ひしだゆうや

チッツというバンドで歌を担当しています。働いていません。妻と娘、飼い猫と力を合わせて生…

ひしだゆうや

チッツというバンドで歌を担当しています。働いていません。妻と娘、飼い猫と力を合わせて生活中です。

記事一覧

生きよう

11月に書いた日記をやっぱりまた公開する。理由は何となくだ。深いことを言いたいし書きたいが、そもそも人間も人生も浅くてペラペラだと思う。誰もが主人公じゃないし、壮…

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ズタボロな旅人

お久しぶりのひしだです。このnoteもあまりオープンにしたくないので、こっそりと書いていきます。ツイッターでも読めるようにするのもやめました。 そういえば、最近の大…

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お葬式

自分自身のお葬式はいつになるのだろう。どこで行われて何人くらいの人が来てくれるのだろう。50年以上先のことなのか、はたまたすぐ先の未来のことなのかは分からないけれ…

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桜が咲いた。他の花もピンク、赤、黄色などと咲き狂っている。もう春になった。今日もいい天気だ。最近は早寝早起きをしていて(夜は8時台には寝ている)、朝は家族で散歩し…

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ラブレター

妻と初めてコンタクトを取ったのはミクシィだ。今では廃れてしまったが、当時は若者たちのコミュニケーションツールとして盛り上がっていた。招待制だったのもすごく良かっ…

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コスパわるしくん

唐突に言うがアルバイトが決まった。週3でスーパーで品出しの仕事だ。社会復帰の足がかりである。期待しすぎても、ダメなときはダメなんで期待せずに、「無」で行こうと思…

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我が子

[遊び] もうご存知かと思うが、僕には娘がいる。ほぼ生活の中心には娘がいて、毎日バタバタ生活している。僕も一応というか、がっつりパパをしているのだ。いくつか娘と僕…

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散歩

僕はそういえば、やたら散歩(自転車での徘徊も含め)をしていたなと思った。学生時代のほとんどを散歩に費やしている気がする。なぜしていたのか?簡単な理由だ。暇だったか…

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愛猫

僕の家にはかわいいメス猫がいる。白が多めの三毛だ。名前は「眠眠(ミンミン)」だ。ずっと寝ているからだ。僕たちは彼女をミンちゃんと呼んでいる。何歳かは不明だ。江戸川…

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金髪

憑き物「ぐへへ。暗い気持ちになって、気分転換できずに線路に飛び込んで死ねい。そういう気持ちで四六時中いやがれ。俺はずっとお前のすぐ側にいるからな。げへへへへ。」…

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人生

[仕事] 僕のアルバイトのデビューは遅い。正社員にはまだなったことがない。生きるスピードが他の同年代の人とは10年くらい遅れている気がする。 生まれて初めて働いたの…

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引越し

引っ越しを考えている。明らかに部屋が狭い。あと、物件の立地が駅前で飲屋街なので、深夜も明るくて酔っ払いのケンカもありうるさい。 そんな中、くたびれた顔した30代半…

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娘が生まれた

2017年7月15日9時22分、東京、四谷三丁目の病院で、2220グラムの小さい身体で娘は産まれた。澄んだ青空が広がっていて、気持ちいい日だった。 産まれる前日の夜は金曜…

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梅雨

梅雨の時期が最近終わった。今の逃げ場のない暑さもたいがいだが、嫌な時期だった。しんどいし、頭も痛いし、体もだるくなりやる気がなくなる。ボーっとしていたいが、毎日…

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生きよう

生きよう

11月に書いた日記をやっぱりまた公開する。理由は何となくだ。深いことを言いたいし書きたいが、そもそも人間も人生も浅くてペラペラだと思う。誰もが主人公じゃないし、壮大じゃないことをまず自覚することで、楽になることもあるのではないだろうか。

生きることはドラマじゃない。ぬるくないし、理不尽だし、救いはない。真面目さは自分の首を締めるだけだ。突き詰めたら自殺しかなくなると思う。ぼくは40才間近になり、

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ズタボロな旅人

ズタボロな旅人

お久しぶりのひしだです。このnoteもあまりオープンにしたくないので、こっそりと書いていきます。ツイッターでも読めるようにするのもやめました。

そういえば、最近の大きな出来事はというと、9月に都内から引っ越しをしました。都心から少し離れていますが、神奈川県の西部のあたりにです。海も山も近くにあり、食べ物も美味しいしすごく良い場所です。

なぜ、そんな田舎に?なぜその場所に?などと聞かれるのですが

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お葬式

お葬式

自分自身のお葬式はいつになるのだろう。どこで行われて何人くらいの人が来てくれるのだろう。50年以上先のことなのか、はたまたすぐ先の未来のことなのかは分からないけれど、とにかくイメージができない。

もしかしたらこれから天変地異でもあり、日本に住めなくなってしまい、海外に移住してそこでお葬式を挙げるかもしれないし、コロナや他の伝染病で亡くなったとして、誰も立ち会わず完全なリモートかもしれないし、未来

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春

桜が咲いた。他の花もピンク、赤、黄色などと咲き狂っている。もう春になった。今日もいい天気だ。最近は早寝早起きをしていて(夜は8時台には寝ている)、朝は家族で散歩している。やはり陽の光を浴びると元気になる気がする。自律神経が整ってくるのかよく眠れるし、日中は身体も怠くない。気持ちいい日々だ。

