飯田浩志

愛知県にある、名前からしてよく(当社比)国立大学と間違われる私立大学の文学部史学科卒。…

飯田浩志

愛知県にある、名前からしてよく(当社比)国立大学と間違われる私立大学の文学部史学科卒。今は教養としてのトルコ・イスラムマニアを継続している一般人。趣味はアジア遠征。東海学生アメリカンフットボール連盟常任理事。

マガジン

  • 中国東北地方旅行

    遼寧省、吉林省、黒竜江省、内モンゴル自治区の東半分。最近夏は結構暑い。

  • 船で出国

    飛行機以外にも、船で出国することもできます。泳いで出国できるかどうかは知りません。

  • 陸路国境通過旅行

    飛行機でなく、バス、鉄道などで国境を越えます。ここでは世界最強のはずの日本の印籠(パスポート)も通用しません。

  • ロシア旅行

    これがロシアだ! Это Россия!

  • ウラジオストク訪問

    ウラジオストクへ旅行に行くというよりは、ウラジオストクを起点にどこかへ行くとか、どこかからウラジオストクへたどり着き帰国するパターン。

記事一覧

2019~2020年旅順旅行(0)

ようやく年末年始の日程が確定しました(2019年12月9日当時)。  今回は暦の関係で9連休となるので、普段なかなか行けないところということで、2014年末にイ…

飯田浩志
1年前
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2010年ウラジオストク→ハルビン国際列車旅行(船の中編)

 以前、富山からウラジオストクへ行く海賊船まがいのフェリーを紹介したが、どうもロシア人の富山での素行が悪かったのか、冷戦時代にも存在していた由緒あるこの航路は、…

飯田浩志
1年前
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2016年中露国境+東シベリア旅行(000)

 昨日(当時)、ロシア国内の列車の予約を終えました。ネットでいろいろなサイトを調べまして、ロシア語ができなくてもOKでした。ひとりでできるもん!  日本の新幹線の…

飯田浩志
1年前

2016年中露国境+東シベリア旅行(00)

 本日(当時)、ロシアビザのシールが貼られたパスポートが返ってきた。現パスポートは発行から8年たったが、ロシアビザはこれで5個目だ。これで私が公安当局の監視対象…

飯田浩志
1年前
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2019年中央アジア+エカテリンブルク旅行(0)

 (当時は)何もするにもグズで決断できない優柔不断な私ですが、ついに恒例の夏季のアジア遠征の日程が決まりましたので、情報公開請求を受けたわけではありませんが、公…

飯田浩志
2年前
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2016年中露国境+東シベリア旅行(0)

 本日(当時)、恒例の「夏のアジア遠征」に関する航空券の手配を行い、予約が完了しましたので、ほぼ日程が確定しました。中国鉄道は現地旅行会社に依頼済み、ロシア鉄道…

飯田浩志
2年前
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2018年中露国境旅行(0)

 ついに私は決心しました(当時)。この夏のプチ家出(といっても一人暮らしなのですが)の行き先について、シルクロードとシベリアロシアにするか、満洲と極東ロシアにす…

飯田浩志
2年前
3

1991年ソ連旅行(ソ連概略版)

 大学5年生に留年旅行をした。中国東北、東清鉄道、イルクーツク、中央アジア、ハバロフスク、新潟というルート。この年の夏にソ連が崩壊。崩壊寸前のソ連経済を体感した…

飯田浩志
2年前
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昔の中国鉄道旅行

 海外での移動に鉄道を使った国は、中国、ロシア、韓国、ウズベキスタン。今度は中国の鉄道のお話。  今は飛行機がたくさん飛んでいる。それを利用できる裕福な人が増え…

飯田浩志
2年前
3

2018~2019年イスタンブール旅行(0)

 1993年以来私は海外で年越しを続けている。といっても私は別にセレブでも業界人でもなんでもないのだが、この良き伝統を継続せねばならないと決心し、年末のアジア遠…

飯田浩志
2年前
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日本アメリカンフットボールの殿堂(5)

 殿堂内にあるタッチダウンライブラリー。ここに雑誌「タッチダウン」全巻が保管されています。私も大学1年生だった87年の秋から毎号購入していましたが、自分の部屋の…

飯田浩志
2年前
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日本アメリカンフットボールの殿堂(4)

 1997年にスタートした四日市ボウルの開催記念キーホルダーが展示されています。棚の右側後方の水色のキーホルダーがそれです。  この年は、やはりこの年にオープン…

飯田浩志
2年前
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日本アメリカンフットボールの殿堂(3)

 わが社、東海学生アメリカンフットボール連盟に関する掲示です。  東海地区で60年代に活動していた愛知学院大学と名古屋学院大学は、関西学生アメリカンフットボール…

飯田浩志
2年前
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日本アメリカンフットボールの殿堂(2)

