田村薫

父の会社を継いだ二代目社長。 同じ境遇の人たちが身体を壊し親の会社を辞める事例を見た。…

田村薫

父の会社を継いだ二代目社長。 同じ境遇の人たちが身体を壊し親の会社を辞める事例を見た。 原因は親子の確執。原因を解明し、二代目専用コミュニティを通じて、中小企業の二代目が活躍できる状態を目指して活動中。 著書『親の会社を継ぐ技術』https://amzn.to/2JzrqcT

マガジン

  • 二代目社長のひとりごと

  • 2790名のお客様と関わった保険屋さんと考える人生の楽しみ方

    大阪で保険の仕事をし始めて30年。 この仕事、日頃はあまり周囲に見せないお客様の本心が露呈することがあります。 事故を起こした方というのは、日頃見せない本性を見せてくれます。 親子二代の暮らしぶりから、奇妙な共通点を感じることもあります。 一般的に見る成功者がどんな風に息を引き取るのか。 そんな人々の行動から、私たちが幸せに生きるヒントを考えてみたいと思います。

  • 読書記録 ~はじめの一行をピックアップ~

    様々な本の読書記録と、本の「はじめの一行」をピックアップ。

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中小企業の後継者が「会社を辞めたい」という気持ちから逃れる方法

「なぜ、自分はこんな境遇に生まれてしまったのか?」 そうやって肩を落とす人を多く見てきた。 中小企業の二代目、三代目・・・ つまり、親を経営者に持つ子供という立場…

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田村薫
5年前
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VUCAの時代なんて言われる背景には、きっと、ドストエフスキーの「罪と罰」的に、みんなが信じる正義が一つじゃない事をリアルに感じてるんじゃないかと思う。

田村薫
1日前

リーダーが犯しがちな過ち。
「圧倒的な成果をあげれば、メンバーは自分を認めてくれる」という幻想。

反抗的なメンバーがいれば、リーダーがどんな成果をあげても認めるどころか、反発の感情をより強く持つことさえあります。

むしろ、人としての信頼関係を築くのが先だと私は思う。

田村薫
2日前

「人生で一番大切な事は、他の誰かの人生に干渉しない事」フランク・ザッパ

けっこう共感します。
これをやるから、人間関係がややこしくなる気がします。

田村薫
3日前

何かを決めるってホントエネルギーがいります。
できるなら、意識して決めなければならないことは、一日一個までにしたいものです。

が、ひとたび新しい事をやり始めると、次々と決めるべきことが出てくるので、アドレナリン分泌させないと乗り切れないですね(;´∀`)

田村薫
4日前

大人の学び場

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田村薫
4日前
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ちょっとした思い切りが大事ですね。
それができないから、グルグル悩みのループにはまるわけですからw

田村薫
4日前

リーダーの育成って、結局人間教育なんだと思います。
それは誰かが教えてできるものでもないから、いろんな経験を通じて本人が学ぶような環境をつくること。

自ら成長しようとする意欲が、リーダーの最低限のスキルかも知れない。

田村薫
4日前

組織に関する実体験からの学び10選

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5日前
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人間関係の終活

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2週間前
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※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です はじめの一行はじめに  本書の「はじめに」は、シンプルに本書の成り立ちの説明から入っています…

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中小企業の後継者が「会社を辞めたい」という気持ちから逃れる方法

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「なぜ、自分はこんな境遇に生まれてしまったのか?」

そうやって肩を落とす人を多く見てきた。
中小企業の二代目、三代目・・・
つまり、親を経営者に持つ子供という立場の人間だ。

周囲の人は、きっと彼らをうらやむだろう。
・親もとで働くなんて、楽できるんだろうなぁ
・将来の社長か、いいなぁ
・きっとたくさん給料もらえるんだろうなぁ
・悩みなんて何にもないんだろうなぁ
当事者からすると、とんでもない話

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VUCAの時代なんて言われる背景には、きっと、ドストエフスキーの「罪と罰」的に、みんなが信じる正義が一つじゃない事をリアルに感じてるんじゃないかと思う。

リーダーが犯しがちな過ち。
「圧倒的な成果をあげれば、メンバーは自分を認めてくれる」という幻想。

反抗的なメンバーがいれば、リーダーがどんな成果をあげても認めるどころか、反発の感情をより強く持つことさえあります。

むしろ、人としての信頼関係を築くのが先だと私は思う。

「人生で一番大切な事は、他の誰かの人生に干渉しない事」フランク・ザッパ

けっこう共感します。
これをやるから、人間関係がややこしくなる気がします。

何かを決めるってホントエネルギーがいります。
できるなら、意識して決めなければならないことは、一日一個までにしたいものです。

が、ひとたび新しい事をやり始めると、次々と決めるべきことが出てくるので、アドレナリン分泌させないと乗り切れないですね(;´∀`)

