Tadashi FOOMIN' Miyake - 三宅マーケティング事務所 代表
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これからの人付き合いに有効なスキル=「リフレーミング」
自身のマネジメント経験もふと気づけば20年超。その中で僕が最も気をつけてきたことの一つが今回ご紹介する「リフレーミング」です。
元々は僕が新卒だったころに、尊敬する上司から受けたアドバイスがまさにそうだったことに後に気づき、それ以降は自身もその観点を取り入れるようになり今日に至ります(後半部分で当時の実際のエピソードをご紹介しているので、その部分を読んでいただくだけでも良いかもしれません)。
[写真日記]今年もっとも価値を感じたもの
2021年最終日。昨年に引き続き今年もずっとリモートワークだったけれど、事務所の窓から眺める空や夕日がいつも魅力的で感動させられた。今の新しい生活様式の恩恵ですね。続く↓
↓続き
今年はお陰様で過去最高の売上となりました。それに伴い苦労も沢山あったけれど、こうして日々まったく異なる空の表情を眺めているとどうでも良くなってくるし寧ろ逆境すら楽しめるようになる。ベイエリア時代、学業や仕事で壁にぶつ
街の中で「矢印」を探してみる。例えば写真の奥に見える菱形のオブジェを、こうしてカメラのファインダーで切り取るとどうだろう。
日々の生活の中で「テーマを決めて物事を観察し発見する」習慣をつける。更にそこに工夫も加えると、イノベーション探究の際のフィールドワークのスキルが高まります。
革新的なアイデアを考えるには、まず「質より量」を重視する。
これは「多くの案が出れば良いものがある筈…」という事ではなく、「条件反射的に案を出しまくる事で自分の固定概念を壊せる(箱の外に出る / 枠外発想)」という利点から。
あえて時間を短く縛って行う事で更に効果があります。
桜の見頃を逃してしまったと落胆するか。
今この瞬間だからこそ見つかる価値や気づきを探そうと、動き回り工夫してみるか。
後者のような日頃の心掛けをデザイン思考の世界では「クリエイティブ・コンフィデンス」と言います。
「誰もが創造的であり、行動に移す力も持っている」という教え。
デザイン思考の7つの教えの一つ「Be Optimistic(楽観的であれ)」この意味は「常にポジティブでいること」ではないんです。
良い事や悪い事に一喜一憂せず、起こる出来事をありのままに見る。自分の心理を理解しニュートラルな状態を維持する。
↓はIDEOサンフランシスコの壁
「ありがとう」の反対語って?
昔、尊敬する恩師に「"ありがとう"の反対語は何だと思う?」と聞かれた事があります。
その時は「すみません」かなと思ったのだけど、答えは【当たり前】なのだそう。
最も気をつけるべきは感謝の意思表示をしなくなる事よりも「気づかなくなること」
よくよく考えてみたら漢字も「ありがたい」=「有り難い」なので、その反対は「有り易い」となるんですよね。
これは職場だけでなく日常にも当てはまりそう。
日
アイデアを考える時には...
アイデアを考えるとき「箱の外に出よう(Think outside the box)」つまり枠外発想をしよう、というのは有名。
その上で僕はシリコンバレーで恩師から教わったこの言葉が好きです↓
「子どもにはそもそも箱(枠)って概念がないでしょ?そんな風にもっと楽しんで自由に考えようよ」
この話を聞いた時、思わずはっとした。
部下から相談された時のNGワードって?
あなたが組織の管理職(上司)だとして、部下から悩みごとを相談された時の最大のNGワードは何だと思いますか?
それは「俺だって大変なんだ」です。
もしかしたら、この上司は部下に共感しようとしているのかもしれない。でも言われた側にとっては「だからお前も頑張れ」という圧力や「話を聞いてもらえない」という拒絶に伝わってしまう。
本当に皆が大変な今の世の中だからこそ、相談を持ちかけられた側はまず落ち着