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コモデティ。。金銀銅石油。。の歴史を記す。

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エネルギーがキーになるか

エネルギーがキーになるか

エネルギー価格に目が行く。

中長期的構造的な問題として、①②③が浮かぶ。
①有限な資源に対して過度に流通している紙幣の途方もない量。
②必要な資源量に対して有限な資源の量。
③人口の増大、新興国の工業化進展による必要量の増大。
  
しかし、あくまで上記①②③は、中長期的構造的な問題。
目先は、ウクライナ戦争、イスラエルガザ戦争、
さらにはイスラエルのイラン攻撃。。

『覇権国米国の走狗』と『な

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GOLD・原油 高井裕之氏 

GOLD・原油 高井裕之氏 

高井裕之氏といえば、商品。原油や金の市場について今までの豊富なキャリアからの冷静な解説はお聞きしていて大変参考にさせて頂いている。ザキオカさんと高井裕之氏の掛け合いもいいですね。

GOLD

高井裕之氏  金へ? 仮想通貨へ行ったマネーが?

高井裕之氏 恐怖検知器  金価格 上昇の示唆するもの

高井裕之氏 金価格のミステリー 超超保存版動画

高井裕之氏 過去の流れ超良質解説  2024年金

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亜鉛 

亜鉛 

①亜鉛とは

亜鉛は青みがかった白色の金属で、室温では脆いですが、
加熱すると展性になります。亜鉛は地球の地殻の鉱物として自然界に見られ、腐食から保護するための鉄鋼のコーティングとして一般的に使用されています。

亜鉛は、その優れた導電性、耐食性、および低コストにより、
電子産業で広く使用されている用途の広い材料です。
腐食防止用の亜鉛メッキ、電子部品用の亜鉛合金、各種電子用途の酸化亜鉛、低電力用

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金 ゴールド GOLD まとめ 

金 ゴールド GOLD まとめ 

結論:金は高い時に買うものではない。淡々と自分のルールに沿ってリバランスし一定量を常に保有するもの。3年前から老後資金用の確定拠出型年金は約40%を金にしているが、全体ポートフォリオでも今後はCASHの代わりに金にシフトしていくイメージだ。10%、20%と比率を上げていきたい。株式〉金〉CASHという優先順位だ。

■金価格の歴史 高井裕之氏

★1980年1月:850$まで上昇
1971年米ニク

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2030年へ:この2020年代の2030年へ向かう10年は世界史上における大きな激動の時代。だが、冷静に最悪の事態も想定し備えるだけ。何も問題ない。

2030年へ:この2020年代の2030年へ向かう10年は世界史上における大きな激動の時代。だが、冷静に最悪の事態も想定し備えるだけ。何も問題ない。

CASHと債券はゴミとは言わないが、価値が大きく下がる未来が来るのは容易に想像出来る。最悪に常に備えておきたい。

企業に問題がある場合は、マネーは株式市場から債券へ逃げ出すだろう。
国家に問題がある場合は、マネーは債券市場から株式へ逃げ出すだろう。

では今は?優良企業よりも、明らかに国家の方が不健全で、じゃぶじゃぶの危険な財務体質ではないだろうか。優良企業の方が明らかに破綻しそうな国家よりも安

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日経新聞メモ:食料危機、2023年に深刻に 天然ガス高騰で作れぬ副作用

日経新聞メモ:食料危機、2023年に深刻に 天然ガス高騰で作れぬ副作用

食料危機、2023年に深刻に 天然ガス高騰で作れぬ副作用: 日本経済新聞 (nikkei.com)

世界の食料安全保障が新たなリスクに直面している。ウクライナ紛争の長期化によって、窒素肥料の原料であるアンモニアの生産コストが膨らみ、欧州では生産停止や減産の動きが相次ぐ。ウクライナ産の小麦などを「運べないリスク」に続き、今秋以降は肥料の供給制約と価格高騰で途上国を中心に「作れないリスク」が高まる。

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アグリカルチャー投資:8002 丸紅【芙蓉グループの総合商社大手。穀物、発電で商社首位級。プラントや輸送機、農業化学品に強み】

