くろくろにゃー

ねこ投資家5級/中長期で国内株狩り/つみたてNISAとiDeCoで外国株インデックス/…

くろくろにゃー

ねこ投資家5級/中長期で国内株狩り/つみたてNISAとiDeCoで外国株インデックス/気まぐれで積立FXも/推しアナリストは大川智宏さん🐈/推しキャスターは豊島晋作さん/3種の神器は日経・四季報・モーサテプレミアム/FP3級一部合格

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  • ねこの経済視点

    日本経済新聞から気になる記事を3本ピックアップし投資に役立つ視点をねこ目線からまとめますにゃ。

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    ファンダメンタルズに基づいた分析で選んだおすすめ銘柄をピックアップするにゃ。

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    ねこでも読める投資本の中から特に「ためになったにゃ〜」と思った本を厳選して紹介するにゃ。

記事一覧

たかが数字、されど数字

① 米利回り逆転、戦後最長 軟着陸シナリオに懸念米国債の逆イールドがついに戦後最長へ。景気後退のサインと言われ、ずーっと気にはにゃってたんだけど、むしろ景気は加…

二律背反な潮流の変化

① 中国・香港株にマネー流入ちょっと前まで底なし状態だった🇨🇳株もいつの間にか上昇気流に⤴️ 中国の代替先として日本に投資マネーが流れ込んでいた側面もあっただけに…

良い例えの例え

① 【迫真】逆境のESG3 日本に根付く「なんとなく」日本でも盛んにみえるサステナブル投資。けどその環境基準をみると世界基準からは程遠く、その状況を「軽自動車」とい…

黒幕化する財政

① 【Market Beat】円安の攻防、光明と不安しつこいインフレの背景に強いアメリカ経済、というのがここ最近の定説。移民の流入とか株高による資産効果などなど。けど結局の…

円安に覆い隠されたリスク

① 世界成長、0.2ポイント上方修正 今年3.1%OECD的には日銀が来年末までに3回程度利上げすることを予想してるにゃ⤴️ 景気見通しも明るいにゃ🔆 日本だけでなく全世界的…

春は過ぎ去ったのか?

① 世界の株高にブレーキ似たような記事が4月30日付けにも出てて、タイトルもズバリ『米国株「配当貴族」の没落』。中身は、🇺🇸短期国債の利回りがS&P500の配当利回りの4…

隣り合う強さと弱さ

① 米経済、生産性が支えまさにアメリカの強さの源泉と言えるのがこの新陳代謝の良さですにゃ。痛みを伴にゃうものではあるけれど、それがあるからこそ世界中からアメリカ…

4

温度差が生む歪み

① 【FINANCIAL TIMES】金高騰、世界の転換点映す今の金価格の上昇はブレトンウッズ体制の崩壊した1960年代から70年代の状況に似ていると興奮気味に話してるにゃ🤩 当時も…

地方銘柄の持続可能性

① 小さくても勝てる(4)国内生産へ回帰地方銘柄の魅力としてはまず、ニッチトップ企業が多いことが挙げられるにゃ。大都市と比べれば何かと不利になることが多いんだろう…

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ブームが去った後こそチャンスは増える?

① EV世界販売「35年5割超」 IEA予測すっかりブームが過ぎ去ったEV🚗 けど国際エネルギー機関(IEA)の見通しは「新たな成長段階に向かっている」「トレンドは変わらない」…

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変化は一歩一歩進む

① エクセディ、前期最終赤字 EV化でAT低迷最近はEVが失速してハイブリッドが強みのトヨタとその周辺の銘柄も絶好調だっただけに、ちょっとこのニュースはびっくりしたに…

4

手のひら返し

① TSMC最高益、AI活況 1~3月最終日経平均が1000円以上下げた19日の朝刊。見出しからしてもこの頃はまだ良いムードが漂ってたにゃ😸 🇳🇱ASLMの決算がイマイチで凹んだ…

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中身が大事

① 【スクランブル】資本コスト経営、質伴うかにゃんとにゃく開示すればとりあえず上がってるイメージがあったけど逆でしたにゃ😹 むしろ「検討中」ににゃった方がわずか…

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見極める目

① 【Foresight】「米株は割高」指数買い警鐘 超大型株集中がリスクに🇺🇸米国株が割高だという指摘は珍しくはにゃいけど、勘違いしてはいけにゃいのは、おしなべて割高で…

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当てが外れる

① 【Deep Insight】テスラの踊り場とアップルAppleがEVから撤退した理由として一番納得できる考え方にゃ☝️ 車もEV時代ににゃれば走行性能よりソフトウェアが重要なアイ…

