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1/500、全部好き。必要なことしか書かれていない。僕の宝だ【読後感想】村上春樹『風の歌を聴け』
小説は、だいたい500冊くらいしかまだ読んでいない。たぶん半分くらいは純文学だ。僕が読んできた海外古典の大半をそう分類したことも大きい。まだ500冊くらいだけど、そのうち300冊は良作だったし、さらにその中の100冊はとても面白かった。そしてさらにその中の10冊くらいは、ほんとうに、本当に、傑作だ。
そう、『風の歌を聴け』はそれだし、その中でも1番だ。僕は、この小説が1番スキだな。再読して、今回
【随筆】支出の見直し、自動更新の闇
転職を機に、収入も減ったし、色々と、しっかりしてみようと決めた。
1番は、支出の見直しだ。と、それにあたり、
11月の頭には年内にする3つの目標をたてた。
①携帯のキャリアを変えること
②ふるさと納税をはじめること
③新NISAに向け、口座開設する
基本かもしれないが、まずはここがベースだと思った。そして、家計簿だ。
結果を先に言えば、全部できた。
①は大手から、準格安に変更し、携帯代金は
【読後感想】第55回新潮新人賞『海を覗く』伊良刹那。芥川賞、本命!
明日?
くらいだと思う。2023下期、芥川賞候補作が発表される。1点張りしよう。オールインだ。
外したらカッコ悪いって!?
たしかにそうかもしれない。でも、当たった時のリターンが大きいと信じている。とか言って、ノミネートすら、しないかもしれない。
それなら、それはそれで驚くが、そういうものなんだろうと、また少し自信を喪失するだけだ。だからこれも、所詮僕だけの話に過ぎない。
それに、いったい何であ
【随筆】確かにあの時代、僕は眞鍋かをりが大好きだった。
どうも、お久しぶりです。約1か月ぶりくらいにnoteにログインして、記事を書くことにする。全くログインしなかったことはない。もっと正確に言えば、たまに間違ってログインすることはあった。これって言う理由もなく、強いて言えば、というかそれに尽きるのだろうか、そこのところはシンプルだった。気分がのらなかったんだ。今日の、このネタだって、これをラインのメモに残したのは、11月のはじめの頃の話だ。
奇跡、
【鑑賞後感想】門脇麦『あのこは貴族』その①
やっと重い腰をあげるようにして、10日前に読んだ小説で、1週間前に観た映画のことを書こうと思う。タイトルは『あのこは貴族』。先に言っちゃえば小説は75点で、映画は85点だった。要は、映画がとても良かったんだ。
どっちで記事にしようかと悩む必要はなかった。断然映画だった。だから、これは映画記事になる。
作者は山内マリコさん。はじめて読んだ。読了目安は5時間半。ジャンルは恋する本で「青春」とした。