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ポールシフト、氷河期、台湾有事、第3次世界大戦(後編)


前編からの続き


日々の喜びを見つける


前編で触れたように、
私たち一人ひとりの行動は世界に影響を与えることができます。

しかし、世界を大きく変えようとするのではなく、
まずは自分にできることを意識的に行い、
生活を充実させていくことが重要です。

二ーバーの祈りは、
私たちに自分が変えられることと変えられないことを見極め、変えられるものに集中することの大切さを教えてくれます。

これは「人事を尽くして天命を待つ」という言葉にも通じるものがあります。
やるべきことをしたら、あとは天に任せるのです。

では、私たちが日々の生活の中で最もやるべきことは何でしょうか?


人それぞれ異なるかもしれませんが、

共通しているのは日々の喜びを見つけることです。

朝起きたとき、仕事を始めるとき、寝るときなど、

日常の節目になるタイミングで、

「今日自分はどんな喜びを見つけるか、また見つけたか」

と意識することが大切です。

日常の中で、
行動を切り替えるタイミングで喜びに意識的に集中することによって、
他者から仕掛けられた無意識的なルーティンから脱し、
自分の人生を充実させるきっかけを見つけることができます。

常に意識する必要はありませんが、
節目のタイミングに意識することで効果は持続し、
意識していない時も自分の意図を実現するようになります。

では、喜びを意識していない時はどうでしょう?

意識していない時は、他者からの仕掛けで動くことになります。
つまり、誰かの意図を実現するように、
あなたの生活がコントロールされた状態になります。

他者によって仕掛けられたルーティンの多くは、
恐れや不安に焦点を当てています。

恐れや不安に焦点を当てると、
それを実現するための行動を選択してしまうようになります。

そうした状況から脱するには、喜びに焦点を当てることが効果的です。


ポジティブなマインドセットの維持


大きな問題を多く抱える現代でも、
悲観主義に陥るのではなく、
希望を持ち続けるポジティブな心の持ち方を維持することが重要です。

これには、不足ではなく充足に焦点を当てることが鍵となります。

私たちが持っているもの、できること、
そして経験してきたことに感謝することで、
自分の現状に満足感を見出すことができます。

前向きな態度を維持するための実用的なテクニックには、
感謝日記の記入、ポジティブなアファーメーションの唱えること、
成功体験を思い出す習慣などがあります。

これらは自己肯定感を高め、日々の挑戦に対処する力を強化します。

習慣として何をするかは重要ですが、
外してはいけないのは自己肯定感を高めることです。

自己肯定感を上げると、
他者を尊重したり、
新しいこと・難しいことに挑戦する心の余裕が生まれます。


また、健康の維持も不可欠です。
食事、運動、睡眠は、心身の調和を保ち、
ポジティブなマインドセットを支える基盤となります。

体が不調な時は、思考もネガティブなものになりやすいです。
体調を整えることを大切にしましょう。


さらに、ポジティブな人々との交流も、自分の考え方や感情にプラスの影響を与えます。

人間関係についても意識的である必要があります。

「周囲5人の平均が自分」といわれますが、
理想とする自分の仲間にふさわしい他者に囲まれることで、
自分もその環境に適応していくのです。

そのためには、付き合うべき人、そうでない人を、
自分で意識的に選択する
必要があります。

とはいっても、職場や家族など、
簡単に付き合う人を変えられない場合も少なくないでしょう。

そうした場合、
理想に近い人の出演している動画や書いている本を読むことがいいでしょう。

周囲5人というのは、
必ずしも物理的に近くにいる5人でなくてもいい
のです。

あなたの感情や思考に影響を与える5人を意識的に選ぶのです。

いつも読む本の著者の思考をなぞるように思考していれば、
次第にその通りになります。

その場合、物理的に近くにいる、例えば職場の上司などより、
その著者のほうがあなたの日常に影響を与える人物になるでしょう。


人生は避けられない挑戦や困難に満ちていますが、
これらを乗り越える過程で私たちは成長し、より強くなります。

ポジティブなマインドセットを持つことで、
大きな問題を、脅威として自分の幸せを妨げると考えるのでなく、
挑戦を成長の機会として捉え、より充実した人生を送ることができます。

起きている問題に対して、
自分の反応を「主体的に」「意識的に」選択しましょう。

成長の機会であるととらえることができれば、
あらゆる問題は問題でなくなります。

するともはや、あなたはどんな状況にあっても、
不安や恐れを感じることなく、
挑戦し、新しい自分になる喜びを感じ続けることになるでしょう。


まとめ


前後編にわたって、

私たちが直面する大きな問題に対する個人の役割と、
日々の生活の中で喜びを見つけ、
ポジティブなマインドセットを保つ重要性について考察しました。

二ーバーの祈りから学んだ、

「変えられるものに対する勇気」と「変えられないものを受け入れる平穏」

は、私たちが日々直面する挑戦に対処するための強力な指針になるでしょう。

また、それらを見極めること、
つまり、「意識を向ける先を主体的に選ぶこと」を習慣化することが、
人生を充実させることに大きくつながるでしょう。


私たちは、
日々の小さな行動が集合的に世界に大きな影響を与えることを認識し、
主体的かつ意識的な選択をすることで、
より良い未来を築くことができます。

また、日々の生活の中での喜びの発見は、
困難な時でも希望を持ち続け、心の充実を感じるための鍵となります。


そして、それらのことを実践する基盤として重要なのが、
ポジティブなマインドセットを維持することです。

ポジティブなマインドセットを維持することで、
私たちはどんな状況にも対応でき、
挑戦を成長の機会として捉えることができます。

これにより、
私たちは恐れや不安ではなく、
日々の新しい挑戦に対する喜びを感じながら、
充実した人生を送ることができるでしょう。


この記事が、読者の皆様が自分自身の力を信じ、
日々を楽しむための一助となれば幸いです。

一緒に主体的で意識的な人生を過ごしていきましょう。



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