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日報

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その日のことなど。
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#読書

【告知】本日二号店でロッキンです。

【告知】本日二号店でロッキンです。

 明日(とかいう今日)は二号店のお店番に入ります。9月は欠席してすみませんでした。ごめんね、ごめんなさいすみませんでした。10月はPMSに勝利していると思っているのですがどうでしょう。

 例によって店番のメインはにゃんしーさんで、私は奥で原稿書いていると思います。ここが、居心地良くて集中出来て、良い空間なんですよね。店内BGMの調節程度の働きしかしていませんが、店内に好きな音楽を流し続けられると

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本 / 『夜は短し歩けよ乙女』

本 / 『夜は短し歩けよ乙女』

プチ日記 連休中に買ったベッドが届きました。他。

『夜は短し歩けよ乙女』 キャラクタ小説。京都の大学生の話だと思うんですけど、誰一人京都弁でも関西弁でもないところが注視点です。
 それから、東京のひとが文章のなかに例えば町田だの五反田だの、勝手に全国の読者が知っている前提で登場させる地名の如く、この本では田中大久保みたいな場所がしれっと書いてあって、それが良かったです。でもキャラクタ小説苦手気味

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本 / 穏やかに水流るような短篇集

本 / 穏やかに水流るような短篇集

 原田マハさんという方の本を、電子書籍で2冊読みました。
 誰かが酷く不幸になったりしない穏やかな、芯だけ背筋が伸びているような短篇集で、とても良かったです。

 こちらは紙書籍、ポプラ文庫。

 珠玉の短篇集。
 最近、ふつうの小説を読むのが好きで、平熱くらいでやわらかく進む物語が良いです。ふつうが、良い。

本 / 『グレープフルーツ・ジュース』ほか

本 / 『グレープフルーツ・ジュース』ほか

プチ日記 睡眠不足の体調にクラフトボスのブラックとサラダチキンだけ放り込んで作業をしていたら(あ、あとお酒……)精神的に平常より更におかしくなってしまったので流石にやばいと思い、卵とチーズを混ぜたカロリィ高めのオムレツを這々の体で作って食べました。不摂生は良くないです。朝2時間寝て、昼間に仮眠を摂ったら1時間で目が覚めたので、お風呂入りたい vs 後頭部の頭痛を抱えたまま入浴するのは怖い、というヂ

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本 / 買った短歌誌と文芸誌

本 / 買った短歌誌と文芸誌

 4月分の短歌誌を買いました。精読出来ているわけもなく、毎月3冊、場合によっては4冊が家にたまっていくことに鬱屈して、kindle版を買おうかしらと思ったのですが、『短歌研究』のkindle版を買って読んでみたら(ちょっと待ってこれ紙でも読みたい)と思って紙版を買ってしまったので、裏目でしたね。

  文學界の特集が良さそう過ぎて、夫に借りる筈が、自分用に買いました。

 読むぞっ。

本 / 最近買った本と読んだ本

本 / 最近買った本と読んだ本

 夫に誕生日プレゼントにあげた本を、自分でも電子書籍で買って再読しました。トゥルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』
 前に読んだのは中学生のときだったね。
 村上春樹訳の翻訳者あとがきには、「オードリー・ヘップバーンの写真が載っていない表紙で読んで欲しい」と書かれていますが、私はこの、したにリンクしたヴァージョンを図書室で借りたのでした。写真じゃなくて絵だったような気がします(あの、映画広

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本 / 『戦争は女の顔をしていない』抜き書き

本 / 『戦争は女の顔をしていない』抜き書き

 もしもあなたがこの本を〝どんな本なのか楽しみに〟思い、〝何が書いてあるのか知ることに期待して〟いるのなら、この記事は #ネタバレ になります。でも、読書する際にネタバレされたら読む意味が減ると思うならば、それは軽々しいことではないでしょうか。少なくともこの本についてはそう思います。

  &

 この本のタイトルや、漫画化作品やあれやこれやから勘違いしないで欲しいことは、「女性とは戦争を起こさな

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読書 / 『湖畔のリリー』

読書 / 『湖畔のリリー』

『オートマニュアル vol.1 』に川鍋さく氏から原稿が届きました。嬉しい。喜ぶ。

読書 / 自開症

読書 / 自開症

日記 ちょっと人酔い。

 日曜、ひとと逢い、火曜に通院してからガストに寄り、水曜日にお風呂を沸かし木曜日にお風呂に入る(この部分は歌の引用です)金曜に、内科と美容院を梯子してモスバーガーで詩を仕上げ、土曜の夜に近くに最近始まったBARに夫とふたりでゆき、お店の方々と喋り、日曜日は糸巻きもせず(この部分は歌です)誰も悪くないのですが、良いひとたち、ちゃんと診察を受けられたこと、美味しいお店、なので

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読書 / 年始に読む本

読書 / 年始に読む本

 年の初めに、というか年の初めなんていう切れ目をこういうところに持ってくるところが自分にとってあるのかどうか自信が無いので、年始だからどうのこうの云うのは無いのですが、年始に毎年読んでいる本があります。

『二十歳の原点』

『自殺』

 うん、まあ年始に毎年これを最初に読むのがこれっていうのは暗いかもしれませんよ。知れませんけど、(私は2月に誕生日も迎えてしまいますし)頑張って脈を測って動かない

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読書 / 『南方郵便機』

読書 / 『南方郵便機』

 夜、kindle版を買いました。

『星の王子さま』の著者、サン=テグジュペリです。

最近観た映画読んだ本20211109

最近観た映画読んだ本20211109

『KOTOKO』 何度目かの『KOTOKO』ですが、やっぱり私はこれは、嫌だなあと思う。色々現実的じゃないし、現実的に精神の傷みに苦しんでいるひとに対しても現実的じゃないと思う。精神障害を描く映画なら現実に誠実にして欲しかったと思います。Coccoという人間が被さり過ぎている。(Coccoファンはこの映画が好きになるんだろうな)

「共感覚って知っていますか」と云われて過去に高村さんから『KOTO

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てるやまもみじ選書

てるやまもみじ選書

【て】点子ちゃんとアントン 児童文学の味方、ケストナー! 大好きな本です。ところで「点子ちゃん」って原語ではなんていうのか、私は未だ知らないのですが、いつか原書を読んでみたいな。アントンがいい奴で、点子ちゃんも良い女の子で、おとなになった今読むと泣いちゃうかも知れない。勹"ッとくるSUMMERな一冊(SUMMERではないです)ぐっとくるよ、ケストナーは友愛と信頼。

【る】ルパン最後の恋 児童文学

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本、映画、月見バーガー、手帖

本、映画、月見バーガー、手帖

『暗い絵・顔の中の赤い月』 8月15日(終戦記念日)頃から読み始めた本をやっと読み終えました。ヘヴィでした。ベトナム戦争に出た米人のPTSDの話はよくありますが、太平洋戦争に出征した日本人にも兵士生活の爪痕は遺っているのだと感じました。そして多くの日本人──軍人・兵士であった日本人──は、終戦後その記憶に蓋を伏せて今の日本があることを想いました。あまり本を知らないのでよくないのですが、この本のよう

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