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2021年6月の記事一覧
一方的な主張ではなく対話を通してぐるぐると解決に向かえれば良いなと考える。(アート鑑賞[15]スザンヌレイシー)
当事者でない人が、議論をするハードルは本当に高いと思います。
スザンヌ・レイシーさんのパフォーマンス作品「玄関と通りの間」では、ニューヨークの一角で300人以上の参加者が黄色いスカーフを見に纏い女性に関する問題について議論しており、約2500人の人々が傍聴したそうです。
美術館でも黄色をモチーフとしたメッセージが展示されていましたが、このご時世で無ければ、ここでも同じように美術館に訪れた人達
知る前の自分に戻れない感覚が楽しい。
深く知ると面白い事がある、というよりは深く知れば大抵の事は面白く出来るものだなと思うこの頃。それはそのもの自体の魅力、というよりも知る前と知った後の「差異」の大きさが影響しているように思う。予測不可能な事ほどその「差異」は大きい。ここで思う差異というのは、自分と外のものにある差分の事ではなくて、知る前の自分と知った後の自分が別物と考えた時の差分としての「差異」という感覚。
対人においてもそれ
幼少期から大人にかけて無意識に学んだ事を意識的にアップデートしていきたい話。
常日頃、知識をアップデートする必要がある分野と、そうではない分野の仕分けが大切だなと考えています。
例えば、こちらの記事。
身体の有意差、ホルモンバランスなど他には要素もあると思いますが、男女によって思考や感性が異なる、つまり脳が異なるという意見は多いと思います。特別、男女差について研究した訳でもなく、論文を読んだ訳でもなくこうしたバイアスに囚われる事(私も)は本当に面白くすら感じていま
「児童労働が2000年以降初の増加」という文字を追うだけで、行動できない理由を潰していきたい。
6.12は「児童労働世界反対デー」です。セーブザチルドレンの投稿を見るまですっかり忘れて過ごしていたので反省しつつ、こうして日付を定める事で定期的に考える事が出来るメリットと、1年の中でこの日しか考える事が出来ない事もあるデメリットを考えています。
児童労働の最たる悪影響は、常識とされる教育を受けることが出来ない事にあると思います。また労働の内容も、心身に害のある労働が殆どだという事を鑑
「正欲」を読みながら、資本主義の隙間を埋めてくれる「贈与」を通して多様性と向き合えないか考える。
昨今の「多様性」に感じる気持ち悪さは以前書きました↑
朝井リョウさんの「正欲」を読んで、どうしたらこれがもっと伝わっていくのかなと考えているこの頃。ネタバレはしないので、「正欲」を読んだ人にはこれから書く事が少しでも伝われば良いなと考えて書いています。
「正欲」を読みながら、以前読んだ本「世界は贈与でできている」の話を思い出しました。
「贈与」というのは簡単にいうと「プレゼント(有形無形
kindle unlimitedの実店舗が切実に欲しくて、文喫さんでやってくれないかなと思っている話。
Amazonが実店舗を実験的に続々とオープンさせていますよね。これはオンラインの補完、というよりは今までの技術やノウハウを実店舗に反映させた、というところだと感じています。
Amazon、アメリカ以外で初となる実店舗
それよりもAmazonさん、kindleをどうにかして欲しいです。笑 電子書籍はお目当ての本を探す場合には便利なのですが、例えば「哲学」と行ったジャンルで探そうとする時や、な
「多様性」の言葉では本当に伝えたい事が伝わらなくなってきたから、知らない事を知らない人達にも伝わるような新しい言葉を考えたい。(「正欲」を読んで感動した話)
今から10年以上前に将来を考えた時、多様性が輝く社会が良いな、と思ったあの頃から、今日に至るまでに自分の中で「多様性」という言葉は無惨に変貌を遂げてきた。嫌いな言葉にすらなりつつある。
世間の波に乗っかった抽象的な表現と、それって何?と聞けない綺麗事、正義っぽさが相まって随分と気味が悪い言葉に変貌したなと感じている。
多様性、とは言わずに最近は「誰もがありのままで居場所を感じられる」と言う