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ふと思った。年間読書人(https://note.com/nenkandokusyojin)ってMBTIだとひろゆきと同じENTPタイプじゃないか?
口喧嘩してわかったが、こいつは生粋の論破大好き人間。
『真マジンガー衝撃!Z編』(2009)感想〜満たされない器に何も詰め込めず力だけが暴走した空虚なハリボテ〜
昨日、妙なやつとエンカウントしてしまったせいか、久々に今川泰宏監督の『真マジンガー衝撃!Z編』(2009)を見直してみた。
やはり私は基本的に今川監督作品は基本的に『機動武闘伝Gガンダム』(1994)以外は擁護できないというスタンスを改めて確認できた一作である。
本作のコンセプトは「真のマジンガーを産み出す」というのが今川監督の狙いだったらしいが、果たしてその目論見は成功したのであろうか?
答え
『天装戦隊ゴセイジャー』のepic21・22から端的に分かる「ゴセイジャー」という作品の愚かしさと罪深さ
ここ2ヶ月、ほぼ「デジモン」関連ばかりを語ってきてもうそろそろ「デジモン」はひとまず落ち着いても良いかなあと思ったので、そろそろ本分であるスーパー戦隊シリーズについて語るとしよう。
ブログの引越しと削除も完了したわけだし本腰を入れて何を語ろうかと思ったわけだが、折角なので普段だったら絶対語らないであろう『天装戦隊ゴセイジャー』(2010)について語ってみる。
とはいっても、当然私がこれまで書いてき
【ネタバレあり】『新テニスの王子様』ジャンプスクエア最新号感想【勝つのはどっち!?】
「新テニスの王子様」の最新号を読んだので感想です。ネタバレありなので未読の人はご注意ください。
結果は金太郎・大曲ペアの惜敗に終わりましたが、この結末には正直読めていましたし、何より金太郎の将来のためにもここで勝つのは無しでしょってことで。
流石に日本が2連勝してしまったら不二に「7人のリョーマ」発言をさせてスペインチームの脅威を煽った意味がないですし、何より金太郎が最後まで天衣無縫依存で才能ば
大輔とブイモンにとってのキメラモン戦とはどのような戦いであったか?
周知事項の固定記事で昨日お知らせしましたが、旧ブログ「明日の伝説」より過去の記事を現在少しずつnoteに移転作業中です。
記事数がとても多いので、引っ越しには早くても1週間前後、長ければ1ヶ月前後を予定しておりますが、不要な記事は容赦なく削除し、文体やフォーマットをこちらで編集・校正した上での引っ越しとなります。
ブログならびに掲載用のホームページは引っ越し完了次第、すぐさま削除しますので魚拓を取
アーマゲモンとはどのような存在であったか?
今までのデジモンの記事を全て別個のマガジンに移行しましたことをおしらせします。よろしくお願いいたします。
さて、「ディアボロモンの逆襲」に出てくるディアボロモンが対オメガモンを想定して作り上げた最強最悪の敵デジモンがアーマゲモン でしたが、視聴者にとってインパクトが強かったのはやはりオメガモンの両腕が捥がれたあの絶望的なシーンでした。
あそこで誰しもが「もうだめだ」と思えたかもしれませんが、そん
『デジモンセイバーズ』の世界線における強さのインフレが示した無印と「テイマーズ」の世界線のショボさ
先日感想・批評を書いた『デジモンセイバーズ』では「人間がデジモンをぶん殴ってデジソウルをチャージして進化させる」という方式を採用したことで、現代種デジモンの強さの基準が相当に上がってしまいました。
具体的には戦闘経験値を積んで十分な量のデジソウルさえ与えれば紋章やタグがなくても十分に進化でき、最終的にはロイヤルナイツやイグドラシルと対等に渡り合える強さを手にするというインフレが発生しています。
こ
「周知事項」の更新と『デジモンセイバーズ』(2006)感想〜『機動武闘伝Gガンダム』よりは『勇者王ガオガイガー』をデジモンシリーズでやってみた惜しい実験作〜
固定記事の「周知事項」を更新しましたので、ご確認よろしくお願い致します。
さて、今回はこの数日間『デジモンセイバーズ』(2006)を再視聴していたこともあり、今回はその感想・批評を改めて更新しておこうという次第で、評価は以下の通り。
評価:B(良作)100点満点中70点
最初はキャラクターデザインや対外的な評価が無印みたいな持て囃され方をしているために受け入れられるかどうか迷いましたが、改め
【デジモンカイザー】孤独であることは果たして悪なのか?関弘美氏の「天才」と「孤独」にまつわる価値観の幼稚さ【一乗寺賢】
『デジモンアドベンチャー02』を見ていて一つ引っかかったのはデジモンカイザーと一乗寺賢という「天才」についての描写や価値観であるが、関弘美は何度かデジモンカイザーを作った理由として9歳で飛び級したアメリカの男の子の話をしている。
「DIGIMON CON2022」に出演された時も以下のような発言をなさっていたので引用してみよう。
はっきりと言わせてもらおう、余計なお世話だ!
関弘美は自己顕示欲
『勇者エクスカイザー』(1990)感想〜シリーズの原点でありながら、同時に「例外的」とでもいうべき奇跡の大傑作〜
ここ2ヶ月ばかりずっとデジモンシリーズをこすり倒しまくってきたので、流石にこれだけ毎日デジモンで精神を摩耗すると脳も疲れてくるし、やはり何度見てもデジモンシリーズには「第二のポケモンになり損ねた作品・商品」という感想しか湧いてこない。
書けば書くほど何だか相手の弱いところばかりを突いて殴りつける死体蹴りみたいな風潮になってしまっているので、流石にもうこの辺で一度置いておくとして、今回はそのお口直し
【勇気】『デジモンアドベンチャーtri.』『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION-絆-』の「苦悩する太一」に見る八神太一の抱える闇【臆病】
『デジモンアドベンチャーtri.』『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION-絆-』の二作は賛否両論というか、批判が多かった作品ですが、その理由の一つに「苦悩する太一」の描写が挙げられます。
無印信者は「なんで太一があんな風にウジウジと悩むのか?」「無印や02の太一はあんな風に苦悩するような子ではなかった」という意見がSNSなどでも散見されたのですが、個人的にはさほど違和感がありませんで
『デジモンテイマーズ』(2001)感想補足〜松田啓人とギルモンは果たしてどのような主人公だったのか?〜
昨日「テイマーズ」の感想・批評を書いたところ、さき姫さんから「啓人は凡人の域を超える事は出来なかった主人公」というコメントをいただいて虚を衝かれた気分になりました。
以前にも「デジモン主人公をRPGのようにステータス化してみた」という記事で「「普通の子」といった感じのステータス」と書きましたが、今回はなぜそのような主人公として描かれたのか?を深掘りしてみます。
とはいっても、もう私の中で答えは最初
『デジモンテイマーズ』(2001)感想〜デジモン全盛期の栄光と衰退が作風の変遷に露骨に見て取れる佳作〜
以前の記事で「テイマーズの批評については書かない」というようなことを書いたのですが前言撤回、やはりデジモンシリーズというマイナーなジャンルならスーパー戦隊やガンダムシリーズに比べて制覇は難しくないだろうと思いました。
何より「テイマーズ」という「Vテイマー」と被る単語が使われていて、アニメシリーズの中では無印と並んでファン人気も高いことから、もう一度腰を据えてじっくり見直してみようという風になった