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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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2024年3月の記事一覧

数字の魔法

数字の魔法

ー年度最終日はもはや初夏2023年度の最終日(3月31日)は初春を飛び越え、もはや初夏の気候だ。何だか暑いなーと思っていたら、東京都内の気温は3月31日午前時点で26℃を超えていたよう。気象情報会社のウェザーマップによると、3月として観測史上最も高い温度らしい。午後はさらに上昇し、13時半過ぎに28・1℃を観測したという。気付かなければ、何だか暑いで済んでいたのに、いざ28℃超という数字を意識する

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なんか、すげー

なんか、すげー

ー母が辿る野球通の道球春到来ー。野球界は日米ともに新シーズンが相次いでスタートした。専属通訳の違法賭博問題で揺れる大谷翔平が所属する米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースは、本拠地開幕2連勝。大谷は初戦こそ2安打だったものの、2戦目は無安打に終わり、打席でどこか力み、あるいは焦りのようなものを感じる。野球ファンというより、大谷ファンの母親も同様な気持ちを抱いたよう。「早く一本(本塁打)出れば落ち着く

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とどのつまりは神頼み

とどのつまりは神頼み

ー迫る新年度に準備万端まもなく新年度。良いスタートを切りたい。節目の時期を迎えると、いつもそう思うものの、日常に押しつぶされて思い描く進歩を得られていない。ただ、今年(2024年)はちょっと違う。干支である龍神さまがついている。年明け以降、馬橋稲荷神社(東京都杉並区)、宿鳳山高円寺境内の稲荷社(同)、品川神社(東京都品川区)、荏原神社と、龍神さまが宿る4社寺を訪れて加護を得てきた。いつになく準備万

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とんだ骨折り損

とんだ骨折り損

ー運転免許証の写真「この持ち込み写真は使えません」ー。そう言われて愕然とした。先日、運転免許証更新のために訪れた東京都内の某会場。受け付けを拒まれた写真は、会場に訪れる前夜、奥さんにお願いしてわざわざ撮ってもらったものだ。次の更新は5年後と長く期間が空くので、気に入った写真にしてもらいたかった。なのに、ダメだって。とんだ骨折り損だ。

被写体は変わらない

受付不可の理由は、背景に写った壁紙に細か

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野放しの大悪党

野放しの大悪党

ー袂を分かつ大谷と水原米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と、前通訳の水原一平が絡む違法賭博と巨額損失の補填に関する問題。大谷がきのう(3月26日)開いた記者会見で、この問題への関与を全面否定した。憶測に流され、あらぬ罪を一方的に被せられる事態はどうにか回避した。心底ホッとする。大谷ファンの母親はもっと喜んでいるだろう。

安堵と不安

「スポーツ賭博には関与していないし、ブックメーカー

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モヤモヤ解消へ

モヤモヤ解消へ

ー大谷翔平、あす会見いよいよ真相が明らかになるー。米大リーグで活躍する大谷翔平の元通訳、水原一平が絡む違法賭博と巨額損失補填に関する問題で、あす(3月26日)大谷が、水原解雇後初の会見に臨む。これまでの経緯などについて説明する見込み。これですべてが解決するわけではなさそうだが、根も葉もない憶測を抑え、スッキリした気分であらためて大谷を応援できる第一歩になるだろう。大谷が何を語るか、今からドキドキす

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荏原神社の龍神さま

荏原神社の龍神さま

ー第一印象「奥ゆかしい」荏原神社(東京都品川区)が祀っている龍神さまは、実に奥ゆかしい。社殿の屋根、左右の隅からわずかに顔を見せるばかりで、いかにも目立たないよう参拝者をこっそり覗き込んでいる。発する"圧"でお参りする人を脅かせないよう気遣っているみたいだ。強大な霊力を持ちつつも、どこか慎み深い。これがこの龍神さまの第一印象だ。