大人の学び場

大人の学び場

今、大人の学びの場、
ブラッシュアップアカデミー(仮称)というものを、
松本 大成 さんと準備しています。
お声がけいただいたのが昨年秋。
私のライフワークともいえるところに着地させたいと思ってます。
ここは人がより良い人生を生きるための
様々な知見が集まる場にしたいと思っています。
なぜ大人が対象かというと、
人は一度、自我を確立するために、
欲に向かって突き進む時期が必要です。
本当はその時期

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悩みを解決するには、
ちょっとした思い切りが大事ですね。
それができないから、グルグル悩みのループにはまるわけですからw

リーダーの育成って、結局人間教育なんだと思います。
それは誰かが教えてできるものでもないから、いろんな経験を通じて本人が学ぶような環境をつくること。

自ら成長しようとする意欲が、リーダーの最低限のスキルかも知れない。

組織に関する実体験からの学び10選

組織に関する実体験からの学び10選

私は組織とかチームビルディングとか、そもそも組織に属することも苦手科目です。
その証拠に会社の組織崩壊を2度経験してます🤣

コンプレックスなんですが、だからこそそこへの感度は高め。
という事で、組織に対する最近のリアルな体験からの学び10選。

①組織の構成員は常に無意識でバランスを取ろうと、その構成の中で必要なキャラクターを演じる。
ユングの元型論ですね。→たまに構成員の洗い替えや、追加がメ

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人間関係の終活

人間関係の終活

人の幸せには、人間関係が結構大事だといわれます。
とくに、シニア世代、それも男性は、結構切実じゃないかと思います。

追いかけてくるお客様一度訪問すれば最低1時間?

私、保険の仕事を始めて33年目。
長いお客様との付き合いは、33年になるわけです。
あるお客様は、出会ったときすでにおじいちゃんで、今や90歳。

彼も、60歳代の頃は個人事業主として、まだビジネスもそこそこやってらっしゃいました。

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チームX(エックス) ── ストーリーで学ぶ1年で業績を13倍にしたチームのつくり方

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※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行プロローグ 私たちの身に起きていたこと

 まえがきでは、著者の華々しい注目度が語られる一方、会社では不穏な空気が漂っていた。そんなストーリーから始まる本書。ビジネス書なのにドラマチックです。

本書の内容チームのトランスフォーメーション

 本書のタイトルの「X」というのは、よくいう「DX(デジタル・トランスフォー

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さみしい夜にはペンを持て

さみしい夜にはペンを持て

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行プロローグ

 本書は物語になっています。まるで絵本のような物語。はじめの一行は、タコのタコジローによる一人語りから。もしかしたら、吾輩は猫である、のイメージを踏襲したのでしょうか。まずはタコジローのキャラクターから浮き彫りにしていくはじめの一行ですね。

本書の内容タコジローとヤドカリのオジサン

 本書の物語は、

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ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考

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※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行はじめに

 本書の「はじめに」は、シンプルに本書の成り立ちの説明から入っていますね。実は、著者となっている松波 龍源氏は実験的なお寺を運営している僧侶のようです。
 内容を読ませていただく限り、単に世襲などでなった僧侶というわけではなく、かなり深く学びを求めあるいた方のご様子。チベット行ったり、神道の専門家に師事し

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仕事と占いと2024年の自分

仕事と占いと2024年の自分

少し前に、お客様のうち、成功している人は何かしら占いめいたものを信じている、というお話をしたことがありました。

そんな成功者の姿を見習って、私も自分なりに気にしている部分があります。一つは、算命学。これは、専門家と顧問契約を結んで、一時期、色々とアドバイスをもらってた時期がありました。その名残もあって、今も緩い感じで相談させてもらうことがあります。

算命学で言うと、私はこの2024年~2025

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会社で組織をつくるのは何のため?

会社で組織をつくるのは何のため?

 私は小さな会社を親から引き継いだ後継者。一応、経営者という体で仕事をしています。
 さて、ビジネスの世界では一人でやってるフリーランサーみたいな人って、会社の社長という立場の人と比べるとちょっと下に見られがちな気がします。まあ確かに事業の継続性を考えると、従業員を雇って仕組み化したほうが安定しそうです。そして、事業の規模も大きくできるので効率も上がりそう。
 けど一方で、社員とリーダーの関係って

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1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行はじめに

 自分らしさって何なんでしょうか。日ごろはそんなことを感じることはあまりないと思います。けど、ふとした時に感じる空虚感というのを経験した人は少なからずいるのではないでしょうか。そんな人の心をノックするかのようなまえがきですね。

本書の内容「夢」として語られる「手段」

 この数年、「やりたいことを見つけ

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