haruna

思うままに感じる色を

haruna

思うままに感じる色を

記事一覧

港みたいな、をんなになりたいものです。

2022年になってから、 大切な友達や先輩たちが ぽつらぽつらと、東京から出ていった。 その理由は転職やら転勤やら新しい門出やら、 色々だった。 なんだか取り残され…

haruna
1年前
4

清掃員に、憧れて。

地元のイオン、カラフルなフードコートで ポンデリングを頬張る小学生。 母と2人、遠くを眺めては口に運ぶ その甘いを。 遠くには、ママ友同士の高笑いあり。 近くに…

haruna
2年前
6

おいしいもの 言葉集め !

2日目カレーに 煮付けカレイ                おばあの肉じゃが 筑前煮 ブリュレ  自家製   胡麻団子                 ん〜、、 …

haruna
2年前
4

美術館で写真を撮らない人

美術館に行くと一部の作品を除いて、自由に撮影をしてもいいということがよくあると思う。 ここにきた記念に、この感動を記録に、と何かしらカメラを向けずにはいられなく…

haruna
2年前
8

豚の折り紙 初恋

これからあと1時間30分後、 初恋の人に会いに行く あの時どんな感情だったけ ふいに目が合うだけでドキドキする メールの送信ボタンを押す指が震える 瞳の奥をもっと見つ…

haruna
2年前
8

ベランダから眺めるネコ

朝、実家のベランダから 駐車場でごろごろしている猫を見つけた 半分こ、猫は明るい日向の方でのびをする . 2022年、年越しは気がついたら0:04 とくに騒ぎ立てることな…

haruna
2年前
5

膝小僧のあざ 、 滲む月

雨の日に 天地がひっくり返り 右の膝 さつまいも色の花が咲く 右の膝 大人になっても 咲くときゃ咲く 大丈夫 いつかは消える 大輪ノ花

haruna
2年前
10

Macの後、 McDonaldでナゲットを食べた日

MacBook購入まで、トータル3回、アップルストアへ行った。新宿・渋谷・渋谷。店員さんはみんな優しかったの。 短めに切った爪にコバルトブルーのネイル。何だかわからない…

haruna
2年前
11

とるにたらない

とるにたらない想いを胸に 縮まる距離を横目に つま先で石橋を叩く 反り腰のわたし 目尻をつたう水に 隠れる本心

haruna
2年前
9

素直なあの人と 水

会社の尊敬する方から「 はじめてみたら 」と お話しをいただいてから、 こうやって時々文章を書いてみたり、 投げてみたり、曲げてみたり、こねてみて なんかいい!と伝…

haruna
2年前
7

コメダのカツパンを分け合いたい、午後

コメダ珈琲の"カツパン"を食べたことありますか? ふわっとしたコッペパンに大きなカツがサンドされた、なかなかボリューミーな一品。 ちょっと小食なギャルだったらひ…

haruna
2年前
8

しょうもない見栄 コンビニ編

最寄駅について22:00 改札を出るのを待てず友達へ電話をかける 今週のあれこれ、仕事の話バイトの話、 白いイヤフォンに響くいつもの丸い声 軽くなる足どり 家に近づ…

haruna
2年前
5

工事現場にドキドキ、 、

深夜、人が寝静まったころドドドドド 大々的に道路工事をしている。大きな鼻の象が地面をめくり上げて、そのまわりでせっせと小人たちが小石を運んでいる。 お月様のよう…

haruna
3年前
6

1番好きな映画、チョコレートドーナッツ シワ

月曜深夜にやっていた映画天国という、日テレの映画枠をたまたま録画した数年前の6月。このたまたま録画をきっかけに3人の不揃いで愛おしい人たちと出会って、シミもシワ…

haruna
3年前
6

星新一の誤解 A4

やってしまった あのあと、そう思った秘密の話 大学生時代、 ゼミの時間に"毎週さ、ひとり1冊本を読んできて本紹介をしようぜ!"という期間があった そりゃバイト…

haruna
3年前
7

頭の中が"絵"で見えること

心が動いたとき 感情が高まったとき これをしたい!この瞬間が好き! その"一瞬"を言葉にして誰かにするって難しい。 私は言いたいこと・伝えたいこと・感じたこと …

