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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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#思考法

「目的」と「行動」はセットにしないと・・・(to doだけでは不足です)

「目的」と「行動」はセットにしないと・・・(to doだけでは不足です)

「目的」と「行動」はセットにしましょう。GTDの整理術であれば、「望む結果」と「次の行動」となります。

なぜ「行動」だけでは駄目なのか?

その1:不安になるから行動を決めておいても、大抵の行動には、「その次の行動」や「その次の次の行動」といったものが付随してやってきます。

それらを全てリストにしておいても構いませんが、そこまで全ての事柄で完璧な工程表を引くほど整理する時間が我々にはありません

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ミクロとマクロをつなげる「思考法」としての側面(GTDは単なる仕事術・タスク管理ではない!)

ミクロとマクロをつなげる「思考法」としての側面(GTDは単なる仕事術・タスク管理ではない!)

GTDは単なる仕事術やタスク管理にあらず。それはごく一部であって、全体としては「生きるのに役立つ思考法」とでも言えばいいのかもしれません。

ミクロな部分(具体的な行動レベルの管理)GTDといえば、コレ!というイメージなるかもしれません。

一つひとつの具体的な行動を明確にして、整理することで集中力を高め、物事を進めます。

物事を把握し、見極め、整理する。これだけでも手元はスッキリし、物事が回り

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自分で決めて、一つずつやろう(GTD)

自分で決めて、一つずつやろう(GTD)

物事はいっぺんには片付きません。そのためにやれることを明確にして、一歩ずつ地道に進むしかないのです。

その結果としては、ある時、一気に進んだように外からは見えるのかもしれません。

私がGTDに出会ってからもう5年以上経つと思いますが、GTDの仕事術・整理術の好きなところは、非常に地味で、地に足のついたところにあります。

何かを一瞬で、解決してしまうような派手さはなく、一つひとつを丁寧に見極め

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世界一ざっくりと、でも要点はおさえてGTDの仕事術をお伝えします

世界一ざっくりと、でも要点はおさえてGTDの仕事術をお伝えします

世界一・・・というのはさすがに言い過ぎですかね。

GTD(Getting Things Done)という仕事術・整理術・思考法について、

その「システム」を全部取り入れようといきなりしなくてもいい、

一部分だけでもいい、

さらにいうとその考え方だけでも、十分に有益だから広く伝えたいという思いは、私がこのnoteを書き始めた理由の一つですので、ちょっとやってみます。

あらためてGTDとは・

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「目的」は何か?(「望む結果」は何か?)

「目的」は何か?(「望む結果」は何か?)

「次に何をするか?」を決めて、具体的な行動を早くしたい、と私はよく思います。具体的な行動をしている時は落ち着きますし、集中もできます。これはとても心地が良い。

しかし、「『目的』は何か?」ということを定めておかないと行動が無駄になる可能性があります。そのためGTDのStep2にて見極める「望む結果」と「次の行動」という明確化は最低限必要なものになります。

この「頭とお尻」のセットを明確化する思

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どこを「あがり」と設定して双六をするか?(しているか?)

どこを「あがり」と設定して双六をするか?(しているか?)

今の現状を言うならば、そんな感じでしょうか。

終わりのマスがわからない双六をしているような気分になります。

GTD的には「望む結果」という「終わり」を決めるストレスフリーで物事を進めるポイントは、次の行動が具体的で明確なことと同時に、目指すべき「望む結果」を決めることにあります。

さて、現状はいかがでしょうか?

・次にとるべき具体的な行動は明確になっていますか?

(すぐにできる行動レベル

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情報処理にも、GTD(5つのステップ活用):まずはStep1「把握する」

情報処理にも、GTD(5つのステップ活用):まずはStep1「把握する」

情報を活かすためには、単なる情報を、自分のために活かせる「情報」として理解・解釈する必要があります。このことを、

「単なる情報」=インフォメーションを、「活かせる情報」=インテリジェンスに変換する、と言います。

GTDを活用して、「インテリジェンス」にするGTDの処理フローは5つのステップから成っています。おさらいしますと、

1:把握する(「気になること」を出す)

2:見極める(「気になる

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事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

続きものです。前編はこちら。

さて、今回は後編です。

前編では「高度マップ」は、自分にとってのミクロからマクロまでをつなげて考えようとする見方・思考であると書きました。

この見方や思考は、何も「自分」だけではなく、世の中や周囲のことを考える上でも、「高度マップ」の考え方は使えるのではないだろうか?というのが今回です。

会社や組織(「家族」までも含む?)について「6つのレベル」で考えてみる例

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事柄の連続的な捉え方:前編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:前編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

「前編」としたのは、GTDの全体像から整理からスタートするためです。

あらためてGTD実践における5つのStepGTDを実践する上で、基本は5つのstepから成り立っています。簡単にStepを列挙しておくと、

Step1:把握する(「気になること」の把握)

Step2:見極める(具体化・明確化をする)

Step3:整理する(Step2を適切なリストへおとす)

Step4:更新する(システ

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