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データの力で人々の人生に選択肢をもたらすーー550万以上のユーザーデータを用いて「個のためのインフラ」を目指すデータアナリストの物語

こんにちは!
クラウドワークス公式note編集部のです。

クラウドワークスのミッションは「個のためのインフラになる」。
メンバー一人ひとりが「自分の仕事がどのように個のためのインフラになるか」に向き合い、日々の仕事に取り組んでいます。


本日ご紹介するのは、クラウドソーシングサービス「CrowdWorks」に登録する550万人以上のユーザーデータの活用によって、ミッション実現を目指すデータアナリスト・阿部佑哉さんのお話。

「クラウドワークスのミッションは、自分の人生のテーマと合致した」と話す彼は、”データに命を吹き込む”ことで、「個のためのインフラになる」の実現に向き合っています。


▼インタビューを受けてくれた方


中高不登校・独学での大学受験の経験から、「データ活用を通して、人々の多様な人生の選択を可能にしたい」


ーーデータアナリストは、どんなお仕事ですか?

阿部佑哉あべ ゆうやさん、以下、ゆうやさん)

人や企業によって定義が異なるのですが、データを加工・処理して、知恵やインサイトに昇華し、ビジネスの課題解決や意思決定につなげる仕事だと思ってます。

現在の具体的な業務でいうと、社内の様々なデータの整備、データを分析してクラウドソーシングサービス「CrowdWorks」の改善、施策の効果検証などをしています。


ーーデータの専門家ですね。なぜデータアナリストを志したのでしょうか。

理由は2つあります。

1つは、前職・スマートニュース株式会社でデジタル広告の営業をしていた時に、データの大きな可能性を感じたためです。

デジタル広告の営業では、配信効果を数値で確認し、クライアントに改善提案を行っていました。例えば、ここの効果が悪いので、このクリエイティブを変えましょう、と提案したり。
そういった仕事をやっているうちに、データから得られるものは大きいなと感じて、データを専門に扱う仕事をしたいと思いました。


2つ目は、僕自身が人生においてデータに助けられた経験があるためです。

僕は、中学・高校でほとんど学校に行ってなかったんです。
そんな中で大学受験をしようと独学し始めたときに、普通の高校生はどんな参考書で、どのレベルから何を勉強しているのかというデータを全てインターネットから収集しました
そのデータをもとに戦略を立てて行動したことで、大学に入学することができ、今があります。

この経験を通じて、インターネットとそこに存在するデータには人の人生を大きく変える可能性があると身をもって感じました。

そこから、「インターネットに溢れたデータの利活用を通して、人々の多様な人生の選択を可能にしたい」という想いが芽生え、データの可能性を最大化させるデータアナリストを志す原体験となりました。


ーー2つ目の経験は、クラウドワークスへの転職理由にも繋がっているそうですね。

そうですね。昔から、「自分は人と違うのかな」と思ったり、生きづらさを感じることがありました。
クラウドワークスの「個のためのインフラになる」というミッションは、そういった生きづらさや、多様な生き方があってもいいよねっていう考えが根底にあると感じており、それは自分の人生観にも当てはまっています。

また、クラウドワークスには長らくデータアナリストが不在であったのも転職理由の1つです。
1人目のデータアナリストとして入社したら、大変な一方で様々なチャレンジができるのではないかと思いました。


ーー今は、どんなことにチャレンジしていますか?

直近だと、機械学習モデルを使って違反案件検知を効率化することに取り組んでいます。

クラウドワークスでは、登録された仕事に違反がないか全て目視でチェックしていて、違反がないことが確認され次第、仕事を公開しています。


ーーすべて目視で!!!

そうなんです。その違反案件検知を、機械学習モデルである程度代替できれば、社内のメンバーは別のことに時間を使えます。
登録から公開までのスピードが上がるので、ユーザーのためにもなる施策だと思います。

まずは一部の案件に絞った検証を考えていて、それは2024年頭から動き出したいと考えています。


550万人以上のユーザーデータを活かし、より使いやすいサービスへ改善


――クラウドソーシング「CrowdWorks」は、現在グループ全体で550万人以上のユーザーを抱えており、これまで630万以上の仕事が生まれてきました。クラウドワークスが持つデータには、どんな可能性があるのでしょうか?

クラウドワークスは、副業やフリーランスといった、新しい働き方に関する市場の最新トレンドデータを持っています。
特徴的なのは、多様なクライアントが多様な仕事を発注し、多様なワーカーがそれを受注しているという点ですね。

各業界・業種の企業がそれぞれデータを持っていても、それを掛け合わせることは基本的にありません。
いろんな業界・業種にまたがって人が働くような社会活動のデータは、クラウドワークスしか持っていない強みなので、事業展開などにおいても大きな可能性があると思います。


――このデータを、どのように活かせば「個のためのインフラ」に繋がっていくと思いますか?

1つ目は、「CrowdWorks」を始めとしたサービスをユーザーにとって使いやすく改善していくこと。

最近だと、機械学習技術を使ってユーザーセグメントの分類をやりました。細分化したセグメントを行うことでユーザーの解像度が上がり、同じような傾向を持つユーザーごとに施策を打つことができるようになりました。

たとえば、登録したけど仕事に応募できていないユーザーには、仕事が応募しやすくなるロードマップを作るとか。
できることがたくさんあると思っています。


もう1つは、データに裏付けられたユーザーやプロダクトの正しい現状を提示することで、「個のためのインフラ」につながるための無駄のない意思決定を導くことです。

そのために、背景や仮説を明確にすることで適切なデータを出すことや、データを出すときに専門知識がない人でも意思決定の材料になるような伝え方をすることを心がけています。

データは生のままでは意味を成さないので、データをきちんと分析をしてインサイトを導くことーーつまり命を吹き込むことは、データアナリストである自分がミッション実現に貢献できる部分だと考えています。


・・・

クラウドワークスの各種サービスは、「ユーザーが使いやすくなるように」と日々改善を続けています。
そこに詳細な現状を把握できるデータアナリストのゆうやさんが参画したことで、改善が加速されるのではないかと期待が高まりました。

メンバーそれぞれが自分の仕事に誇りを持ち、それぞれの役割を果たすことで、ミッション実現に近づいていく。
そんな片鱗が見えたお話でした。

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