haruna
3年前
16
港みたいな、をんなになりたいものです。

港みたいな、をんなになりたいものです。

2022年になってから、

大切な友達や先輩たちが

ぽつらぽつらと、東京から出ていった。

その理由は転職やら転勤やら新しい門出やら、

色々だった。

なんだか取り残されたような気がして
大切な人ほどどこか遠くへ離れていってしまうような感覚があった。

今年はきっとそういう年なのかもしれない。年始に見たゲッターズ飯田の本にもそう書いてあったもん。

そんなこんなで毎日走り続けた8ヶ月。わたしは

もっとみる
清掃員に、憧れて。

清掃員に、憧れて。

地元のイオン、カラフルなフードコートで

ポンデリングを頬張る小学生。

母と2人、遠くを眺めては口に運ぶ

その甘いを。

遠くには、ママ友同士の高笑いあり。

近くには、菓子パンを分け合う老夫婦あり。

隣には、深々と帽子を被った清掃員あり。

透明の液体をテーブルに吹きかける彼または彼女は、わたしだけが知っている透明人間みたいだった。

小さな子どもがこぼしたトマトケチャップも、あのカップル

もっとみる
おいしいもの 言葉集め !

おいしいもの 言葉集め !

2日目カレーに
煮付けカレイ               

おばあの肉じゃが
筑前煮

ブリュレ 

自家製  

胡麻団子                

ん〜、、

焦がしバターに
たまり醤油

煮たまご追加
おいなりさん

鰹とあごだし茶漬け締め

最後に

焼き肉、ハツ、ハラミ

まだ焼き肉食べたい

お年頃

美術館で写真を撮らない人

美術館で写真を撮らない人

美術館に行くと一部の作品を除いて、自由に撮影をしてもいいということがよくあると思う。

ここにきた記念に、この感動を記録に、と何かしらカメラを向けずにはいられなくなる衝動に駆られる。そして美術館で写真を撮ることに夢中な人をよく見かける。

そんな中
何も持たず絵を、展示を眺める人がいる。

その横顔や額の皺にまた心惹かれる。
今あなたは何を思っていますか?
私が観る作品とこの人が観る作品、

あな

もっとみる
豚の折り紙 初恋

豚の折り紙 初恋

これからあと1時間30分後、
初恋の人に会いに行く

あの時どんな感情だったけ

ふいに目が合うだけでドキドキする
メールの送信ボタンを押す指が震える
瞳の奥をもっと見つめていたいと思う

たしかに感じた1◯歳

◯年後
あの時一緒に折った折り紙の豚は
どう見えてた?

答え合わせをしに行く

ベランダから眺めるネコ

ベランダから眺めるネコ

朝、実家のベランダから
駐車場でごろごろしている猫を見つけた

半分こ、猫は明るい日向の方でのびをする

.

2022年、年越しは気がついたら0:04
とくに騒ぎ立てることなくまた眠りにつく

4:00にめざめる
朝シャンし、髪にオイルを揉み込み準備完了
地元の友達の車にのせてもらい

初日の出を拝みに屋島へむかう

家族と過ごす時間

昨年はこの時間を夢見て、
この期間をつっぱり棒にして、

もっとみる
膝小僧のあざ 、 滲む月

膝小僧のあざ 、 滲む月

雨の日に

天地がひっくり返り

右の膝

さつまいも色の花が咲く

右の膝

大人になっても

咲くときゃ咲く

大丈夫

いつかは消える

大輪ノ花

Macの後、 McDonaldでナゲットを食べた日

Macの後、 McDonaldでナゲットを食べた日

MacBook購入まで、トータル3回、アップルストアへ行った。新宿・渋谷・渋谷。店員さんはみんな優しかったの。

短めに切った爪にコバルトブルーのネイル。何だかわからないゴールドのマーク。その1本1本が光って見えてみとれているうちに、始まる説明。毎回、相談に乗ってくれた店員さんは、歳の近くて仲良い先輩のような雰囲気だった。

