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地域暮らしのことだったりの88年生たち。

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地域に暮らすと色んなおもしろいこと、ふしぎなこと、想うことがでてくる。けど、日々過ごしていると何となく言わないまま馴染んじゃってその感覚や感触が薄れてく。 それをすこしでものこ… もっと読む
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「何もしない」が遊びを火をつけ、「何もない」から実験しやすく、「暮らしをつくる」へつながってゆく。

「何もしない」が遊びを火をつけ、「何もない」から実験しやすく、「暮らしをつくる」へつながってゆく。

バーというのは都会の文化だなあ、とつくづく思うわけです。

酔うため、だけではない、変わらないケ(日常)の中にハレ(非日常)を挟みこむような、ちょっとだけ特別な時間。集落のじいちゃんたちは「酔えればいいのに、なんでそんな一杯高いんか?」と言うわけで、これはその空間と時間の体感の問題だろうとも思うわけで、だからこそ田舎でバーが成立する瞬間ってどんなんだろうと今試行錯誤してたりするわけで、もう冬なので

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34歳初上京スタート

34歳初上京スタート

おはようございます。

今は2022/11/16 9:16。

羽田空港第二ターミナル地下一階の検査センターで、出発前の抗原検査を受けての結果待ちなう。です。これから3日間仕事で宮古島に行ってきます。

ご無沙汰をしてしまいました、あるいは、はじめまして。今年3月末に15年間の沖縄生活に区切りをつけて4月に地元 神奈川県の湯河原に帰ったよ、のちょこです。

単刀直入に言えば『東京に引越しました』T

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主語は小さく、暮らしの延長線上で。

主語は小さく、暮らしの延長線上で。

地域で何かをはじめるときのきっかけは、”課題解決”という大それたものでなく、案外、もっと身近にあるもの、自分ごととして感じられることにあったりする。

ざっくりいえば、暮らしの延長線上で「ない」をどう取り扱っていくか。

今いる場所には・・・「本屋がない」「ちょうどいい中華屋さんがない」「サブカルについて語れる場所が少ない」「若者が集まれる飲み屋がない」「仕事を手伝ってくれる人がいない」などなど。

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地域の魅力発見ができる観光人材って。

地域の魅力発見ができる観光人材って。

地方に取材に出かけて、取材先で「神奈川からきました」と自己紹介したら「湯河原か!」とまさかのザッツライト!予想外すぎておろおろしました、ちょこです。

今回は、地域の魅力を発見できる観光人材って地域にずっとというより何かしらでいっときでも外をみたひとなのかね?と思った話。

昨年から観光協会に入られた方が
「ここらへんの地域は色んなものが豊かで外にでないで地元にいて、旅行も好んでしない人が観光の仕

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約3時間で変わる風景、深まる関係

約3時間で変わる風景、深まる関係

あんまり話したくないことを言おう。

6月に弊社TENGのサテライトとしての事務所を借り、東京と鳥取を行き来してはじめて、4ヶ月が過ぎた。毎月1週間ほどを都内で過ごし、残りを大山で過ごしている。

「鳥取だからむっちゃ辺鄙なところにあるんでしょ?」

鳥取と島根の区別もつかない人からすれば当然のように出てくる疑問かもしれないが、実はそんなこともなく、大山の隣町にある米子空港までは電車で1時間ほど(

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旅して気づいた、我 しているつもりtaker

旅して気づいた、我 しているつもりtaker

こんにちは。15年ぶりに神奈川県湯河原にUターンしてきて半年ぐらいがたったよ、のちょこです。

小田原駅駅前の守谷のあんぱんの誘惑に勝てなかった朝です。いい天気です。

9月は1ヶ月弱、近距離多拠点&ワーケションっぽいことをしてみました。

今回は、ぐるっと回って、いまの自分は地元にもう少し根ざすとするよ、に至った話。

サブスクの多拠点サービスLivingAnywhereCommonsを利用しま

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その地域の眼鏡屋さんでありたい

その地域の眼鏡屋さんでありたい

つねづね、そんなことを考えている。

地域の内と外、異業種、多世代、行政と民間、のようにいろんな人や組織の間に緩衝材のように入って場や事を整える“コーディネーター”的な役割を、大山町で担うことが多くなってきた。まぁ5年近くいれば意図してなくても不思議とそうなるもんなのかもしれない。

東京に居たとき、また今も行き来する中で感じるのは、基本的に「“同質”を扱うコミュニティが多いよなぁ」ということ。似

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紹介することで愛が生まれた日

紹介することで愛が生まれた日

こんにちはー移住や地方での暮らしについてほろほろとかく交換日記2週目。

2022年3月末に15年ぶりに故郷へUターン。大きめのアジがごはん屋さんで食べられるようになってそんな時期なのかな?と分からないながらも季節の移り変わりをかんじています。そちらは季節の巡りを感じられる何か、ありますか?

今回は「私のところはこうだよ」と地元や地方を紹介するようになっての気づきをかきます。

友人が立て続けに

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1988年/沖縄/かく/場づくり、を共通に比較できるかもしれない地域(湯河原と大山)と暮らし

1988年/沖縄/かく/場づくり、を共通に比較できるかもしれない地域(湯河原と大山)と暮らし

「比較」するには「共通」が必要である。何か一つでも重なり同じところがあるから、違いを比べることができるわけで。

1988年、長崎生まれ、沖縄で育ち、東京を経由して鳥取・大山町へ。いわゆる「Iターン」というやつ。引越しに転校に慣れ、一つの場所に居座ることが苦手だった自分がいつの間にかもう6年近く鳥取にいる。居心地がいいからだろう。

その居心地のよさは、「暮らし」にあるのだと思っている。『くらしに

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Uターンをしました。どうしてかって?の話

Uターンをしました。どうしてかって?の話

電車に乗り慣れていないため乗り換え間違え、なかなか家に帰れず書きかけていた記事を投稿してします、ちょこと申します。

15年の沖縄生活を経てのUターン。あっという間に約半年。地元・地方暮らしでのことを書いていくことにしました。今回は「どうして戻ることにしたのか」についてです。

私の故郷は神奈川県のはしっこ、湯河原。時期にはみかんの花の香りがふわり香る自然豊かな場所で時間の流れがゆるやかに感じられ

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