もみじ

自閉症スペクトラム、IQ77で境界知能の私の日常を書きとめています。

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自閉症スペクトラム、IQ77で境界知能の私の日常を書きとめています。

記事一覧

毒親育ち、ASD、境界知能の私が感じる生きづらさ

自分の気持ちを言語化するということがとても苦手だ。これはASDからくるのか知能指数の低さからくるのか家庭環境なのか自分でもよくわからない。人から嫌なことを言われた…

もみじ
2週間前
58

布団が軽くて眠れない

夜眠れないことに悩み始めたのは数年前。もともとはどんな環境でもぐっすりと眠れる体質だった。暑かろうが寒かろうがうるさい環境だろうが全く関係なかった。でも数年前に…

もみじ
4週間前
28

毒親育ち、緊急連絡先がいなくて震える

親に頼れない人にとって、「緊急連絡先を提出してください」という言葉は恐怖ではないだろうか。 転職が多い私は、内定をもらった会社から緊急連絡先を求めらて嫌な思いを…

もみじ
1か月前
44

人と時間を共にするためには

コミュニケーションに難があると、社会で生きていくことは難しいと常に感じる。相手の意見を尊重し、でも自分の意思もしっかり伝え、お互いが心地よく過ごせるように話し合…

もみじ
1か月前
32

春を感じた1日

通院のため、外出。すっかり春めいていて気持ちの良い1日だった。 普段テレビも見ないし、変わり映えしない毎日を送っているので、新年度であることをすっかり忘れていた。…

もみじ
1か月前
14

発達障害、若く見られたり育ちが良さそうに見える謎

発達障害の人って年齢よりも若くみられませんか? 私はなぜかお嬢様育ちに見られることが多かった。 「実家金持ち?」とか 「あなた、両親に怒られたことないでしょ?いい…

もみじ
1か月前
27

はしかの予防接種を受ける

最近ネットをブラブラと徘徊していたら、はしかが流行しているという記事をみつけた。 はしかは非常に感染力が強く、空気感染する。症状は発熱・全身に発疹が出て、重症化…

もみじ
1か月前
11

蘇る職場での嫌な記憶を書き出してみる

私はよく物静かでおとなしい人と言われるけど、私からするとみんなよく話すことがあるなって思っていた。 毎日ランチを一緒に食べている同僚って、毎日どんなこと話してい…

もみじ
1か月前
29

安楽死について考える

もし日本に安楽死の制度があって、希望すれば実行できるとなったとき自分はどうするだろうか・・。 たぶんすぐに実行するということはないと思う。 続きが気になる漫画があ…

もみじ
1か月前
30

妄想癖について

発達障害には頭の中がうるさいという症状をもつ人がいて、私もその症状をもつ一人で頭のうるささにうんざりすることがある。 それとは別で私には妄想癖がある。思い返せば…

もみじ
1か月前
25

障害枠、在宅勤務をやってみて感じたメリット・デメリット

今日で在宅勤務を始めてちょうど1年。 雇用形態は契約社員。 仕事の内容はデータ入力で、渡されたマニュアル通りに作業する。 難しい作業はない。 会社とのやり取りは基本…

もみじ
1か月前
22

フラッシュバックが辛い

ここ数日メンタルの調子が悪かった。 季節の変わり目だから? 気温差にやられているのかも? と原因を考えつつ無理のないように過ごしていた。 メンタルの調子が悪くなる…

もみじ
1か月前
29

生きてる実感

お店のポイントは貯めない派。必要な時に必要なものを必要な分だけ買うことにしている。物の管理が苦手なので必要なもの以外は買わない。 ポイント貯めない派の私だけど、…

もみじ
2か月前
15

自分の人生を受け止めきれない

今まで必死で生きてきて得たものは、対人恐怖症くらい。キャリアや役に立つスキルはなにもない。 楽しい学校生活の思い出もないし、友人と過ごした楽しい記憶もない。親の…

もみじ
2か月前
22

美容院恐怖症

美容院が怖くて行けなくなってからだいぶ経ってしまった。子供の頃から美容院は苦手。身なりを整えて世間に溶け込むためになんとか自分を奮い立たせてこまめに行っていたけ…

もみじ
2か月前
16

過干渉の母に育てられて

最近「母という呪縛」という本を読んだ。母から浪人生活を9年も強いられていた娘が、母を殺してしまうという実話。 私の家族関係とよく似ていて、辛かった実家暮らし時代…