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揺り戻しのタイミングに備える

① 温暖化ガス排出、22年度2.5%減 車・鉄道輸送は増加見事に今はEVイヤイヤ期にあってハイブリッドが再ブレイクしてるけど、たぶんまたEVへの揺り戻しがくるタイミングも…

たかが数字、されど数字

たかが数字、されど数字

① 米利回り逆転、戦後最長 軟着陸シナリオに懸念米国債の逆イールドがついに戦後最長へ。景気後退のサインと言われ、ずーっと気にはにゃってたんだけど、むしろ景気は加熱方向へ🔥 「今回は違う」風に考えてたけど、あの山本さんが警戒するほどだからちょっと無視できにゃくにゃってきたにゃ🙀 確かに実際、足元でも消費が弱ってきてる兆候も見られるにゃ。景気後退はともかく、インフレさえ落ち着いてくれれば大きなショ

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二律背反な潮流の変化

二律背反な潮流の変化

① 中国・香港株にマネー流入ちょっと前まで底なし状態だった🇨🇳株もいつの間にか上昇気流に⤴️ 中国の代替先として日本に投資マネーが流れ込んでいた側面もあっただけに、ちょっと気がかりな兆候😕 不動産不況と叫ばれにゃがらもにゃんだかんだでEV市場では存在感が増すなど、強弱入り混じる状況ですにゃ。
一方で、中国から日本に食指を伸ばす動きもあるようで…それが次の記事⏬

② 190兆円ファンド、日本

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良い例えの例え

良い例えの例え

① 【迫真】逆境のESG3 日本に根付く「なんとなく」日本でも盛んにみえるサステナブル投資。けどその環境基準をみると世界基準からは程遠く、その状況を「軽自動車」という例えでズバッと言い表してるにゃ。よくガラパゴスにゃんて言われることも多いけど、軽自動車の方が日本でしか通用しにゃい感が伝わっていいですにゃ👍
投資を考える上でも、その企業のコアコンピタンスが軽自動車ににゃってにゃいいか、といったよう

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黒幕化する財政

黒幕化する財政

① 【Market Beat】円安の攻防、光明と不安しつこいインフレの背景に強いアメリカ経済、というのがここ最近の定説。移民の流入とか株高による資産効果などなど。けど結局のところ、本当の黒幕は積極的な財政出動だったのでは? 記事では🇺🇸財政の膨張が円安の行方に影響するという面に主眼が置かれて書かれていたけど、株式においても無縁ではにゃい、と思わされるのが次の記事⏬

② バフェット氏、鈍る株投

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円安に覆い隠されたリスク

円安に覆い隠されたリスク

① 世界成長、0.2ポイント上方修正 今年3.1%OECD的には日銀が来年末までに3回程度利上げすることを予想してるにゃ⤴️ 景気見通しも明るいにゃ🔆 日本だけでなく全世界的に成長率を上方修正してて視界は良好? そんな強い景気を背景に日銀の利上げを金融正常化と前向きに捉える向きが強いけど、そこに見え隠れするリスクがあることを示唆するのが次の記事にゃ⏬

② 地銀の不動産融資、10年で6割増金利上

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春は過ぎ去ったのか?

春は過ぎ去ったのか?

① 世界の株高にブレーキ似たような記事が4月30日付けにも出てて、タイトルもズバリ『米国株「配当貴族」の没落』。中身は、🇺🇸短期国債の利回りがS&P500の配当利回りの4倍にまで上昇していて、これは2000年のITバブル期以来の珍事だ、といった内容。要するに、どちらの記事も利下げのアテが外れて、年明けから続いてきた日米の株高の潮目が完全に変わりつつある、あるいはすでに変わってしまったとしている

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隣り合う強さと弱さ

隣り合う強さと弱さ

① 米経済、生産性が支えまさにアメリカの強さの源泉と言えるのがこの新陳代謝の良さですにゃ。痛みを伴にゃうものではあるけれど、それがあるからこそ世界中からアメリカを目指して人がやってくる磁力ににゃって全体としてプラスに持ってけてる感じかにゃ? これこそ長引く高金利下でも景気が腰折れしにゃいパワーでもあるんだろうけど、確実に何かが蝕まれつつある弱さもあるんだなと気付かされるのが次の記事⏬

② 長引く

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温度差が生む歪み

温度差が生む歪み

① 【FINANCIAL TIMES】金高騰、世界の転換点映す今の金価格の上昇はブレトンウッズ体制の崩壊した1960年代から70年代の状況に似ていると興奮気味に話してるにゃ🤩 当時も今も🇺🇸が10%の関税をかけようとしている類似点などを挙げ、世界のレジームチェンジが金価格高騰の根本的な背景だと指摘し、今の倍近くまで上昇していくとも⤴️ なかなか野心的で大胆な見方で面白いけど、実際に現場で取引