アグリカルチャー投資:8002 丸紅【芙蓉グループの総合商社大手。穀物、発電で商社首位級。プラントや輸送機、農業化学品に強み】

8002 丸紅【芙蓉グループの総合商社大手。穀物、発電で商社首位級。プラントや輸送機、農業化学品に強み】

1.8002丸紅:概要大手総合商社、総資産5位。生活産業(ライフスタイル、情報・不動産、フォレスト)、食料・アグリ・化学品、エネルギー・金属、社会産業・金融(航空・船舶、 建機・産機・モビリティ)、次世代事業開発の事業。世界133拠点でのグローバルなビジネス展開。穀物トレーディング・発電容量

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【リチウムまとめ】【需要拡大必須!2020年➡2030年5.6倍!】

【リチウムまとめ】【需要拡大必須!2020年➡2030年5.6倍!】

1.リチウム概要 

 リチウムの需要は、2016年に炭酸リチウム換算(以下、LCE)で204千tであったのが2019年には323千tに達したように大幅に増加しており、16%の年平均成長率を記録する。この背景として、主に電気自動車(以下、EV)部門などにおいて充電式リチウムイオン電池(以下、LIB)のためにリチウムが用いられているという事情があり、世界では化石燃料に替わる低汚染の交通手段が求められ

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【1605】【INPEX】【原油・ガス開発生産国内最大手】【市況は今、追い風!】【原油も天然ガスも今!】【2040年ビジョンも】

【1605】【INPEX】【原油・ガス開発生産国内最大手】【市況は今、追い風!】【原油も天然ガスも今!】【2040年ビジョンも】

  

1605 INPEX は今が追い風が吹いていますね。世界的な、原油高、天然ガス高という二つの追い風を受けています。業績の上方修正がこれから続々と発表され、増配も期待できるターンです。ここもやはりシクリカルなのでずっと原油もガスも相場がいいということはないでしょうが、まさに今、旬のターンです。

2040年に向けて、ビジョン2040も公開しており、現状とビジョンをまとめてみたい。

1.企業

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【銅】【需要増加:脱炭素化に関連する再生可能エネルギーの普及やEV市場の拡大により増加】【供給抑制:現在チリで審議中の鉱業ロイヤルティ法案は、企業の投資意欲を減退させ、鉱山操業ないし将来の銅供給に大きな影響】【需要増えても供給増えずで相場上昇必須】

【銅】【需要増加:脱炭素化に関連する再生可能エネルギーの普及やEV市場の拡大により増加】【供給抑制:現在チリで審議中の鉱業ロイヤルティ法案は、企業の投資意欲を減退させ、鉱山操業ないし将来の銅供給に大きな影響】【需要増えても供給増えずで相場上昇必須】

 

銅の今:                              現在チリで審議中の鉱業ロイヤルティ法案は、企業の投資意欲を減退させ、鉱山操業ないし将来の銅供給に大きな影響を与えかねないため、引き続き注視する必要があるが、将来の銅需要については、脱炭素化に関連する再生可能エネルギーの普及やEV市場の拡大により増加すると予測され、価格の高騰や資源確保の激化が進行していくだろう。

・・・供給

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【ウラン】【需要少なく長期低迷中】【再生エネ需要増加で原発需要増か?】【日本でも原発再稼働の流れか?】

【ウラン】【需要少なく長期低迷中】【再生エネ需要増加で原発需要増か?】【日本でも原発再稼働の流れか?】

 ウランのETFや個別銘柄、スポット価格を最近タイムラインでよく見かけるようになった。もちろん、NAKABAさんの影響が一番大きい。実際に、ウランのスポット価格は上昇中のようだ。国内に目を向けると、次期総裁選候補で脱原発派の河野太郎氏も原発を容認する発言をしており、ウラン相場には追い風になっているようだ。世界的には、脱炭素化で、EV電池、太陽光、風力の利用の流れが加速する中で、原子力の利用にも関心

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【リチウム】【未完了】【建設中】

【リチウム】【未完了】【建設中】

 

 世界で脱炭素化を急速に求められており、世界各国では本取組みに関する政策を相次いで発表している。その中でも、自動車の電動化は脱炭素化の切り札として各自動車メーカーによる開発が進展しており、ここ数年で電動車の販売台数が加速度的に増加している。それに伴い、車載用リチウムイオン電池(LIB)の生産量も増加の一途を辿っており、正極材の主原料であるリチウム、コバルト、ニッケルについては争奪戦の様相を呈

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