あぐる

日常の出来事で思ったことや口にできなかったことを書いてます

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記事一覧

僕とロンとの18年

 人は辛いことがあると、書きたくなるという言葉を聞いたことがあるが、あれは本当だと思う。  18年間、一緒に育ってきた、ミニチュアダックスのロン君が死んだ。 晩…

あぐる
1か月前

難病になってわかったこと。

昨年の6月に潰瘍性大腸炎という難病になってから、1年が過ぎた。 この1年間で、分かったことが1つある。 ”生きることに意味なんていらない” 病気になる前の僕は、…

あぐる
1年前
3

嘘つき

僕は嘘つきだ。嘘や見栄を張って生きている。最近そんな自分が嫌で正直に生きようと思っているがやはり嘘や見栄を張ってしまう。もう23年嘘をついてきた。 ”正直”この…

あぐる
1年前
3

バッドエンドの就職活動

 僕は今、大学四年生の就活生だ。厳密に言えば、就活生だった。  結果から先に言うと、第一志望には落ちた。 お祈りメールとともに僕の就職活動は幕を閉じた。まさにバ…

あぐる
1年前
4

抱けなかった人

 好きなお笑い番組の話や、芸人の話で夜な夜な電話やラインをしていた人。一つ年下の彼女とは、知り合って話していくうちに仲良くなり、ご飯を食べに出かけたり、ドライブ…

あぐる
2年前
2

向き合わなきゃ!

 就職活動をぼちぼち始めているが、どうしても自己分析をやる気になれない。自分の過去を掘り返す。ただそれだけの行為がこんなにもエネルギーの使うことだと思いもしなか…

あぐる
2年前
3

大学生の憂鬱

書きたいという思いはあるのに、いざnoteを開いて文字を打とうとすると一文字も浮かばない。自分の才能のなさに嫌気がするなー。 そう言えば、少年野球してたときの指導者…

あぐる
2年前
4

使うアテのないコンドーム

 きっとこれを読んでいる10代20代の男性の皆さんはカバンの中や、財布の中にコンドームを忍ばせていたことがあると思うし、今もなお現在進行形で忍ばせている人がいると思…

あぐる
2年前
3

読書するワケをやっと知れた。

  僕は趣味が読書なのだが、読書ってなんのためにしてるの?とよく聞かれることがある。そんなこと考えたこともなかったし、そこまで正直大した理由もなく、好きだから、…

あぐる
2年前
9

地雷系の救いの手

 先日、姪っ子と甥っ子とサンリオのハーモニーランドに行った。僕自身、最後に行ったのが4歳の頃だったので実に18年ぶり。当時の記憶はほとんどないので初めて見る景色だ…

あぐる
2年前
3

地獄はいつも僕の隣。 ー難病大学生ー

 僕は今年の6月に潰瘍性大腸炎という難病になった。今は投薬や多少の食事制限等で全く日常生活に影響はなく、日々を送っている。  潰瘍性大腸炎はお腹の病で、主に下痢…

あぐる
2年前
8

抽象画から学ぶ資本主義社会 ーminimalistー

熊本県小国町にある、坂本善三美術館にいってきた。 元々、体育会系の育ちで、アートに興味を持ったのは最近のため 知識や経験、体験に長けているわけではないのでその辺…

あぐる
2年前
5

嫌われたくない僕が好かれないわけ

 ”嫌われたくない”そう思って僕は生きている。10代の頃僕はいじめをしていた。その当時はいじめをしている感覚なんてなかったし、いまでもあれはイジりだったのにな、と…

あぐる
2年前
11

僕が叶えるはずだった夢

 ”僕が叶えるはずだった夢を誰かが今日叶えた”  2021年10月11日。プロ野球ドラフト会議。    僕は5歳の頃から高校3年生の時まで野球をしていた。小学校の卒業文集に…

あぐる
2年前
7

noteはじめまして。

 このnoteを今日から書こうと思います。  noteを書くことを勧められたのは、今から約1年ほど前に大学の友人と話しているときに、本を読むのが好きならばnoteを書いて欲…

