CHIHARU|ヨーガと共に生きる

日々の行いをヨーガに|ヨーガで自身のよき観察者となる

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日々の行いをヨーガに|ヨーガで自身のよき観察者となる

記事一覧

「人生はゲーム」をいま体感している。

「人生はゲーム」 初めて聞いたとき、その言葉の意味するところが正直よく分からなかった。 でも、最近は「やっぱりそうなのかも」と思い始めている。 与えられたプレイ時…

愛おしいものに触れたとき、そこには神様がいる。

犬をなでること。 誤解を恐れずに言うなら、 それは神とつながること。 神という言葉に抵抗があるなら、 大いなるもの、宇宙、愛、全体世界、なんだっていい。 とにかく目…

ついに社長に慈しみを感じるようになってしまった。

土曜日の出勤、のんびりした午後。 社長が私のデスク横を通った。 一瞬のことだけど、今までに感じたことのない、慈しむような気持ちが生まれていた。 なんだこれ。どうし…

「全てはブラフマンである」を実践してみた。

インド哲学を学ぶグループに参加している。 と言っても、リアルタイムでのミーティング参加はいまだハードルが高く、アーカイブ受講とコメントでのやり取りが中心だ。 今…

理想の未来を具体的に描けるようになったら、たぶんそれは叶うと思う。

「今、1億円と1年間の自由時間を手に入れたら、あなたは何をして過ごしますか。」 そんな問いを自分自身に向けてみた。 まずは旅に出たい。国内外問わず、気の向くままに…

「好き」は執着を生む。取り扱い注意案件だ。

突然の告白、失礼します。 わたし、「くらこん塩こんぶ」が好きだ。 (塩こん部長さんのやつ) 台所にもストックがあるし、 実はストックのストックとして 自室にも隠し持…

心のザワツキが教えてくれたこと。

ずっと心が揺れていた。 そして、疲れていた。 詳細は避けるけれど、 毎日の勤務時間が30分延びた。 勝手な変更を許せない と思う気持ちがずっとあって、 愚痴が止まらな…

罪悪感(未遂)との闘い

インド哲学を学ぶグループでの瞑想会で「罪悪感を手放すこと」についてのシェアがありました。 今回の地震による被災者の方々が苦しい思いをしているのに、自分は温かい場…

「決断」に必要なのは手放すこと、委ねること

昨年末12月30日、2匹目の保護犬を迎え、 先住犬との相性を見るためのトライアルが始まりました。 慣れない環境で2匹が体調を崩したりしないかな、と心配していましたが…

ブランコから見えた景色

夫とブランコに乗った。 ハイジのブランコみたいな名前の、高台にあって、ちょっとしたスリルを楽しむというやつ。ブランコが特別好きなわけでもないけれど、その日は素直…

肩書きへの執着を捨てる

肩書きに縛られた人生だったように思う。 「学生」を卒業し、 「会社員」となり、 「専業主婦」「母」を経て、 「パート勤務」から「正社員」へ戻る。 特に「専業主婦」の…

人生のお知らせが届く

11月は 「普段しない活動をあえてする」をテーマに インド哲学の勉強会に顔出し参加したり、 クラシックギターの演奏会に出かけたり、 東京でヨガのレッスンを受けたり、 …

ヨガを体験しに東京へ~オンラインからリアルへ そしてまたオンラインへ

2023年11月24日、念願だったヨーガ教室を訪れるため東京へと向かいました。 ヨガと自分自身に向き合うだけの旅。 今の自分の立ち位置とこれから進むべき道を確認す…

人生は「イス取りゲーム」ではない。みんなの椅子、ちゃんとあるからね。

眼科の駐車場にて 私と同じタイミングで3台の車。 我先にと急ぐ自分の姿が自動ドアに映り、滑稽に思えた。 受付時間中なのだから必ず診てもらえるのに。 「誰に勝とうとし…

