記事一覧
日記2023/12/02 モネの連作見に行った
高校時代の後輩二人と上野の森美術館で開催されているモネ展を見に行く。事前に友人に作ってもらったモネに関する参考資料を電車の中で読み込み上野駅に向かう。
朝10時半に上野駅で集合する予定だったが、いつものことながら、僕は20分遅刻してしまい、後輩達を待たせてしまった。最近、時間がプロセスに従い連続的に流れるのではなく、非連続的に流れている。内の世界が様々な角度から絶えず交渉をしてくるから、一瞬一瞬
日記2023/11/23 食事は人を豊かにする
恵比寿の某ホテルで御贔屓にしてくれている経済産業省の方と彼の奥さんとの夕食の約束があった。恵比寿駅を出て、足を進める。歩道を歩きながら、恵比寿ガーデンプレイスの灯りが目に飛び込んできた。レンガ造りの建物が、クリスマスの装飾でキラキラと輝いている。けれども、心のどこかでひねくれた感情が芽生え、「網走刑務所とさして変わらねぇじゃないか」と独り言を漏らす。
彼のご厚意で、五つ星ホテルの料理を堪能した。
日記2023/11/21 ジョンハル教授ありがとう!!
金融工学の理論的背景を再確認すべく、久しぶりトロント大学のジョン・ハル教授の書籍を手に取った。ハル教授の本は、体系的な構成で非常にわかりやすい。彼の名前は、特にハル・ホワイトモデルを通じてその評価を確固たるものとしている。このモデルは金利関連の分析に用いられ、債券オプションの評価にも適用される。金利構造や債権オプションは非常に面白い、株式が時間の経過とともにランダム性を増すマルコフ過程に従う一方で
もっとみる日記2023/11/17 AIによる人材評価
様々な業務が、GPTを筆頭とするAIによって効率化される今、僕の日常もその波に乗り、AIの恩恵を受けている。今日、人事ソフトウェア大手ワークデイに関する記事を目を通した。その記事によれば、AI技術は年次人事評価の領域にも影を落としている。9月には、ワークデイが職務記述書や人事評価の策定を支援する新たなAIツールを発表。この技術の進展は、従来の評価プロセスを一新し、より精度の高い結果を期待させる。
日記2023/11/08 不良債権のビジネスチャンス
中国の不動産危機による、碧桂園のデフォルトリスクやウィーワークのデフォルト、政府系コロナ融資のデフォルトの話など、最近何かと、きな臭い不良債権問題のニュースが飛び交っている。一見すると、これらの問題はマイナスの側面しかないように思えるが、不良債権は多様なビジネス機会を生み出す可能性も秘めている。
たとえば、これらの債権をプールして発行される証券を投資家に売り出す手法がある。さらに、債権を投げ売