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アキレス腱痛は身体のバランスで減らせる
60代半ばの男性が朝起きた際に突然のアキレス腱の激痛に見舞われた症例を紹介します。
「朝起きたら、アキレス腱に激痛が…」ということで、ご家族の紹介で夕方にいらっしゃいました。そこそこの時間が経っていたので、多少は動けるようになっており、まずは全体の動きのチェック。
これで身体のバランスが崩れていることが判明したので、まずは大雑把に調整。これで、一見関係ないように見えるふくらはぎへの負担が減りま
怪我は感染するんじゃないか…
怪我は医学的なことをいえば感染することはないです。
が、この仕事をしていると「感染するよね…」といいたくなることが良く起こります。
骨折の人が来ると、連続してくる。個々には全然関係性のない人たち。また以前大きな箱で接骨院をやっていた時にはそこらじゅうに足首捻挫の人がいたり。その時には、とある大学生がうまいこといっていて、「インフル捻挫なんですよ!」とか。うまい。
ということで、今回は手首の捻
テーピング効果の実証 - 遠方から訪れた患者さんの体験談
一般的に、自費の治療院には、遠くから患者さんが訪れることがあります。ケーセブンにもそういう傾向はあって、近所の人よりも遠方から来る人の方が多いです。
先日、普段自分の街からあまり出ないという方が、電車を乗り継いで3時間かけて来院されました。
きっかけは、ケーセブンのスタッフが書いた「テープケア」の本。その本を読みながら自分でテーピングを行ったところ、大変な効果があったそうです。
これまで近所
夢から現実へ:プロサッカー選手を目指す厳しい道のり
多くの若者が夢見るプロサッカー選手への道。しかし、その道のりは想像以上に険しく、厳しい現実が待っています。今回は、実際にJリーグの選手数から、プロになるためのレベルを推測し、その厳しさについて大雑把に考えてみます。
まず、J1リーグのスタメン選手は20チームで200人(除キーパー)。20歳から30歳までの10年間で活躍すると考えると、一学年あたり20人。これは全国大会決勝戦に出場するレベルに相当
気持ち良さと治療効果のギャップについて
施術を受ける際、「気持ちいい」と感じることが良い治療を受けていると錯覚する方は多いです。しかし、気持ち良さと治療効果は必ずしも一致するものではありません。
これ、なかなか理解してもらえないことが多いです。
気持ち良さは神経伝達物質の分泌による一時的な快楽であり、治療効果は症状の改善や機能の回復など客観的な指標に基づいて評価されます。
治療を受ける際は、気持ち良さだけでなく治療効果に目を向けるこ
【重心位置をキネシオテープで制御する】
立っているとき、重心は両足で囲まれた範囲内にあります。その位置がずれると転ぶため、重心位置は重要です。
今回は前後方向の重心位置を制御する話。前後方向とは、つま先から踵までの間のどこにあるのか、ということ。
この重心位置は、キネシオテープで簡単にずらせます。つま先重心にしたい場合はつま先に近いところにテープを貼り、踵重心にしたい場合は踵に近いところにテープを貼ります。
例えば、浮指な人は踵寄