「人生はゲーム」をいま体感している。

「人生はゲーム」をいま体感している。

「人生はゲーム」
初めて聞いたとき、その言葉の意味するところが正直よく分からなかった。
でも、最近は「やっぱりそうなのかも」と思い始めている。

与えられたプレイ時間はおよそ80年。
小さな肉体をまとい、それぞれにルール(制限)が課せられており、持っている武器もお金も能力も様々。周囲に家族や仲間がいる人。いない人。
子供時代は割と同じようなところにとどまっていた集団も、10代後半あたりから道は分か

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愛おしいものに触れたとき、そこには神様がいる。

愛おしいものに触れたとき、そこには神様がいる。

犬をなでること。
誤解を恐れずに言うなら、
それは神とつながること。

神という言葉に抵抗があるなら、
大いなるもの、宇宙、愛、全体世界、なんだっていい。
とにかく目には見えない、聖なるものに私は犬を通して触れているのだ。

よその犬のことは分からないけれど、我が家の犬たちは先代のらんを含め、なでられるのが大好きだ。

一度始めたら、エンドレス。
休むと犬たちはすぐに催促を始める。
「そこ、手、休

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ついに社長に慈しみを感じるようになってしまった。

ついに社長に慈しみを感じるようになってしまった。

土曜日の出勤、のんびりした午後。
社長が私のデスク横を通った。
一瞬のことだけど、今までに感じたことのない、慈しむような気持ちが生まれていた。
なんだこれ。どうした私。

社長はおそらく80歳前後。
(詳しくは知らない)
先日まで入院していて、退院後さらに元気になったと聞いてはいたが、姿をみたのは久しぶりだった。

正直、面接で少し話したくらいで、社長のことはよく知らないけれど、細かなルールで縛る

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「全てはブラフマンである」を実践してみた。

「全てはブラフマンである」を実践してみた。

インド哲学を学ぶグループに参加している。
と言っても、リアルタイムでのミーティング参加はいまだハードルが高く、アーカイブ受講とコメントでのやり取りが中心だ。

今回はバカヴァッド・ギータ第10章
「バガヴァーン(全知全能者)の輝きについて」というテーマだった。

内容は私ではうまく伝えられないので省くけれど、とにかく「全てはブラフマンである」この一言に集約された世界観を存分に楽しむことができた。

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理想の未来を具体的に描けるようになったら、たぶんそれは叶うと思う。

理想の未来を具体的に描けるようになったら、たぶんそれは叶うと思う。

「今、1億円と1年間の自由時間を手に入れたら、あなたは何をして過ごしますか。」
そんな問いを自分自身に向けてみた。

まずは旅に出たい。国内外問わず、気の向くままに。

海外でアーユルヴェーダの施術を受けたり、アシュラムでのヨガ修行にも参加したい。

自然あふれる場所に古民家を借りて犬たちとのんびり過ごす。ヨガと犬が好きな人たちと交流する。

毎日ヨガと瞑想をする。

本と映画漬けの日々を送り、文

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「好き」は執着を生む。取り扱い注意案件だ。

「好き」は執着を生む。取り扱い注意案件だ。

突然の告白、失礼します。
わたし、「くらこん塩こんぶ」が好きだ。
(塩こん部長さんのやつ)

台所にもストックがあるし、
実はストックのストックとして
自室にも隠し持っている。
出来れば私が死んだとき
棺桶を塩昆布の袋で埋めてほしいと
密かに願ってもいる。