もみじ
2か月前
36

毒親育ち、ASD、境界知能の私が感じる生きづらさ

自分の気持ちを言語化するということがとても苦手だ。これはASDからくるのか知能指数の低さからくるのか家庭環境なのか自分でもよくわからない。人から嫌なことを言われた時にモヤモヤと引きずってしまうのは、相手の言動とか態度ではなく、そこに対して自分がはっきりと嫌だといえないからだと思う。自分の気持ちを言葉に出来ず、ちゃんと怒って自分を守れないことに自分でがっかりする。そういうことばかり続いていくと自分の

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布団が軽くて眠れない

夜眠れないことに悩み始めたのは数年前。もともとはどんな環境でもぐっすりと眠れる体質だった。暑かろうが寒かろうがうるさい環境だろうが全く関係なかった。でも数年前に大きなストレスを抱えてから眠りに対して神経質になってしまい、今では耳栓は必須、睡眠導入剤もよく飲むようになった。在宅勤務で身体を動かす機会が極端に減ってしまったのもよくないなぁと思いながらも、なにもせずぐうたらと過ごしてしまっている。

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毒親育ち、緊急連絡先がいなくて震える

親に頼れない人にとって、「緊急連絡先を提出してください」という言葉は恐怖ではないだろうか。
転職が多い私は、内定をもらった会社から緊急連絡先を求めらて嫌な思いををしたことが度々あった。
入社早々に訳アリの人と思われたくなくて、緊急連絡先がいないと言い出せなかった。そのため、緊急連絡先の提出が不要な派遣会社に登録をして
働いたりしていた。

アパートの契約でも緊急連絡先で引っかかる。保証会社に保証人

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人と時間を共にするためには

コミュニケーションに難があると、社会で生きていくことは難しいと常に感じる。相手の意見を尊重し、でも自分の意思もしっかり伝え、お互いが心地よく過ごせるように話し合いを重ねるというのは、私にはとても難しいことだ、というかできそうもない。

一人はラクだけど、やはり寂しいと感じるときがある。だれか話し相手がいてくれたらと思うけれど、不快な気持ちにさせてしまったら申し訳ないというのが先にきて、人との関わり

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春を感じた1日

春を感じた1日

通院のため、外出。すっかり春めいていて気持ちの良い1日だった。
普段テレビも見ないし、変わり映えしない毎日を送っているので、新年度であることをすっかり忘れていた。
新社会人と思われる方が街を歩いる姿をみてやっと気付き、フレッシュな明るい表情になんだか私もうれしくなった。

私が初めて就職した会社は、同期が30人いて全員女性だった。
創立して2年くらいの新しい会社で社員は若い子が多く、金髪のギャルや

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発達障害、若く見られたり育ちが良さそうに見える謎

発達障害の人って年齢よりも若くみられませんか?

私はなぜかお嬢様育ちに見られることが多かった。
「実家金持ち?」とか
「あなた、両親に怒られたことないでしょ?いいわね、苦労知らずで」と嫌味を言われたり。
家に帰れば仲の良い家族が居て、幸せな人生を送っている人にそう言われると理不尽で気が狂いそうだった。
全く金持ちではなく、ヒステリックな母親と酒とギャンブルにしか興味がない父親で、家庭は荒れ狂って

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はしかの予防接種を受ける

最近ネットをブラブラと徘徊していたら、はしかが流行しているという記事をみつけた。
はしかは非常に感染力が強く、空気感染する。症状は発熱・全身に発疹が出て、重症化すると肺炎や脳炎など重篤な合併症状を起こすこともあるとのこと。
新型コロナでもあんなに流行ったのなら、空気感染するはしかはかなり流行るんじゃないかと怖くなった。

メンクリの先生に相談したら、ほとんど外出しないんだから大丈夫でしょと。
たし

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蘇る職場での嫌な記憶を書き出してみる

私はよく物静かでおとなしい人と言われるけど、私からするとみんなよく話すことがあるなって思っていた。
毎日ランチを一緒に食べている同僚って、毎日どんなこと話しているんだろう。
毎日一人でご飯を食べる私は不思議な存在だったんだろうな。