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地方銘柄の持続可能性

地方銘柄の持続可能性

① 小さくても勝てる(4)国内生産へ回帰地方銘柄の魅力としてはまず、ニッチトップ企業が多いことが挙げられるにゃ。大都市と比べれば何かと不利になることが多いんだろうけど、その逆境を跳ね返そうという力が特定の分野で突出する源泉ににゃってるのかにゃ? 始めから東京の会社とかを外して地方限定でスクリーニングすれば、意外とサクサクとこういったお宝銘柄的な企業に出会えるので、おすすめしたいやり方ですにゃ☝️

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ブームが去った後こそチャンスは増える?

ブームが去った後こそチャンスは増える?

① EV世界販売「35年5割超」 IEA予測すっかりブームが過ぎ去ったEV🚗 けど国際エネルギー機関(IEA)の見通しは「新たな成長段階に向かっている」「トレンドは変わらない」と強気にゃ💪 EV比率が中国や欧州では80%以上、米国でも70%以上に達するとか。そんな中、日本だけ30%と、かにゃり見捨てられてる感が半端にゃいにゃ😹 その要因を探ってみると…⏬

② 小さくても勝てる(3) 脱ケイ

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変化は一歩一歩進む

変化は一歩一歩進む

① エクセディ、前期最終赤字 EV化でAT低迷最近はEVが失速してハイブリッドが強みのトヨタとその周辺の銘柄も絶好調だっただけに、ちょっとこのニュースはびっくりしたにゃ😾 EV幻滅期とか言われようとも、着実に世界は変わっていくものにゃんだと改めて実感しましたにゃ。今回の赤字もEVが普及していくという前提に基づいて、今あるオートマ関連の資産価値を評価してみたらめちゃくちゃ目減りすることがわかって、

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手のひら返し

手のひら返し

① TSMC最高益、AI活況 1~3月最終日経平均が1000円以上下げた19日の朝刊。見出しからしてもこの頃はまだ良いムードが漂ってたにゃ😸 🇳🇱ASLMの決算がイマイチで凹んだ直後のTSMC好決算で初動は素直に好感されてたんですにゃ。記事の中身を見ても過去最高とか何倍とか景気のいい数字が踊ってるにゃ。それが一転、ある一文字が消えていたことに注目が集まって手のひら返しの状況ににゃっちゃったに

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中身が大事

中身が大事

① 【スクランブル】資本コスト経営、質伴うかにゃんとにゃく開示すればとりあえず上がってるイメージがあったけど逆でしたにゃ😹 むしろ「検討中」ににゃった方がわずかにゃがら上がってるにゃ⤴️ 最初の頃はいち早く動くことに価値があったかもしれにゃいけど、これからはますます中身に対するハードルが上がってきそうですにゃ。5月の本決算シーズンに合わせて出してくるところもありそうだから、きちんと中身をチェック

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見極める目

見極める目

① 【Foresight】「米株は割高」指数買い警鐘 超大型株集中がリスクに🇺🇸米国株が割高だという指摘は珍しくはにゃいけど、勘違いしてはいけにゃいのは、おしなべて割高ではにゃいということ。ここからひとつ学べるとしたら、全否定、全肯定はやっぱり失うもののほうが大きいということですにゃ☝️ 周りの雑音に惑わされにゃいことが、物事を見極める上で大切な「目」と言えますにゃ👀

② 中国、官製投資で

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当てが外れる

当てが外れる

① 【Deep Insight】テスラの踊り場とアップルAppleがEVから撤退した理由として一番納得できる考え方にゃ☝️ 車もEV時代ににゃれば走行性能よりソフトウェアが重要なアイテムににゃると言われてるけど、にゃかにゃか消費者側でそういったシフトが起きずに当てが外れた、というところかにゃ? 電池性能も20年で数パーセントしか成長してにゃかったんですにゃ🙀 中身と入れ物の進化のスピードが合い始

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揺り戻しのタイミングに備える

揺り戻しのタイミングに備える

① 温暖化ガス排出、22年度2.5%減 車・鉄道輸送は増加見事に今はEVイヤイヤ期にあってハイブリッドが再ブレイクしてるけど、たぶんまたEVへの揺り戻しがくるタイミングもあるのかにゃ? 世界全体でみると車とかが足を引っ張ってる中で、EVが普及してる中国🇨🇳では減ってるっていうデータも。こういう状況が続くと、またガソリン車=悪という風潮が復活する可能性もあるから、そういう潮目の変化には目配りして

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