ハイジャック

伊丹空港のナイフ持ち込み事案について

先日、大阪伊丹空港でアーミーナイフが持ち込まれ
クリーンエリア内の乗客の検査を全てやり直すという
事件が起きた。この事件でネット上では検査員がダメだとか
批判的な意見が多数見受けられたが実際どうなのか?
説明したいと思います。

①アーミーナイフは何故持ち込めないのか?
②検査担当者って誰でもできるの?
③何故全員の検査をやり直したのか?
④この乗客は罪にならないのか?
⑤この業界の問題点はないの

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Born In the 50's 第八話 microSD

microSD

 原稿をひとつ書き終えると石津は大きな伸びをしてiMacの画面で時間を確認した。
 ちょうど昼時だった。
 デスクの上においてあるカップの紅茶はすっかり冷め切っていた。
 ひと口啜ると立ち上がり、カップを持ってダイニングへいった。流しの前に立つとカップの中身を捨てて、その場でカップを洗い、水切りカゴに置いた。
 しばらくの間、逡巡したがどうしても昼を作る気にはなれず、出かけること

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「エンテベ空港の七日間」

原題:7 Days in Entebbe
監督:ジョゼ・パジーリャ
製作国:イギリス・アメリカ
製作年・上映時間:2018年 107min
キャスト:ダニエル・ブリュール、ロザムンド・パイク、エディ・マーサン、リオル・アシュケナージ、ベン・シュネッツァー、ドゥニ・メノーシェ

 1976年6月27日。テルアビブからパリへ向かうエールフランス機がハイジャックされる。4人のハイジャック犯は約240名の

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Born In the 50's 第七話 多摩川橋梁

多摩川橋梁

 桜が散りはじめた。ここしばらくは花曇りの日が続いていたが、この日だけは別だった。青空の見本のような晴れ間が広がり、陽が輝いている。風もなく、初夏を思わせる天気が朝から続いていた。
 午後一時三十六分。
 品川駅中央改札口横の券売機の前にふたりの男が立っていた。本牧ふ頭のC突堤にいた男たち。
 ひとりは相変わらず仕立てのいいスーツを着ている。色は黒だ。もうひとりは、この日は迷彩ではな

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Born In the 50's 第六話 水曜日

水曜日

 春の訪れは残酷なほど美しい。
 桜が開きかけていた。もうすぐ満開になるだろう。そして、満開になった桜は風に吹かれながら散っていく。その散り方を見ると、石津はいつも残酷という単語を頭に思い浮かべてしまう。
 戦場での取材とどこか結びつく感覚があるのかもしれない。
 それが歳を重ねるごとに重くなっていく。
 警備員の制服を着た石津はマンションからすこし離れた暗がりで近藤たちの到着を待ってい

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Born In the 50's 第五話 北新宿

北新宿

 そのビルは北新宿にあった。
 JR大久保駅と東中野駅、東京メトロの中野坂上駅から同じような距離の場所だ。
 通りに面した一区画の古い家々が打ち壊されて再開発された。もう三年前の話になる。高いビルが建つのだろうという大方の予想を覆して、それは三階建ての低層ビルだった。窓がほとんどなく正方形に近いどっしりとした形をしている。黒を基調としたそのビルはまるで人の出入りを拒絶しているようだった。

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Born In the 50's 第四話 初七日

初七日

 石津は国分寺駅で電車を降りると南口に出た。バス通りをそのまま東に向かい、公園の先の交差点を過ぎたところで右に曲がり住宅街へと進んでいく。
 前を見ると、どこかで見たことのある男がのんびりと歩いていた。グレーの上下を着てはいるが、揃いのものではないようで色調がちょっと違った。
 スマートフォンを片手になにかブツブツつぶやきながら歩いている。
 石津はそのまま歩くスピードを少し上げて、男の

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9.11 あの日あいつらは、日本のテレビもハイジャックした 賛同者求む

9.11 イスラム過激派が、NYのワールドトレードセンターに飛行機で突っ込んだ日、非常に大変な騒ぎになっていました。亡くなられた方のご冥福を祈ります。そしてまだ後遺症などが残られている方が早く回復されるよう願います。

話は変わりまして、少し不謹慎なのですが、あの日ウソコイというドラマの最終回(低視聴率)、残り15分でテレビもハイジャックされました。

子供ながら、毎週楽しみに見ていました。あのと

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Born In the 50's 第三話 本牧ふ頭C突堤

本牧ふ頭C突堤

 三月の終わりとはいえ、夜になると海風が冷たい。
 本牧ふ頭のC突堤で男がトラックの到着を待っていた。傍らには荷物を船に積み込むための作業員が四人立っていた。煙草を吸いながら話をしている。広東語だ。
 内容はだいたいわかったが、細かなニュアンスまで正確に理解することはできなかった。どうやら下品な話をしているようだ。ときおり下卑た笑いが混ざる。
 男の格好はその下卑た笑いとは趣を異

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Born In the 50's 第二話 通夜

通夜

 どうやら飲みすぎたらしい。
 いや、朝がキツイのは以前も同じか。同じように飲んでも、若い頃はこれをキツイとは思わなかっただけで、歳を重ねるごとに辛さが身に沁みるようになってくる。
 なのに昔と同じように飲んでしまうことがある。
 大学時代の友人、早見健介の訃報がそうさせたと思うことにしよう。
 石津興平はベッドから出ると、ダイニングへ向かい、ダイニングテーブルの脇にある小さめの液晶テレビ

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