18歳、エンジ色のリュックにお下がりのキャリーケースひとつひとり上京。そ

もっとみる
とるにたらない

とるにたらない

とるにたらない想いを胸に

縮まる距離を横目に

つま先で石橋を叩く

反り腰のわたし

目尻をつたう水に

隠れる本心

素直なあの人と 水

素直なあの人と 水

会社の尊敬する方から「 はじめてみたら 」と
お話しをいただいてから、

こうやって時々文章を書いてみたり、
投げてみたり、曲げてみたり、こねてみて

なんかいい!と伝えて来てくれる人たちがふえた。

その"なんか"を大切にしたいし、追求したい

そしてなによりも、
いいなあと感じたことをいいね〜って言葉にして、伝えられる

そんなあなたがすてきだよ、、

いつか友達が、

そう言ってくれたのが

もっとみる
コメダのカツパンを分け合いたい、午後

コメダのカツパンを分け合いたい、午後

コメダ珈琲の"カツパン"を食べたことありますか?

ふわっとしたコッペパンに大きなカツがサンドされた、なかなかボリューミーな一品。

ちょっと小食なギャルだったらひとりで食べきれない気がする。

梅雨明けの11:00、

どうしてもそのサクサクに、かぶりつきたくて、近くのコメダへかけこむ。今日は午後から海へ行く予定。

例のサクサクが入ったビルに到着。

ミルクコーヒーのお供にと、1階の本屋さんで

もっとみる
しょうもない見栄 コンビニ編

しょうもない見栄 コンビニ編

最寄駅について22:00

改札を出るのを待てず友達へ電話をかける

今週のあれこれ、仕事の話バイトの話、

白いイヤフォンに響くいつもの丸い声

軽くなる足どり

家に近づき、コンビニに吸い込まれていくカラダ

いつだって特に食べたいものは並んでなくて、迷った末に手に取る、砂ずりポン酢と黄色いサワー

その他にも細々と、カゴに入れ

「 ちょっとお会計してくるから待ってて 」
白い、丸い、を耳か

もっとみる
工事現場にドキドキ、 、

工事現場にドキドキ、 、

深夜、人が寝静まったころドドドドド

大々的に道路工事をしている。大きな鼻の象が地面をめくり上げて、そのまわりでせっせと小人たちが小石を運んでいる。

お月様のような丸い明るいライトを垂らして、子どもを起こさないよう、古くなった道を生き返らせる。彼らは、誰にも見られない魔法の小人たちのようだ。

.

幼い頃、深夜に行わらている道路工事やその作業員さんを車の窓からこんなふうに見ていた。私は深夜の工

もっとみる
1番好きな映画、チョコレートドーナッツ シワ

1番好きな映画、チョコレートドーナッツ シワ

月曜深夜にやっていた映画天国という、日テレの映画枠をたまたま録画した数年前の6月。このたまたま録画をきっかけに3人の不揃いで愛おしい人たちと出会って、シミもシワも重ねた大人になりたいと思った。

よく街中で

誰かが、その大切な人と過ごしているとき

そこにはふんわりとした、

優しいベールのような空気が流れてて、

その"ふんわり"に思わず目を奪われてしまうことがある

その謎の"ふんわり"(伝

もっとみる
星新一の誤解 A4

星新一の誤解 A4

やってしまった

あのあと、そう思った秘密の話

大学生時代、

ゼミの時間に"毎週さ、ひとり1冊本を読んできて本紹介をしようぜ!"という期間があった

そりゃバイトがいくら忙しくても、意中のあの人に会いに行くとしても、かまわず毎週やるもんだから、読み切ることに追いつかない週もあった。

本紹介では「ああ、またこの人まあまあ怖めのミステリー選んでるやん」とか、「いやあ、チョイス気になるわ〜」と

もっとみる
頭の中が"絵"で見えること

頭の中が"絵"で見えること

心が動いたとき

感情が高まったとき

これをしたい!この瞬間が好き!

その"一瞬"を言葉にして誰かにするって難しい。

私は言いたいこと・伝えたいこと・感じたこと

が頭のなかで絵で浮かんできます🖼

つまり言葉にするまえに、「見えてる絵を言葉に変換する」作業が必要になるのです。

日常で心がきゅ!と動く時、

嵐のように、それにまつわるストーリーが、流れて、ふんわりと輪郭のないイメージ図み

もっとみる