル・ジャパン Vol.1 1968-1980 日本語のロックの時代」

獲物の分け前〜「ロック・クロニクル・ジャパン Vol.1 1968-1980 日本語のロックの時代」

 これ、リアルタイムで買ってますね。紛失したのか処分したまでは記憶にありませんが。
一昨年、水道橋博士の生誕祭に行く前に立ち寄ったお店で「ロック・クロニクル・ジャパン Vol.2」を買ったのかな、確か。
その号はリアルタイムでは立ち読みで済ませたような。
調べてみたら記事書いてました。

 えーと、Vol.2だけ持っていて、Vol.1を入手するまで1年半くらい時間がかかっているんですね。
割と元々

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獲物の分け前〜「サンデー毎日 2024年4月21日号」

獲物の分け前〜「サンデー毎日 2024年4月21日号」

 久々に「サンデー毎日」を手に取ってないみたら、やけに分厚い。そーか、この季節だからか。。と一人ごちりながらレジへと向かいました。
立川在住の頃、大学の合格者数が載った雑誌に何の意味があるのか疑問でしたが、それは実家に戻ってからもその感想に変化はないですねー。
じゃ、行ってみよー。

・「サンデー毎日 2024年4月21日号」(毎日新聞出版)

 「サンデー毎日」には水道橋博士が時々記事を書くので

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獲物の分け前〜「ミュージック・マガジン 2011年5月号」

獲物の分け前〜「ミュージック・マガジン 2011年5月号」

 この号が届いて、パラパラと読んでいたら、「まだ“とうようズ・トーク”が載っているってことは結構昔の号なんだ」と一人ごちていました。
細野晴臣さん表紙で持っていない号がまとめて出品されていたのを購入したのが到着して、その中の一冊が2011年5月号だったと気付いたわけです。
何度かここに書いた通り、2011年3月11日の午後3時近くはアパートの部屋の中にいて、山積みされたビデオテープが崩れていったの

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獲物の分け前〜「ロックジェット VOL.74」

獲物の分け前〜「ロックジェット VOL.74」

 新年度最初の買い物はこれだったら嬉しいなというものが買えました。やっぱり嬉しい。
表紙はザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさん。
勿論、ザ・ブルーハーツも大好きですし、水道橋博士の同級生だったこともあって、親近感をもっています。
でも、ヒロトさん目当てで買ったのではないんですよ。

 この号を買わなければ!と思った理由は、先月末に手に入れたシーナ&ロケッツ『#1 スペシャル・エディション』にメチャメ

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獲物の分け前〜「REMEMBER VOL.1」

獲物の分け前〜「REMEMBER VOL.1」

 んーと、私が音楽についての文章を書く上で影響を受けたのは、「ミュージック・ステディ」とこの「REMEMBER」だと思うわけです。
勿論、文体や発想とかは変えましたし、全然違うものになっていると思ってますが。

 で、年度末ギリギリに某大手通販サイトに出品されていたのが、その「REMEMBER」の創刊号でした。
しかもかなりのお手軽価格でしたから、出品者さまのプロフィールを確認して、すぐにポチりま

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