あぐる
2年前
10

僕とロンとの18年

 人は辛いことがあると、書きたくなるという言葉を聞いたことがあるが、あれは本当だと思う。

 18年間、一緒に育ってきた、ミニチュアダックスのロン君が死んだ。
晩年は、1人で立ち上がることもできず、ご飯を食べたり、おしっこをするのもやっとで見ていて、心が苦しくなるような日々だった。

 僕が6歳の時、母親の知り合いから、まだ赤ちゃんだったロン君を引き受け、僕ら家族の一員になった。散歩したり、一緒に

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難病になってわかったこと。

難病になってわかったこと。

昨年の6月に潰瘍性大腸炎という難病になってから、1年が過ぎた。

この1年間で、分かったことが1つある。

”生きることに意味なんていらない”

病気になる前の僕は、お金持ちになること、素敵な家庭を築くこと、社会的地位を手にすることなど自分の欲を満たすことが、家族や友人を幸せにするのではないかと思っていた。

しかし、病気になった時、自分以上に心配をしてくれて、毎日サポートをしてくれた家族。難病に

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嘘つき

嘘つき

僕は嘘つきだ。嘘や見栄を張って生きている。最近そんな自分が嫌で正直に生きようと思っているがやはり嘘や見栄を張ってしまう。もう23年嘘をついてきた。
”正直”この言葉を体現できている人はいるのだろうかと思う。

初めて嘘をついたのはいつからだろう。
どんな嘘を誰についたかなんて覚えていないが、きっと母親についたのだろう。
僕は、今日までずっと嘘をついている。もう少し具合的にいえば、本当の自分の本音が

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バッドエンドの就職活動

 僕は今、大学四年生の就活生だ。厳密に言えば、就活生だった。
 結果から先に言うと、第一志望には落ちた。

お祈りメールとともに僕の就職活動は幕を閉じた。まさにバッドエンドの就職活動だった。どちらかと言えば、楽観思考の自分でもその日は少し気分が下がって、コンビニで缶ビールとチャミスルを買って何も考えず欲望そのままに呑んだ。

就職活動の辛いところは、なぜ落とされたのか説明してくれないところ、そして

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抱けなかった人

抱けなかった人

 好きなお笑い番組の話や、芸人の話で夜な夜な電話やラインをしていた人。一つ年下の彼女とは、知り合って話していくうちに仲良くなり、ご飯を食べに出かけたり、ドライブに出かけたりした。

 秋も深まった頃、紅葉を観に行こうと誘った。4回目のデートだ。
 1ヶ月ぶりに会った彼女は髪の毛が伸びていて、手に軽い怪我をしていて、相変わらず笑顔が無邪気な人だった。

 はっきり言って、その時の僕は完全に惚れていた

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向き合わなきゃ!

向き合わなきゃ!

 就職活動をぼちぼち始めているが、どうしても自己分析をやる気になれない。自分の過去を掘り返す。ただそれだけの行為がこんなにもエネルギーの使うことだと思いもしなかった。

 昔から、逃げ癖があった。テスト前も普段はやらないのに、急に掃除を始めたり、漫画やドラマをみたりして現実から目を背けることがあった。まさか、22歳になった今でもその癖が抜けてないなんて、、。やらなきゃいけないとわかっているのに、な

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大学生の憂鬱

大学生の憂鬱

書きたいという思いはあるのに、いざnoteを開いて文字を打とうとすると一文字も浮かばない。自分の才能のなさに嫌気がするなー。

そう言えば、少年野球してたときの指導者が卒団文集にこんなことを書いてくれたな、
『辛くなったらこの言葉を思い出せ.....おっぱい。』

おっぱい。おっぱい。。

使うアテのないコンドーム

使うアテのないコンドーム

 きっとこれを読んでいる10代20代の男性の皆さんはカバンの中や、財布の中にコンドームを忍ばせていたことがあると思うし、今もなお現在進行形で忍ばせている人がいると思う。
 
 なぜ、世の中の男子は一年に一回使うか使わないかわからないのにカバンや財布の中にひっそりと忍ばせているのか。その答えは、”もしもの時のため”きっとこれが9割の人の答えだろう。
 もし、そういうチャンスがあった時のため、もしそう