 ポールラッシュ記念館なので、ポール・ラッシュ博士とゆかりのある立教大学ラッシャーズ(立教大の別名はSaint Paul's Universityなので、セントポールラッシャーズとな…

飯田浩志
2年前
3

日本アメリカンフットボールの殿堂(1)

 ちょっと前の話になりますが、所用があって2018年の秋に山梨県の清里にある「日本アメリカンフットボールの殿堂」に行ってきました。ここがどういうところなのかにつ…

飯田浩志
2年前
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2012年新疆旅行

 中央奥には武装警察のパトカー 実に新疆らしい?風景  14年ぶりの中国ウイグル新疆ウイグル自治区訪問であった。  ここはどこかというと、わかりやすく言えばいわ…

飯田浩志
2年前
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2019~2020年旅順旅行(0)

2019~2020年旅順旅行(0)

ようやく年末年始の日程が確定しました(2019年12月9日当時)。

 今回は暦の関係で9連休となるので、普段なかなか行けないところということで、2014年末にイランのテヘランとイスファハーンに行ったように、同じくイランのシーラーズへ行く計画を当初は立てていましたのですが、年頃の大人の一人暮らしは思った以上にお金がかかり、私の家のドアの前に私への贈り物として20万円ほど落ちていれば何の問題もなかっ

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2010年ウラジオストク→ハルビン国際列車旅行(船の中編)

2010年ウラジオストク→ハルビン国際列車旅行(船の中編)

 以前、富山からウラジオストクへ行く海賊船まがいのフェリーを紹介したが、どうもロシア人の富山での素行が悪かったのか、冷戦時代にも存在していた由緒あるこの航路は、ついに廃止されてしまった。しかしながら捨てる神があれば拾う神があるのか、環日本海経済圏といった、平安朝期の渤海王朝以来ありもしない幻想に乗っかってしまったある韓国企業が、鳥取県の境港と韓国の東海(トンヘ)、ウラジオストクを結ぶ航路を就航させ

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2016年中露国境+東シベリア旅行(000)

2016年中露国境+東シベリア旅行(000)

 昨日(当時)、ロシア国内の列車の予約を終えました。ネットでいろいろなサイトを調べまして、ロシア語ができなくてもOKでした。ひとりでできるもん!

 日本の新幹線の予約が海外からできるのかは知りませんが、ロシア鉄道では予約の埋まっていない席やベッドを自由に選べることができ、なかなか便利です。ビザも事実上バウチャーなしで取れましたし、ロシア旅行はいよいよ本格的に自由化してきたという感じです。

 昨

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2016年中露国境+東シベリア旅行(00)

2016年中露国境+東シベリア旅行(00)

 本日(当時)、ロシアビザのシールが貼られたパスポートが返ってきた。現パスポートは発行から8年たったが、ロシアビザはこれで5個目だ。これで私が公安当局の監視対象に入ったのはほぼ確実だろう。そういうわけで、もし私の近所で超級変態事件が起こったら、40代の独身男性でロシアへの複数回渡航歴のある私のところには、限りなく真っ黒な最重要参考人として真っ先に捜査員がやってくることは間違いないため、万が一私がテ

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2019年中央アジア+エカテリンブルク旅行(0)

2019年中央アジア+エカテリンブルク旅行(0)

 (当時は)何もするにもグズで決断できない優柔不断な私ですが、ついに恒例の夏季のアジア遠征の日程が決まりましたので、情報公開請求を受けたわけではありませんが、公開します。

8月 8日 中国南方航空CZ380便

       名古屋中部9:15→上海浦東10:50

      中国南方航空CZ6982便

       上海虹橋15:20→ウルムチ20:25

8月10日 ウズベキスタン航空H

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2016年中露国境+東シベリア旅行(0)

2016年中露国境+東シベリア旅行(0)

 本日(当時)、恒例の「夏のアジア遠征」に関する航空券の手配を行い、予約が完了しましたので、ほぼ日程が確定しました。中国鉄道は現地旅行会社に依頼済み、ロシア鉄道は後日ネットで手配。
8月11日 中国東方航空MU8766便(日本航空機材)
      名古屋中部9:00→上海浦東10:45
      上海航空FM9547
      上海浦東13:10→ハルビン17:45

8月12日 K7091

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2018年中露国境旅行(0)

2018年中露国境旅行(0)

 ついに私は決心しました(当時)。この夏のプチ家出(といっても一人暮らしなのですが)の行き先について、シルクロードとシベリアロシアにするか、満洲と極東ロシアにするか、はたまた恐山と北海道東部(北方領土は含まない)にするか迷いに迷いました。

 パスポートの有効期間が1年を切ったので、これを機にたまには国内旅行にしようかとちょっとだけ日和ったのですが、ナニを隠そう前を隠そう年末の行き先はすでにイスタ

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1991年ソ連旅行(ソ連概略版)

1991年ソ連旅行(ソ連概略版)

