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多様な部活動のありかたについて。
長沼科研第2回公開研究会
11/15(日)「持続可能な部活動のあり方を考える~2023 年度からの休日の地域展開を視野に入れて~」
昨日、この公開研究会を拝聴しました。
私は、米国でスポーツ報道に携わりながら、米国の運動部活動を日本語で紹介することもしています。(拙著の宣伝です! なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか)
研究会では3つの高校の事例と、NPOの1事例の報告がありました
部活動指導は教員の仕事か。米国編
以下の文章は1991年発行のThe Law and Teacher Employmentという本の
46ページに書かれていた内容を、私が日本語訳したものです。
課外活動の指導がより求められるようになっているが、個人の関心、職業との関連が薄いものや、報酬が少なくなっている。教員たちはこれらは法的に求められる仕事かどうかと疑問を持つようになった。
なんだか、今、日本で問題になっていることとよく似
部活動の意義・デメリット・改革の動向と今後
教員キツネです。
今日は部活動についてお話していきたいと思います。
部活動と言っても、小学校、中学校、高校など年齢によって、地域や学校によってもいろいろと違いがあると思いますので、あくまでも私の経験から考えたことをお伝えします。ご意見がありましたら、よろしければコメントをくださいませ。
私は、部活動の意義について、学校の面、子どもの面、保護者からの面の3つあると思っています。
1つ
部活動顧問を拒否して感じたこと
私は福岡市で中学校教諭を勤めて9年目の社会科です。講師経験も6年あります。教員生活15年ほどを通じて、2023年度、初めて顧問拒否をして感じたことを書きます。
私自身も中学時代、卓球部、高校時代は陸上部投擲に所属し、部活動にはお世話になりました。高校時代の陸上部顧問の先生は体育科でラグビー専門でしたが、学校の都合で陸上部顧問をもたされていました。1990年代の土日祝日の顧問手当は900円~1
貧乏人の子は習い事もできない?
私は現在小学校の吹奏楽部の顧問をしている。
37名の部員が所属している。
なぜ教員でもない私が顧問をすることになったのか。
全国的にこれまで学校教員が担ってきた部活動の指導を、地域団体や関係事業に担ってもらうことで、地域の活動に位置付けるという取り組みが始まっている。これを部活動の地域移行というそうだ。
私が子供の頃は当たり前だった活気あふれた部活動の姿はもうない。
サッカー部も野球部のバスケ
フリーランス14年目に突入しました。
コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。
コントラバスを弾いたり教えたり、昨年度は趣味で演奏活動をしている方から音楽高校、大学受験生までのレッスンをしたり、年間を通して40校を超える吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルなどで音楽指導をしたり、茨城県にある取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めたりしています。
さて、今月から新年度となり気持ちを新たに仕事を頑張ってい
部活が変われば日本は変わる
私の人生で大事なことの多くは部活動で学びました。とても部活動というものに感謝をしています。一方で、今までの部活動の仕組みは今後成立しないでしょう。新しい形を見出せなければ部活動は消滅すると思います。
まず教員の長時間労働の原因の大部分は部活動にあります。教育の一環という位置づけでありながら教員の自発的な取り組みという、業務の一環なのかそうではないのか、という微妙な立ち位置に部活動はありました。そ
吹奏楽部の未来はどうなるの??
新たな舞台、新たな課題この記事は吹奏楽部出身者・吹奏楽部に所属している人・吹奏楽部の子を持つ親御さんに向けて書いております。
「学校部活動および新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」よると「2023年度から2025年度までの3年間を改革推進期間と位置付け、休日の学校部活動の段階的な地域連携・地域移行を進めるが、「地域の実情等に応じて可能な限り早期の実現を目指す」とあります。