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映画|Amélie(2001)
067 映画|Amélie(2001)
私が一番好きな作品が映画館で上映された。Jean-Pierre JeunetのAmélie。
同い年でちょっと変わった彼女は、私と同じ匂いを感じる。調和がとれた関係を結ぶことができない。ルノワールの「舟遊びをする人々の昼食」を通して交わされる、老人とアメリの対話。彼はアメリに、人生に失敗する権利がある、と諭す。
イポリトの詩「Sans toi, les é
時報11月15日(水)
065 時報11月15日(水)
君へ
公式的に大学に行かなくてもよくなったせいか、偶然か、月火は落ち着いていたのに今日になって崩れた。
シャボン玉のように、私は空気中をふわふわと漂う。そうして、少し触れられると割れてしまう。
今日は婦人科へ行くことにしていた。家をでる前に洗面台でAirpodsを落とした。見つからなかった。時間がなかったので帰ってきてからもう一度探すことにした。婦人科の先生に
『Neverland Diner 二度と行けない松本のあの店で』という経験
064 『Neverland Diner 二度と行けない松本のあの店で』より
信州大学西門前、かつての旅行会社コスモツーリストは今は信大ガイドの拠点になっている。
1ヶ月前くらいに山山食堂さんで『Neverland Diner 二度と行けない松本のあの店で』という本を読んだ。知り合いも出てきて、なんだか親近感が湧くと共に、知らないお店ばかりで、なんだか遠いまちのようでもあった。中でも気にな
日報10月21日(土)
052 日報10月21日(土)
体温計を咥えながら、いつものルーティーンをこなす。土曜日。月経が来ると、普段以上に落ち着きがなくなる。後先考えずに今いる場所から走り去ってしまいたくなる。その場で足踏みをしてみたり、部屋のなかをふらふらしてみたり、眉にしわを寄せて頭を抱える。
そうばかりもしていられない、何とかしたいと思った。作り置きがなくなったことを思い出して、昨日買った材料で朝ごはん兼作り