そういえば、おとといは近所の中学校で卒業式のようだった。式を終え花を手にして帰宅している学生を目撃した。な

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ラブレター

ラブレター

妻と初めてコンタクトを取ったのはミクシィだ。今では廃れてしまったが、当時は若者たちのコミュニケーションツールとして盛り上がっていた。招待制だったのもすごく良かったし、コミュニティというのもあって、同じ趣味の人同士が出会いやすかったのも良かったと思う。全盛期は2007から10年くらいなのかな?懐かしい日々である。

2006年に大学を卒業し、夜勤のコンビニのバイトをしていた07年の夏頃のことだ。マイ

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コスパわるしくん

コスパわるしくん

唐突に言うがアルバイトが決まった。週3でスーパーで品出しの仕事だ。社会復帰の足がかりである。期待しすぎても、ダメなときはダメなんで期待せずに、「無」で行こうと思う。

派手めに染めた髪の毛は、アルバイト先に面接の段階でNGと言われた。そのため金髪も黒染めしたが、時間が経ったら中途半端な茶髪になってしまった。対応策で12ミリの坊主にして、脱色した部分は全て剃った。今はただの坊主である。髪の毛はストレ

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我が子

我が子

[遊び]

もうご存知かと思うが、僕には娘がいる。ほぼ生活の中心には娘がいて、毎日バタバタ生活している。僕も一応というか、がっつりパパをしているのだ。いくつか娘と僕との遊びもあったりする。

僕が娘を肩車して「ラッセラーラッセラッ」と言いながら、僕がおみこしみたいに動く、娘曰く「ラッセラ」と呼ばれるもの。

僕がドラえもんの歌を歌いながら、途中でいないいないばあを入れる、娘曰く「こんなこといいなの

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散歩

散歩

僕はそういえば、やたら散歩(自転車での徘徊も含め)をしていたなと思った。学生時代のほとんどを散歩に費やしている気がする。なぜしていたのか?簡単な理由だ。暇だったからだ。

恋人などいない。将来も不安。金もない。心の中では狂気くんが笑っていた。必要な自己との対話であった。地元の田園風景はゆっくりと、特段変化もなく、そのままいてくれたのが救いでもあった。

恋人ができその後結婚し、子育てや老後を過ごす

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愛猫

愛猫

僕の家にはかわいいメス猫がいる。白が多めの三毛だ。名前は「眠眠(ミンミン)」だ。ずっと寝ているからだ。僕たちは彼女をミンちゃんと呼んでいる。何歳かは不明だ。江戸川区で保護されたらしい。シティガールだ。

5年前、動物の保護団体から譲渡してもらった。僕は彼女を写真を見た段階で「この娘だ!!」となった。子猫でもないし、ずっと風邪(猫は風邪が治らないらしい)で目やにもひどいし、一般的な基準でいうとあまり

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金髪

金髪

憑き物「ぐへへ。暗い気持ちになって、気分転換できずに線路に飛び込んで死ねい。そういう気持ちで四六時中いやがれ。俺はずっとお前のすぐ側にいるからな。げへへへへ。」

なんだか嫌な感じがずっと続いていた。こういう憑き物がいた感じだった。気分転換しようと思った。今年入ってすぐのことだ。人生で初めて金髪にしたのだ。こんなことで何か変わるのかとも思うけれど、気持ちは明るくなった。

1月の7か8日くらいだと

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人生

人生

[仕事]

僕のアルバイトのデビューは遅い。正社員にはまだなったことがない。生きるスピードが他の同年代の人とは10年くらい遅れている気がする。

生まれて初めて働いたのは、大学一年の頃のはずだ。日雇いの派遣のアルバイトだったと思う。軽作業で京都市内ということだけははじめに知らされていた。阪急桂駅の駅前に集合し、何も説明されずそのまま車に乗れと指示された。(電波少年みたいだった)

そして山の上にあ

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引越し

引越し

引っ越しを考えている。明らかに部屋が狭い。あと、物件の立地が駅前で飲屋街なので、深夜も明るくて酔っ払いのケンカもありうるさい。

そんな中、くたびれた顔した30代半ばの夫婦2人と、ドタバタして、恐竜みたいな声を出す2歳の娘1人、年齢不詳でいつもゴロゴロしてているメス猫1匹で構成される僕たち一家は、1DKの部屋で生活を続けている。

子育てには部屋が狭いこと自体は別に悪くないのかもしれない。触れ合う

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娘が生まれた

娘が生まれた

2017年7月15日9時22分、東京、四谷三丁目の病院で、2220グラムの小さい身体で娘は産まれた。澄んだ青空が広がっていて、気持ちいい日だった。

産まれる前日の夜は金曜日で、土日休みのサラリーマンの僕は、翌日が休みだということもあり、遅くまで飲みに行っていた。そのため帰ってきたのが夜の12時過ぎだった。部屋は暗くて妻はベッドの中。僕は気楽に風呂に入るか、もう寝るのか考えていた。その時妻が「お腹

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梅雨

梅雨

梅雨の時期が最近終わった。今の逃げ場のない暑さもたいがいだが、嫌な時期だった。しんどいし、頭も痛いし、体もだるくなりやる気がなくなる。ボーっとしていたいが、毎日慌ただしいので、全然余裕はない。

大阪市の住吉区(住吉大社や長居競技場などがある)というところで、大学卒業後は8年間くらいフリーターをしていた。バンドをガッツリするためだったが、マイペースなので時間は沢山あった。家で映画を見たり、CDを聴

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