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雅よのぅ~詩歌の世界~

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記事一覧

「育む」を、、、、<短歌>

○「育む」を 主観に乳児に 犬猫を 
  抱かせゆく親 知るもそは「獣(じゅう)」

 

※良く幼い子。
乳飲み子からホンの幼児。1、2歳児をペット。
犬だの猫とに抱かせ、写真や映像を公開したりする親がいますが、何ですかね?テレビや新聞・雑誌等でも募集。
子供の健康や怪我を思わないの?

だって獣(けもの)。獣(じゅう)なんです。犬や猫って。
鋭い爪で、子供の皮膚。柔らかい皮膚を傷つけたらと思わ

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俳句5句

〇エスプレの 哲学秋の 夜に合えり

〇一人飲む 茶店でオ・レを 秋の夕

〇カステラを 盛る平皿の 型紅葉(もみじ)

〇赤蜻蛉 迷いつ進む 青き空

〇クラス会 湯けむり伊香保に 笑う影

「仙台」と、、、、<短歌>

〇「仙台」と 「持たぬ故郷(ふるさと)」 共(とも)M・K
                  思い出汽笛は 転勤の中

    

※「M・K」=向田邦子さんと、小池真理子さん。同じです、イニシャル。向田さんは、鹿児島時代の思い入れが強いようですが、仙台。
父親の転勤で小学校の一時期に過ごした仙台も忘れがたく、良く書かれています。
小池さんは高校時代。やはり父親の転勤で。
向田さんの父親に負けず

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短歌と俳句と川柳~駄菓子屋さん~

○お使いの 駄賃握りし 駆け走る今日も
               夢の地 暖簾駄菓子屋
                 <短歌 なかむら>

○駄菓子屋で 買えりラムネの 味透けゆ
                <俳句 なかむら>

○駄菓子屋の 雰囲気時超え 別世界
               <川柳 なかむら>

※縁があるものの1つに、わたしの場合、駄菓子屋さんだ。
群馬にいた頃、

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AIで、、、、、<短歌>

○AIで 夢を現実(まこと)へ 天国の
             手塚「やっと」と 令和見たるる

※四六時中の、大騒ぎ。
岸田さんの言葉を借りれば「異次元の対策」。
グラフを見せて「このままでは」。
ワイドショーでも言ってます。

が、怖くない。狼、ですか?石野真子。もとい。
少子化&労働人口減少云々なんて、怖くあるまい。
日進月歩どころか、毎日進化。AI技術が素晴らしい。
思えば、平成の二桁ス

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川柳10句~しりとり~

〇新築も  プロパンガスじゃ  売れないね

〇売れないね  二世タレント  ピンならば

〇ピンならば  思い出すのが  ボーリング

〇ボーリング  あのピンぶっ太(と)い  一升瓶

〇一升瓶  今ではパックが  主流です

〇主流です  みんなどうこう  日本人

〇日本人   この50年の  衣・食・住

〇衣・食・住  いつの次代も  大変ね

〇大変ね  幼児も子供も  親の意思

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実印を、、、、<短歌>

〇実印を 迷路見立てし 爪楊枝
          我としゆくも 迷い迷えり

        

※群馬県なら「毒島(ぶしじま)」、東海地方は「勅使河原」、沖縄県は「喜屋武(きゃん)」等々。地方ならではの姓字。
引っ越した先に売ってないなど、場合によっては、三文判でも注文となる。が、実印。
姓字と名前が1つとなって、円(まる)の中にとなるそれ。
わたしのような平々凡々。
姓字も名前も2文字軍団(

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写真すら、、、、<短歌>

〇写真すら あれば戻るも その記憶
          鬼太郎ポシェット 当選品の

   

※「ゲゲゲの鬼太郎」凄いですね、このアニメも。
最近、出生の秘密を解き明かした、映画も公開。
「我が巨人軍はならぬ「我が鬼太郎は、永遠に不滅です」
「スタバはなくても、スナバはある」
知事発言で一躍、注目された某県。今やスナバ以上に、砂掛け婆あが迎え撃つ施設。鬼太郎ファミリーのお出迎え。
鳥取砂丘、知事

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雪国の、、、、<短歌>

○雪国の 蒼き空ゆく 宇宙(コスモス)を
               賢治見し夢 銀河鉄道

          

※昔。一時的に、宮沢賢治が好きでした。
「雨ニモ負ケズ」でも分かるように、刹那的な生き方に憧れていた。
2、3年、凝りました。

写真は当時、某社から出版されていた全集の、某巻。
「銀河鉄道の夜」が収録されている巻ですので、表紙からして特別です。 あの頃、夢中になって読み、「素

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故郷(青森)は、、、<短歌>

○故郷(青森)は 降りしきりゆく 君遺す
               偉業の如く 使者たるは雪             

※他界してから、約40年。    
寺山修司です。似顔絵を描いてみました。
50歳前で他界してしまいましたが、学生の時から腎臓が悪かったらしい。
「天井桟敷」等、独特すぎてわたしは分かりませんが、何年に一度か演劇の世界で話題になります。
転々とした育ちと、終戦直後の日本・個

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川柳5句~しりとり~

〇何歳(いつ)までが 子育て期間と ふと思う

〇ふと思う 旦那の最終 出世地位

〇出世地位 「ガチャ」と「運」だと 息子たち

〇息子たち 段々旦那に 似てくるな

〇似てくるな 知らず誰かに 血縁者

染める迄~連歌~

○そろそろの 印や目立つ 白髪(しろかみ)が 
     早(は)よ、早(は)よ他色(たしょく)と 訴訟するやも

○「時間なし」 また言い訳と 言う如し
        見る度増えし 白髪(しらが)その数  

○グラデーション 元の巻き毛(パーマ)は 見事にも  
        白髪(しらが)に光る 燻(いぶし)の銀色

○乱れゆく ならば乱れよ 艶も欠く  
        頭髪(あたま)

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呼称に男女はありません(?)

不思議を超えて、摩訶不思議。
非常に不思議だ。
「男はコレコレ」「女はコレコレ」世にはある。
単純に言えば「男は仕事、女は家庭」。
幼児期だったら、「男の子の遊びは、戦闘もの。女の子なら、お人形さん」。好みの色なら、「男性=黒系、紺系」「女性=赤系」
最近は違って来ているとは言え、一般的なイメージ。
煮詰めればなる。自然、世間が求めるモノだ。

けど、呼称。
呼び方、呼ばれ方には、それがない。

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所感「パパの育休」

 殿方。パパの育休。
ちゃんとした制度があっても、実際に取得する人は少ないですね。
取得する人って、やはりちゃんとした勤め先で、それなりの役職。
育休明けにも「アイツだったら」。
特に上司から期待されている。
目を掛けられているから、申請→すんなり(?)受け入れられるのが
水面下ではないでしょうか?
男性同士の雑談で、
「アイツ育休、取るんだって」
「へぇー」
「いいじゃん!奥さんも大変なんだし」

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