子供の成長を見せたいといって定期的に連れてくる同僚、手作りのお菓子を作ってみんなに振る舞う同僚。自分はみんなに受け入れられているという自信がうらやましかった。

普段

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安楽死について考える

もし日本に安楽死の制度があって、希望すれば実行できるとなったとき自分はどうするだろうか・・。
たぶんすぐに実行するということはないと思う。
続きが気になる漫画があるし、もっと美味しいもの食べたいし。

すぐにはせずとも希望すればできる状況になれば、今よりも明るい気持ちでで毎日を過ごせる気がする。

仕事クビになったらどうしよう。
家賃払えなくなったらどうしよう。
病気になったらどうなるんだろう。

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妄想癖について

発達障害には頭の中がうるさいという症状をもつ人がいて、私もその症状をもつ一人で頭のうるささにうんざりすることがある。

それとは別で私には妄想癖がある。思い返せば思春期頃からはじまったような気がする。
理想の自分と現実の自分があまりにもかけ離れていて、その辛さを埋めるために妄想の世界に逃げ込むようになった。

友人に囲まれて、毎日部活をがんばって、先輩に恋してみたり、友人と恋バナで盛り上がりファミ

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障害枠、在宅勤務をやってみて感じたメリット・デメリット

障害枠、在宅勤務をやってみて感じたメリット・デメリット

今日で在宅勤務を始めてちょうど1年。
雇用形態は契約社員。
仕事の内容はデータ入力で、渡されたマニュアル通りに作業する。
難しい作業はない。
会社とのやり取りは基本メールだけど、何か用事がない限りはメールもあまりやり取りすることはない。
在宅勤務をやってみて感じたことを書き留めてみる。

メリット・人間関係の悩みから解放された

やはりこれが一番大きい。会社に行きたくなさすぎて朝が来るのが怖いとい

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フラッシュバックが辛い

ここ数日メンタルの調子が悪かった。
季節の変わり目だから?
気温差にやられているのかも?
と原因を考えつつ無理のないように過ごしていた。

メンタルの調子が悪くなると過去の嫌なことがフラッシュバックして鬱状態になる。
両親に意味不明なことで怒鳴られた場面や、会社で悪口を言われたりクスクス笑われたりと嫌がらせされた場面が延々と頭の中で再生されて、何も手につかなくなってしまう。

気分を変えようと映画

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生きてる実感

お店のポイントは貯めない派。必要な時に必要なものを必要な分だけ買うことにしている。物の管理が苦手なので必要なもの以外は買わない。

ポイント貯めない派の私だけど、去年仕事でパソコンが必要になり購入した際にお得だからと言われてついついポイントがつく会員カードを作ってしまった。その時ついたポイントは1万円分。そのポイントの有効期限がせまっている。

通院で外出したついでにお店にいってみた。久しぶりに高

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自分の人生を受け止めきれない

今まで必死で生きてきて得たものは、対人恐怖症くらい。キャリアや役に立つスキルはなにもない。

楽しい学校生活の思い出もないし、友人と過ごした楽しい記憶もない。親の心ない言葉や世間の常識をなにも教えてもらえないまま社会に放り出された辛さ。辛くてもこの気持ちを分かち合える人、受け止めてくれる人がいないしんどさ。

自分の障害や境遇はある程度受け止めているつもりでいても、ふとした時に蘇る過去の記憶が、な

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美容院恐怖症

美容院恐怖症

美容院が怖くて行けなくなってからだいぶ経ってしまった。子供の頃から美容院は苦手。身なりを整えて世間に溶け込むためになんとか自分を奮い立たせてこまめに行っていたけど、恐怖が勝るようになってからはすっかり足が遠のいている。

希望のヘアスタイルを伝えるのは私にとってはハードルが高い。こんな感じでと写真を見せたりするのはなんだか恥ずかしくてできないし、「おまかせで」とオーダーする勇気もない。ヘアスタイル

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過干渉の母に育てられて

最近「母という呪縛」という本を読んだ。母から浪人生活を9年も強いられていた娘が、母を殺してしまうという実話。

私の家族関係とよく似ていて、辛かった実家暮らし時代が鮮明に蘇ってきたので、ここに書いて昇華させたいと思った。

私の両親は無関心な父×過干渉の母。両親はとにかく自分達のいうことを聞けというばかりで、私が自己主張するのを嫌がり、自己主張すると暴力をふるい黙らせた。

母は自分がいなければ何

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