善し悪し

荏原神社の龍神さまは「願えば叶わぬことがない」と評され

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さよなら「江戸屋」

さよなら「江戸屋」

ー喪失感の中の奇跡金輪際、あの超お得な「ランチにぎり」を味わえないー。先日、奥さんと久しぶりに寿司屋「江戸屋」(東京都練馬区)を訪れて驚いた。そこには何と2023年末に店をたたんだという張り紙。寿司を握りつつ、気さくに話しかけてくれた寿司屋の主人にも、もう会えない。常連でもないのに喪失感がすごい。そんなところに奇跡が起きた。

偶然の再会

「何かこの店にご用ですか」ー。近寄ってきた老紳士にこう話

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生食ホワイトデー

生食ホワイトデー

ーチョコのお礼に刺身盛り「えっ、自分向けにはなし!?」ー。驚いて奥さんに尋ねた。ないよと、さも当然そうに首肯する奥さん。3月14日のホワイトデー。バレンタインデー(2月14日)に身内からもらったチョコレートのお返しを、奥さんに買ってきてもらえるよう頼んだところ、実家の母親向けには買ったものの、自分向けには買っていないという。聞いてパニクる。

不運の連続

チョコをくれた当人、つまり奥さんに自分へ

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奥さん「偶然だよ」

奥さん「偶然だよ」

ー田無神社と初午祭やっぱり、神さまに呼ばれてんのかなー。五龍神を祀る田無神社(東京都西東京市)に訪れた2月12日は、たまたま各地の稲荷神社で初午祭が催される日だった。スピリチュアル界隈の人たちによると、訪れた先の神社で偶然催事に遭遇するのは、神さまに歓迎されているサインなんだとか。こんなことを見聞きすると、"呼ばれている"と信じたくもなる。

「偶然だよ」という奥さんの顔が思い浮かぶ。どうにか踏み

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都心に積もる雪、再び

都心に積もる雪、再び

ー父の通院今朝(3月8日)目を覚ますと、雪が薄ら積もっていた。今年(2024年)に入って東京都内に雪が積もるのは、2月5日以来2度目だ。カーテンの隙間から見える風景は、ところどころが雪化粧している程度。白銀の世界にはほど遠い。以前から天気予報を通じ、この日は雪になると伝えられてきていて驚きはない。むしろ予報が当たり、精度が以前に比べて増した気がして、そのことの方が余程の驚きだ。今日は父親が病院に行

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黒龍、ツンデレ疑惑

黒龍、ツンデレ疑惑

ー五龍神の田無神社田無神社(東京都西東京市)の境内に祀られている五龍神のうち、黒龍がとにかく撮りにくい。鎮座している台座がほかの龍神に比べてかなり高く、ご神体全体をスマートフォンのレンズ内にどうにか収めようとすると、必ず台座の角が映り込む。上手く撮るには面倒でも自撮り棒か、脚立が必要になりそうだ。次回はきちんと準備し、心積りした上で訪れたい。

撮影困難

黒龍はこの神社の北方を護る龍神。植え込み

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桃の節句と雛祭り

桃の節句と雛祭り

ー重箱に隅にある話3月3日の祭事を一般に「桃の節句」、あるいは「雛祭り」と呼ぶ。ただ厳密に言えば、桃の節句と雛祭りは微妙に違うらしい。インターネットを通じて初めて知った。重箱の隅をつついて出てきたような話だが、世の中には知らないことばかりだとあらためて気付かされて、あきれる。

異なる起源

桃の節句、雛祭りともに、桃の花が咲く頃の風習であるところは同じ。ただ起源が違うらしい。桃の節句は「上巳(3

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きょう誕生日

きょう誕生日

ー義父との縁きょう(3月2日)誕生日を迎えた。奥さんによると、他界した義父と誕生日が同じらしい。かつて奥さんからそれを聞いて驚いた。ビックリしたのは義母も同じだったようで、「何か縁があるんでしょうね」と言っていた。以来、誕生日のたびに頭のどこかで義父を思い浮かべるようになった。きのう大学受験に臨んでいる甥が志望校の一つに合格したそうだ。

桜咲くー。義父もさぞかし喜んでいることだろう。