 大学5年生に留年旅行をした。中国東北、東清鉄道、イルクーツク、中央アジア、ハバロフスク、新潟というルート。この年の夏にソ連が崩壊。崩壊寸前のソ連経済を体感した。

 ソ連旅行は全てホテル、飛行機などを事前手配しないと原則ビザが下りない。当時のレートは、1ルーブル250円。ぼったくり。ところが現地レートでは1ルーブル4円。闇レートにあわせたのかもしれない。これが実勢レートだろうが、あまりの差に、そ

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昔の中国鉄道旅行

昔の中国鉄道旅行

 海外での移動に鉄道を使った国は、中国、ロシア、韓国、ウズベキスタン。今度は中国の鉄道のお話。
 今は飛行機がたくさん飛んでいる。それを利用できる裕福な人が増えたからだろう。全国に高速道路網が整備されてきたので、高速バスも走るようになった。
 昔の人民の移動手段は主に鉄道。切符を買うのが大変だった。切符売場の前は長蛇の列、割り込みをされないよう皆ピタリと体を引っ付けている。決して前にいる人が大好き

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2018~2019年イスタンブール旅行(0)

2018~2019年イスタンブール旅行(0)

 1993年以来私は海外で年越しを続けている。といっても私は別にセレブでも業界人でもなんでもないのだが、この良き伝統を継続せねばならないと決心し、年末のアジア遠征を決行するに至ったものである。
 日程は以下のとおり。
12月29日 アエロフロートロシア航空SU263便
        東京成田13:10→モスクワ17:35
      アエロフロートロシア航空SU2134便
       モスクワ

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日本アメリカンフットボールの殿堂(5)

日本アメリカンフットボールの殿堂(5)

 殿堂内にあるタッチダウンライブラリー。ここに雑誌「タッチダウン」全巻が保管されています。私も大学1年生だった87年の秋から毎号購入していましたが、自分の部屋の中に納まりきらなくて、大部分を捨ててしまいました。
 地方連盟の記事が少ないなぁとか、わが社愛知大に関する記事がおかしいとか(90年のリーグ戦の記事に「全敗は愛知大学ただ一校」みたいな記事でしたが、全敗が二校もあったらおかしいだろう!って即

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日本アメリカンフットボールの殿堂(4)

日本アメリカンフットボールの殿堂(4)

 1997年にスタートした四日市ボウルの開催記念キーホルダーが展示されています。棚の右側後方の水色のキーホルダーがそれです。
 この年は、やはりこの年にオープンしたナゴヤドームでも春季に「アメリカンフットボールフェスタ・イン・ナゴヤドーム」として試合を行っていまして、立命館大学を招待して東海学生オールスターと試合を行っています。
 そして、この年の第1回四日市ボウルでも立命館大学が招待されて東海学

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日本アメリカンフットボールの殿堂(3)

日本アメリカンフットボールの殿堂(3)

 わが社、東海学生アメリカンフットボール連盟に関する掲示です。
 東海地区で60年代に活動していた愛知学院大学と名古屋学院大学は、関西学生アメリカンフットボールに加盟し、関西の2部にあたる近畿学生リーグで試合していました。試合のたびに関西に行っていたのですが、当時の交通事情を想像すると相当大変なことだったのではないかと思います。余談ながら今や日本一級の学生チームである立命館大学は、関西で6番目にで

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日本アメリカンフットボールの殿堂(2)

日本アメリカンフットボールの殿堂(2)

 ポールラッシュ記念館なので、ポール・ラッシュ博士とゆかりのある立教大学ラッシャーズ(立教大の別名はSaint Paul's Universityなので、セントポールラッシャーズとなる)のパンフがあるのは当然として、わが社東海学生アメリカンフットボール連盟のパンフも置いてありました。わが社もいい仕事をしています。ついでながら、この写真で確認できるところでは、あと東京大、立命館大、関東学生連盟、関西

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日本アメリカンフットボールの殿堂(1)

日本アメリカンフットボールの殿堂(1)

 ちょっと前の話になりますが、所用があって2018年の秋に山梨県の清里にある「日本アメリカンフットボールの殿堂」に行ってきました。ここがどういうところなのかについては下記にて説明があります。

 愛知県から山梨県に行くのは意外と不便で、南アルプスがあるために、長野県まわりか静岡県まわりで行くことになります。そして鉄道にするかマイカーで行くかで迷いましたが、出張扱いで行くのと、目的地が山梨県というの

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2012年新疆旅行

2012年新疆旅行

 中央奥には武装警察のパトカー 実に新疆らしい?風景
 14年ぶりの中国ウイグル新疆ウイグル自治区訪問であった。

 ここはどこかというと、わかりやすく言えばいわゆるシルクロード。最近はチベットと並んで分離独立運動(暴動)ニュースが漏れてくる。ちょっと前にハイジャック未遂事件もあった。北京オリンピック時は外務省から渡航自粛勧告が出ていたので、ここに行こうとしたのを、行き先を変更したこともあった。

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