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精神障害の私が語る

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記事一覧

発達障害のある介護福祉士として仕事する上で大切にしていきたいこと🍀

発達障害のある介護福祉士として仕事する上で大切にしていきたいこと🍀

私は4月から介護施設の中のデイサービスセンターに勤めます。デイサービスの利用者は、要支援1から要介護4までと様々だ。私は今年4月から介護福祉士として入職する、障害者雇用の契約社員だ。発達障害があったとしても、介護福祉士としてプロの仕事をしていくためには工夫が必要だ。発達障害には人の気持ちを察することが苦手だったり、寄り添うことが苦手だったりする。しかし私には経験というものがある人に寄り添ってもらっ

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(自伝)🌸小さな幸せを少しずつ見つけて🍀

(自伝)🌸小さな幸せを少しずつ見つけて🍀

(Prolog)私が伝えたいこと

私がこのエッセイを通して伝えたい事は、障害があっても、どれだけ理不尽なことがあっても、絶対に負けてはいけないということです。戦うべき相手向き合うべき相手と言うのは他人ではありません。自分自身です。これから語る人生の経験の中で、何か、今悩んでいるあなたに助けとなるもの、ヒントとなるもの、道標となるものがあったなら私は嬉しいです。エッセイには、いじめやいじめ後遺症、

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私のいじめ後遺症

私のいじめ後遺症

少し前に、いじめの経験を記事にしましたが、今回は、いじめ後遺症についてです。私は、いじめられてる最中に、お風呂に執着するような、強迫症状が出ていたので、本当は、この時点で精神科を受診するべきだったのかもしれません。小学6年の頃に髪の毛を抜いてしまうと言う自傷行為がはじまり、中学1年の夏休みに本格化してしまいました。そして、上手く症状を伝えることができずに、皮膚科を受診し、円形脱毛症と診断されますが

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障害のことを受け入れた今でも、時々不安になることはある。そんな時、私は思い切り泣く。部屋にこもって。前を向いて生きていくために必要なこと。後ろを振り返ってしまうこともあるけど、今の自分を大切にしていきたい。

私の生きている感覚について

私の生きている感覚について

私が生きているときに感じている感覚は常に不安な感じですかね。1つの悩みが解決しても、また新たに悩みができたり。漠然と将来に不安を抱えています。その感覚に苦しめられてしまい、鬱状態になってお薬を飲むこともあります。でも今と言う時間は1度きりなのだから楽しまないともったいないそうも思います。だからなるべく楽しみたいそういうふうに意識して生活しています。今いる場所で幸せを見つけていくためには、この感覚と

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自分の障害受容過程

自分の障害受容過程

今日は、私の障害を受容する過程を紹介していきたいと思います。最初は、到底受け入れることなんてできませんでした。否定してました。なんで自分がこんな診断を受けなきゃいけないんだろうとずっと思っていました。その後、自分の得意なことと苦手なことを書き出したりして、少しずつ少しずつ学校の先生や家族や友人周りの人を頼って少しずつ受容していきました。自分のことを認められるのは自分しかいないのかなと思います。他の

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過去を捨てたい😢

過去を捨てたい😢

過去を捨ててしまいたいと思います。理由は、背負いきれないから。こんな過去いらないと、何度思っただろう。いい過去だけ残して、悪い過去を捨てるということができないのだろうか?こんなことになるならと、死を考えるほど苦しみ、いじめ後遺症と発達障害の自分は、なんなの私と思う。人生を壊されたと思うし、憎いし、周りの楽しそうな人を羨ましいと思ってしまう。こんな過去を背負ってまで、生きることに意味はあるのかと思っ

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🌸発達障害が分かって変化した人生🍀

🌸発達障害が分かって変化した人生🍀

私は、発達障害が分かって、生きやすくなったこともありますし、逆に生きづらくなったと思うこともあります。私は、長年の自分の普通を障害と言われ、受け入れることは、簡単ではありませんでしたが、自覚がなかっただけで、「ずっとこんな苦しい思いをするんだろうか」と思っていました。なので、生きづらさを感じていて、そこにいじめがあったのだと、今は理解しています。良い方向に変わったことは、無理せずに福祉に頼るという

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障害が分かった時に思ったこと

障害が分かった時に思ったこと

私は、発達障害と分かった時は、今から8年前の2016年の12月のことで、当時中学1年の13歳でした。診断名は、広汎性発達障害(今の自閉症スペクトラム障害)でした。そもそもの話、私が児童精神科にかかることになったきっかけは、夏休みに小学生の時に受けたいじめによるフラッシュバックからの自傷行為などのストレス反応があったからです。8月に初診をして、いじめ後遺症だと思われていた私の治療が思わぬ方向にいった

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発達障害への差別や偏見について思うこと

発達障害への差別や偏見について思うこと

この世の中は、差別や偏見が多い。LGBTQのことや、ハンセン病、同和問題などの部落差別など様々な差別や偏見に溢れている。発達障害も例外ではない。発達障害は、主に就労面において、偏見や差別に悩まされやすいだろうと思う。某情報番組において、『発達障害と就労』について、議論していたが、コメント欄がものすごく荒れていて、びっくりした記憶がある。『発達障害の人と働くとすごく疲れる』、『フォローするこっち側の

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精神障害者になってから

精神障害者になってから

今日は、少し抑鬱に入っていて調子が悪いので、精神障害になってから、感じたことを今日は、語っていこうと思う。まずは、1人だけ違う世界で生活していると感じるようになったこと。家族にも、親しい友人にも、先生にも私の辛い気持ちが伝わらない。心の病気になってからの常識が通じない。まるで1人だけ別の世界に飛ばされたかのような生活だ。辛いことや、悪口を言われると幼い子供のように泣いてしまうことを批難されることも

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