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バカな自分を許してこれからもバカのまま
2024年2月から仕事に復帰した。七ヶ月ぶりに働いてみると実感する。人と人のつながりが社会を作り出しているのだと。
ビジネスの現場では、「あの人は大学時代の先輩だった」とか「ゼミで同じだった」とかで情報収集がスイスイ進む場面をよく見かける。
自らの過去は現在の自分の資源となる。会社の中で自分の目標を達成するために、自らのつながりを(常識の範囲内で)動員することは奨励される。だから「シマッタ。大
悲しくても「これも勉強」と開き直るのだ
生きていれば悲しいことがそれなりにある。具体的な出来事に反応した悲しみもあれば、なんとなく抽象的な悲しさもある。
さまざまな種類の悲しみを私は「これも勉強」と開き直ることで乗り越えてきた。その開き直りは悲しみの中に前向きな要素を見つけ出そうとする必死のあがきである。虚勢マシマシである。滑稽だ。滑稽だ。今回の文章もだいたい冗談である。
今週の月曜日から木曜日にかけて韓国の一人旅に出かける予定であ
【超短編】アジア国に魅せられて 1/1
就活は気の進まない儀式であった。梅雨の湿気でジメジメした大手町にリクルートスーツで歩く行為そのものをなるべく避けたかった。
人事担当者の「やりたいことは何ですか」といった問いかけに対し、私を含む学生陣は貧弱な応答しか持ち合わせないことを見抜いていた。
しかし私が私の中にあるはずの「やりたいこと」を的確にえぐりだす手段や資源を持ち合わせぬことも確かであった。
シニカルな自分である。就活を通じて
それでも北朝鮮をケアし続ける
私は日本と北朝鮮が国交正常化すればよいなと思っている。それは日本がかつての植民地との折り合いをつけ、新しい時代の地域秩序づくりを主導することを期待しているからだ。
戦後の日本は朝鮮戦争を契機の一つとし高度成長を実現し、豊かな社会を作り上げた。曲がりなりにも現在世界3位の経済規模を誇る先進国であるならば、そろそろかつての植民地地域との折り合いをつけてよい頃合いかと思う。
それがたとえ核・ミサイル