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読書するワケをやっと知れた。

読書するワケをやっと知れた。

  僕は趣味が読書なのだが、読書ってなんのためにしてるの?とよく聞かれることがある。そんなこと考えたこともなかったし、そこまで正直大した理由もなく、好きだから、新しいことを知りたいから、面白いから。この程度の答え方しかできなかった。

 もっとみんなに本を読んでもらいたいと思うが故に、この程度の言葉しか言えなくて、読書の魅力を全く伝えきれない自分に嫌気がしていた。

 そん時に、先日読んだ Fさん

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地雷系の救いの手

地雷系の救いの手

 先日、姪っ子と甥っ子とサンリオのハーモニーランドに行った。僕自身、最後に行ったのが4歳の頃だったので実に18年ぶり。当時の記憶はほとんどないので初めて見る景色だった。

 平日だったこともあり、その日はそこまで人も多くはなく小さな子供を連れた家族、遠足できた保育園生がメインだった。そんな中、僕と同世代の女性がちらほら見えた。いわゆる地雷系といわれるメイクや服装をしていた。

 サンリオ好きな女性

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地獄はいつも僕の隣。 ー難病大学生ー

地獄はいつも僕の隣。 ー難病大学生ー

 僕は今年の6月に潰瘍性大腸炎という難病になった。今は投薬や多少の食事制限等で全く日常生活に影響はなく、日々を送っている。

 潰瘍性大腸炎はお腹の病で、主に下痢と血便が止まらないという症状で、僕自身も病院で薬などの治療を始める前は、1日に10~20回の下痢に血便が出ていた。どこで何をしていてもお腹が痛くて、血便のせいで貧血になり、めまいや立ちくらみで毎日ように倒れた。

 この病気は、難病に指定

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抽象画から学ぶ資本主義社会 ーminimalistー

抽象画から学ぶ資本主義社会 ーminimalistー

熊本県小国町にある、坂本善三美術館にいってきた。

元々、体育会系の育ちで、アートに興味を持ったのは最近のため
知識や経験、体験に長けているわけではないのでその辺は考慮してください。

坂本善三さんは抽象化に優れたかたで、
個人的に好きな作品がこの”城”である。

 お城をたったのこれだけで表現したことに僕はびっくりしたし、なぜこのように抽象的に描こうと思ったのだろう。また、余計なものを極限まで削

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嫌われたくない僕が好かれないわけ

嫌われたくない僕が好かれないわけ

 ”嫌われたくない”そう思って僕は生きている。10代の頃僕はいじめをしていた。その当時はいじめをしている感覚なんてなかったし、いまでもあれはイジりだったのにな、と思っている。
 
 でも受けた相手が嫌な思いをしたと言うのがいじめの定義とするのならば僕は加害者だ。人を下に見ていた当時の僕はきっと誰よりも弱かった。誰かを見下したくてしかたなかった、他人の弱い部分を言い当てることを強さと勘違いしていた大

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僕が叶えるはずだった夢

僕が叶えるはずだった夢

 ”僕が叶えるはずだった夢を誰かが今日叶えた”

 2021年10月11日。プロ野球ドラフト会議。
 
 僕は5歳の頃から高校3年生の時まで野球をしていた。小学校の卒業文集にも将来の夢はプロ野球選手と書いていたし、甲子園で活躍してプロ野球選手になると信じて疑ってなかった。けど、気がついた時にはプロ野球選手なんて夢はとうに忘れてしまっていた。いつからだろう... 少なくとも高校1年生の頃には無くなっ

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noteはじめまして。

noteはじめまして。

 このnoteを今日から書こうと思います。

 noteを書くことを勧められたのは、今から約1年ほど前に大学の友人と話しているときに、本を読むのが好きならばnoteを書いて欲しい。どんな考えをしているのか、どんな文章を書くのか読んでみたい。と言うふうに言われたから。そのとき、「何者でもない自分が書いたって誰も読まないし自分のつたない想いを書くのは恥ずかしいから嫌だ。」と答えた。
 友人は「誰も読ま

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