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「文学とは何か」を読んで
加藤周一さんは、1919年に生まれ、東京大学医学部を卒業し、1951年に留学生として1951年に渡仏し、医学研究のかたわら西欧各国の文化を摂取、日本文化の特徴を示唆し、文明批評、文学、思想、社会学などで多彩な分野で文筆活動を展開しました。2008年に逝去されてます。
目次をみると次のようになってます。
文学とは何であるか
一 客観的な方法
二 作家の体験
三 言葉による表現
四 文学の前提
何が
「空間の日本文化」を読んで
この本は日本の空間論についての本です。著者のオギュスタン・ベルクさんは、パリ大学の博士号を取得し、風土学の領域を開拓し、独自の画期的な理論を構築するとともに、フランス日本学に新次元をもたらした第一人者です。
目次を見ると次のようになっています。
Ⅰ 環境に置かれた主体 空間の精神的組織化
1 主体は適応可能である。
・音の知覚
・知覚されたものの言語化
・・・・・・・
2 象徴は
「職業としての小説家」を読んで
この本はタイトル通り、村上春樹さんの小説家という職業について書かれている本で、目次を見ると次のようになっておます。
第一回 小説家は寛容な人種なのか
第二回 小説家になった頃
第三回 文学賞について
第四回 オリジナリティについて
第五回 さて、何を書けばいいのか
第六回 時間を味方につけるー長編小説を書くこと
第七回 どこまでも個人的でフィジカルな営み
第八回 学校について
第九回 どんな人物
「ノルウェイの森」を読んで
学生最後の年に、同じ研究室にいた友人から、「村上春樹の『ノルウェイの森』読んだ?」と聞かれ、「まだ読んでないよ、面白いの?」と言い、翌日、購入し読んだ。そしてビートルズの「ノルウェイの森」が入っているテープ?(CD?)も購入し、哀愁を感じながら読んだ記憶があります。
物語の概略だけは少し覚えていますが、ストーリーはほとんど忘れてしまいました。ちょっとレビューしてみました。
ドイツに向かう飛行機で
「ザ・ゴール」を読んで
タイトル:ザ・ゴール
著者: エリヤフ・ゴールドラット
この本はビジネス書ですが、物語のようになってます。
表紙の裏に次のように書いてます。
「アメリカ製造業の競争力を復活させた、TOC(制約条件の理論)の原典。
全米で250万部を超えるベストセラーを記録!日本で出版されると、世界経済が破滅してしまう!?これまで翻訳が許可されてなかった、いわくつきの一冊」と書いてます。
また物語を読んでいく
水上勉の「寺泊、わが風車」を読んで
水上勉さんの本で一番、記憶、心の琴線に触れたのはこの本です。この短篇集には、「寺泊」、「太市」、「千太郎」、「棗」、「冬日帳」、「リヤカーを曵いて」、「山寺」、「踏切」、「雪みち」、「短い旅」、「わが風車」、「墨染」、「また、リヤカーを曵いて」、「ながるる水の」の14篇の短篇が収められています。
表紙の裏面に次のように書いてます。
「雪ふりしきる越後の漁船、・・・行きずりの(私)の眼に映った男女
「稲盛和夫の哲学」を読んで
色々なビジネス書が出版されてますが、ツール、手法、フレームワークなどを学んでも、最終的にはそれを使う人の問題になります。
稲盛和夫さんのこの本は、人間学、哲学などを基軸にしてビジネスを論じているのでとても興味深かった。
目次は次のようになってます。
1 人間の存在と生きる価値について
2 宇宙について
3 意識について
4 創造主について
5 欲望について
6 意識体と魂について
7 科学に
「グッド・バイ」を読んで
この本は短篇集で、太宰治作品のなかで読んで無かった本で、最近購入して読んだ本です。
目次は次のようになっています。
・薄明
・苦悩の年鑑
・十五年間
・たずねびと
・男女同権
・冬の花火
・春の枯葉
・メリイクリスマス
・フォスフォレッセンス
・朝
・饗応夫人
・美男子と煙草
・眉山
・女類
・渡り鳥
・グッド・バイ
太宰 治の生家は、私の実家から二時間かからない場所にあり、太宰治が泊まっ