無くなったらどうしようという不安と常に闘っているから、夫に不用意に食べられると、猛烈に腹が立つ。
「私の大切な塩昆布を軽い気持ちで食べないで

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心のザワツキが教えてくれたこと。

心のザワツキが教えてくれたこと。

ずっと心が揺れていた。
そして、疲れていた。
詳細は避けるけれど、
毎日の勤務時間が30分延びた。

勝手な変更を許せない
と思う気持ちがずっとあって、
愚痴が止まらない。
仕事にも集中できず、
いよいよ転職かな、
と考えてみたり。

何がそんなに嫌なのか、
私の中の何が反発しているのか、
この出来事は私に
何を教えてくれているのだろう。
やっとそんな風に考える余白ができた。

そして、私は思い出

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罪悪感(未遂)との闘い

罪悪感(未遂)との闘い

インド哲学を学ぶグループでの瞑想会で「罪悪感を手放すこと」についてのシェアがありました。

今回の地震による被災者の方々が苦しい思いをしているのに、自分は温かい場所でゆっくり眠ることが出来ている。そこへの罪悪感。

そういうお話だったのですが、どんな罪悪感ももしかしたら元々は同じ思いから来ているのかなと、個人的に感じたことを書いてみたくなりました。

ちなみに、いまの私の罪悪感(未遂)は会社を辞め

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「決断」に必要なのは手放すこと、委ねること

「決断」に必要なのは手放すこと、委ねること

昨年末12月30日、2匹目の保護犬を迎え、
先住犬との相性を見るためのトライアルが始まりました。

慣れない環境で2匹が体調を崩したりしないかな、と心配していましたが、特に大きな問題もなく、無事、正式譲渡となりました。

2匹目を飼うにあたって
先住犬との相性、時間のやりくり、
世話の分担、かかる費用など
ある程度のハードルはクリアできていましたが、なんとなく最後の決断ができないままでした。時間だ

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ブランコから見えた景色

ブランコから見えた景色

夫とブランコに乗った。

ハイジのブランコみたいな名前の、高台にあって、ちょっとしたスリルを楽しむというやつ。ブランコが特別好きなわけでもないけれど、その日は素直に乗ってみようと思った。

係のおじちゃんが手で押してくれて、もうひとりのお兄さんは預けたスマホで写真まで撮影してくれる。

子どもたちはもう家を出ているし、最近は夫と犬さんの3人で出かけることが多い。昔、子供たちを連れて出かけた場所を、

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肩書きへの執着を捨てる

肩書きへの執着を捨てる

肩書きに縛られた人生だったように思う。
「学生」を卒業し、
「会社員」となり、
「専業主婦」「母」を経て、
「パート勤務」から「正社員」へ戻る。

特に「専業主婦」の時代は苦しかった。
身動きの取れない環境を言い訳にして
必死に自分を取り繕おうとしていたから。

何としても「正社員」の座に戻りたかった。
勢いでつかみ取り、今も続けてはいるけれど
本当にこんな生活を望んでいたのか、
意地になっていな

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人生のお知らせが届く

人生のお知らせが届く

11月は
「普段しない活動をあえてする」をテーマに
インド哲学の勉強会に顔出し参加したり、
クラシックギターの演奏会に出かけたり、
東京でヨガのレッスンを受けたり、
アーユルヴェーダの施術を受けたり、
と仕事の合間を縫って
忙しい毎日を過ごしていました。

タマスに傾く心を、ラジャスに向かわせる
自分なりのバランス調整です。

中でも一番大きな影響を受けたのは、
東京のヨーガ学院で先生たちに
お会

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ヨガを体験しに東京へ~オンラインからリアルへ そしてまたオンラインへ

ヨガを体験しに東京へ~オンラインからリアルへ そしてまたオンラインへ

2023年11月24日、念願だったヨーガ教室を訪れるため東京へと向かいました。
ヨガと自分自身に向き合うだけの旅。
今の自分の立ち位置とこれから進むべき道を確認する旅。

自分の制限を取り払う今回の旅は今まで自分に課していた制限を取り払うためにあえて計画したものでした。
「ヨガの為だけに新幹線で4時間かけてレッスンに行く」
私にとってこの壁はとても高かった。
お金、時間、家族、自分の能力
すべて自

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人生は「イス取りゲーム」ではない。みんなの椅子、ちゃんとあるからね。

人生は「イス取りゲーム」ではない。みんなの椅子、ちゃんとあるからね。

眼科の駐車場にて
私と同じタイミングで3台の車。
我先にと急ぐ自分の姿が自動ドアに映り、滑稽に思えた。
受付時間中なのだから必ず診てもらえるのに。
「誰に勝とうとしているのかな、私」
椅子取りゲームする気満々だな。

大学生のときの就活を思い出した。
今思えば超氷河期で、内定なんてどうやってもらえるのか全く見当もつかなかった。焦っていた。誰に相談していいのかさえ分からなかった。
当時は大学入って、

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